アクティブアンドカンパニーとは特徴や社風、年収を徹底解説
2026年02月24日更新
アクティブアンドカンパニーグループは、組織・人事のプロフェッショナルとして、戦略立案から業務効率化までを一気通貫で提供し、クライアント企業の経営を幅広くサポートするコンサルティングファームです。
同社は、「第二人事部」として機能し、企業の人事戦略や組織運営に関する深い知見を活かして、具体的で実行可能な施策を検討・提供しています。
著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
プロフィール詳細を見る
監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
プロフィール詳細を見る
目次
全部見る
企業紹介
企業の特徴
同社のサービスの中で特徴的なものは、開発・提供しているクラウド型人事管理システム「HRオートメーションシステム・サイレコ」です。このシステムを通じて、企業は人事関連業務の自動化および効率化を実現し、戦略的人事管理を強化できます。
このような先進的なテクノロジーの導入によって、同社はクライアント企業の人材マネジメントの質の向上だけでなく、経営全般にわたる競争力の強化が可能です。
また、同社は組織・人事コンサルティング領域において業界初となる品質認証ISO 9001:2008を取得しています。この認証は、提供するサービスと製品が国際的な品質管理基準に準拠していることを証明する資格です。
さらに、「タレントマネジメント概論」「HR Standard 2020」など、人事領域に関する多数の専門書籍も出版しており、人事管理の最新トレンドや理論を業界に提供することで立場を示しています。
加えて、グループ会社を通じて人事業務や給与計算のアウトソーシングサービスも提供しており、組織・人事領域における総合的なワンストップソリューションを実現しています。
企業の詳細
| 正式名称 | 株式会社アクティブ アンド カンパニー |
| 代表者名 | ⼤野順也 |
| 設立年 | 2006年1⽉5⽇ |
| 所在地 | 東京都千代⽥区九段南3-8-11 飛栄九段ビル5階(受付4階) |
| 資本金 | 5000万円 |
| 会社URL | https://www.aand.co.jp/ |
案件の特徴
アクティブアンドカンパニーは、人材のことを単なる労働力ではなく経営資源のひとつと捉えており、その効果的かつ効率的な活用をが目標です。その観点から、人事制度の確立、人材育成、組織診断、戦略策定などのサービスを展開し、企業の組織活性化を実現しています。
同社が提供する人事制度構築コンサルティングでは、「管理統制」「意思疎通」「自発誘因」の三つの機能を持つ人事制度を構築し、経営合理性・伝達合理性・貢献合理性を確立することを目指す内容です。
人材育成領域では、同社が定義する「機会創出」「経験」「気づき」「成長」の育成サイクルに基づき、運用から定着まで一貫した施策を提供し、行動変容を実現しています。
組織診断では、個人・組織を対象として調査し、内在する問題や課題を明確化し、組織活性化に向けた解決の方向性を明を明らかにすることが特徴です。
また、HRオートメーションシステム「サイレコ」を提供し、組織人事の情報を蓄積し、有効な経営情報として活用を支援するクラウド型人事管理システムも提供しています。
社内向けには、給与計算代行サービスを通じて事務作業を軽減し、コア業務へのシフトを支援しています。さらに、奨学金代理返済サービス「奨学金バンク」を通じて、奨学金返済者を支えることで、積極的なキャリアチェンジやライフステージの変化に対応する前向きな環境を提供する取り組みも見逃せません。
カルチャー
アクティブアンドカンパニーのカルチャーは、裁量権の多さ、オープンなコミュニケーション、積極的なナレッジ共有、そして称賛し合う風土が特徴です。
「経験してこそ成長できる」という信念のもと、若手社員にも積極的にチャンスを与え、仕事を任せることで、自ら考え形にする力を育成します。このように若手から裁量権を持って働ける環境は、社員の成長を促進します。
コミュニケーションにおいては、ベテラン社員も若手社員も関係なく、自分の意見を持ち、発言できる雰囲気が醸成されています。
ナレッジ共有に関しても、創立から蓄積された豊富な案件事例をもとに、社内外の勉強会を通じて知見を共有。このナレッジ共有は、社員一人ひとりのスキルアップと同社の知的資産の充実させることが可能です。
また、称賛し合う風土は、Behavior制度、ありがとうポイント、目標達成者の発表など、日ごろから表彰し合う仕組みによって構築されています。社内には思いやりを持った人が多く、些細なことでも感謝し合う雰囲気があり、強いチームワークを醸成しています。
企業理念
躍動感あふれる未来を創造する
- 可能性を開拓する
我々は、⼈・組織・社会に秘められた可能性を発⾒し、 最⼤限に引き出すパイオニアとして⾏動します。
- 共存‧共栄を⽀援する
我々は、⼈・組織・社会の共存共栄を⽀援し、互いの価値を尊重する懸け橋として⾏動します。
- 成⻑機会を創出する
我々は、⼈‧組織‧社会に成⻑できる機会を提供し、 さらなる⾶躍に貢献するパートナーとして⾏動します。
【MyVision編集部の見解】 一般公開されている情報だけを見ると、アクティブアンドカンパニーは「人事領域に強いコンサル」という印象が先行しがちです。しかし、MyVision編集部が重視する本当に見るべきポイントは、①コンサルティングとプロダクト(サイレコ)の両軸でキャリアを描けるか、②人事領域の専門性をどこまで深めたいのか、③将来的にマネジメント志向か専門特化志向か、という3点です。
ここを曖昧にしたまま転職すると、「思っていた役割と違う」と感じる可能性があります。自分が「人事のプロフェッショナルとして何を極めたいのか」を言語化できるかが、納得感のある転職のわかれ目になるでしょう。
制度面
基本的な考え方
アクティブアンドカンパニーは、組織と人事領域のコンサルティング特化のコンサルティング企業として、クライアントの課題解決を通じて「組織」の質を向上させることを目指しています。
コンサルティング業務は、非常に複雑で困難な仕事であるため、成功のためには「誰かのために自分が成長する気持ち」が不可欠です。
同社では、顧客の課題解決を自身の成長の機会と捉えています。さまざまな知識を身につけ、自己を成長させることで、顧客の未来をつくり出せると信じています。相手のために本気で尽くし、その過程で自分自身も成長していく。このプロセスが、アクティブアンドカンパニーの根底にある考えです。
昇格制度
アクティブアンドカンパニーの昇進制度は、アソシエイトからディレクターまでの6つのステップに分かれており、各ステップでは責任と役割が明確に定義されています。
ステップ1:アソシエイト
アソシエイトは、営業活動で経験やスキルを活用し、権限の範囲内で判断をおこなうポジションです。新入社員はアソシエイトからキャリアをスタートし、自らの能力を証明することが求められます。
ステップ2:コンサルタント
コンサルタントは、提案作成やプレゼンテーションに積極的に関与し、案件を獲得する能力が重視されます。コンサルタントは、顧客との関係構築および案件遂行における核となる役割を担います。
ステップ3:シニアコンサルタント
シニアコンサルタントは、営業スキルやノウハウを後輩に伝え、人材を育成することが求められます。
ステップ4:マネージャー
マネージャーは、管轄するプロジェクトの収支責任を担い、新規ビジネススキームの構築による顧客獲得と自社事業の成長を実現することが期待されます。
ステップ5:シニアマネージャー
シニアマネージャーは、業界に専門性を持ち、マネジャー以上の高いレベルで同社の経営戦略の実現に向けた取り組みをおこないます。このポジションは、戦略的思考能力とリーダーシップが強く求められる職務ポジションです。
ステップ6:ディレクター
ディレクターは、すべての面において、シニアマネージャー以上のレベルで同社の経営戦略の実現に向けた取り組みをおこなうポジションです。ディレクターは経営に直接かかわる重要な意思決定をおこない、会社の未来を形作っていきます。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、「役職ステップが明確=自分に合う」とは限らないと考えています。なぜなら、実際に昇格基準や評価の運用は企業ごとに文化差があり、表面上の等級制度だけでは判断できないからです。
とくに人事・組織系コンサルの場合、売上貢献だけでなく、案件創出力や社内外での専門性発信など複合的な評価軸が影響します。そのため、 「どのポジションで入社するか」だけでなく、「どの評価軸で強みを発揮できるか」まで整理しておくほうが、年収・役職の伸びを現実的に描きやすくなるといえます。
▼コンサルタントの役職について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
育成制度
アクティブアンドカンパニーの教育制度は、新入社員が迅速に事業やサービスを理解し、業務に取り組めるよう設計されています。この制度の基盤となるのが、入社時ガイダンスと外部研修への参加のふたつです。
入社時ガイダンスは、新入社員が同社における仕事の流れ、企業文化、および期待される働き方を総合的に理解するを目指しています。入社後1週間実施されるこのガイダンスは、新入社員が1日でも早く業務に適応し、自身の役割を果たせるようになるための重要なステップです。これにより、社員は自信を持って新しい職場環境に飛び込めます。
また、同社では社員のスキル向上と専門知識の拡充を促進するために、外部研修への参加を奨励しています。この制度は、社員が業界最先端の知識を習得し、専門性を深めることが可能です。
MyVisionでは、人事・組織系コンサルへの転職支援において、業界特性を踏まえたポジション選びから選考対策までを一貫してサポートしています。支援内容や進め方が気になる人は、まずはご利用の流れを確認しておくとよいでしょう。
納得感のあるキャリア選択を実現するためにも、ぜひご相談ください。
アクティブアンドカンパニーに関するFAQ
アクティブアンドカンパニーに関して、よく寄せられる質問をまとめました。記事内容の補足としてご活用ください。
Q1.アクティブアンドカンパニーはどのような人に向いていますか?
組織・人事領域に強い関心があり、企業の経営基盤づくりに長期的にかかわりたい人に向いているといえます。とくに、人事制度設計や組織活性化など、目に見えにくいテーマに粘り強く取り組める人は適性が高いでしょう。
若手のうちから裁量を持って成長したい人にも合いやすい環境と考えられます。
Q2.アクティブアンドカンパニーはITスキルがなくても活躍できますか?
同社は人事コンサルティングを主軸としていますが、クラウド型人事管理システム「サイレコ」などのプロダクトも展開しています。そのため、ITに関する基礎的な理解があると業務の幅は広がりますが、必ずしも高度なエンジニアスキルが必須というわけではありません。
入社後に知識をキャッチアップしていく姿勢が重要です。

