MyVision

コンサル転職No.1エージェント

スカウトアプリの
登録・ログイン

無料

転職相談をする

コンサル転職TOP>
電通総研とは>

電通総研とは?旧ISIDとの関係や年収・転職難易度を徹底解説

1Day選考会訴求 spサイズ

2026年07月24日更新

電通総研は、旧ISIDから社名変更した電通グループのIT・コンサルティング企業です。システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクの機能を軸に、企業のDXや業務改革を支援しています。

一方で、電通総研について調べるなかで「電通とは何が違うのか」「年収は高いのか」「やばいといわれる背景は何か」と気になる人もいるでしょう。転職を検討している場合は、事業内容や働き方だけでなく、自分の経験がどの領域で評価されるかを把握することが重要です。

本記事では、電通総研の会社概要や特徴、年収、転職難易度、選考対策まで解説します。電通総研への転職を検討している人や、IT・DX領域でキャリアアップを目指したい人はぜひ参考にしてください。

目次

電通総研とは電通グループのIT・コンサルティング企業 電通総研の特徴 電通総研の年収 電通総研がやばいといわれる背景 電通総研の社風・働き方・福利厚生 電通総研への転職難易度 電通総研の選考対策 電通総研に関するFAQ まとめ

電通総研とは電通グループのIT・コンサルティング企業

電通総研は、電通グループに属するIT・コンサルティング企業です。システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクの機能を組み合わせて、企業や社会の課題解決を支援しています。

まずは、電通総研の会社概要、企業としての特徴、主な事業内容を紹介します。

会社概要

項目内容
正式名称株式会社電通総研
本社所在地東京都港区港南2-17-1
代表者代表取締役社長 岩本 浩久
設立1975年12月11日
資本金81億8,050万円
連結従業員数4,618名(2025年12月末現在)
事業概要システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクの機能連携による、社会や企業の変革を支援するソリューションの提供
公式サイトhttps://www.dentsusoken.com/

電通総研は、東京都港区に本社を置く電通グループのIT・コンサルティング企業です。1975年に設立され、システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクの機能を連携させながら、企業や社会の変革を支援しています。

旧社名は株式会社電通国際情報サービスで、2024年1月1日に株式会社電通総研へ社名変更しました。転職先として検討する際は、社名だけでなく、IT実装力とコンサルティング機能の両方を持つ企業である点を押さえておくことが重要です。

※参考:電通総研公式「社名変更・新社名のお知らせ

企業の特徴

電通総研の特徴は、電通グループの一員でありながら、広告・マーケティングではなくIT・コンサルティング領域を主軸としている点です。旧ISID時代から培ってきたシステムインテグレーションの知見を活かし、企業の業務改革やDX推進を支援しています。

電通と電通総研の違いは、以下のとおりです。

比較項目電通総研電通
主な領域IT、システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンク広告、マーケティング、コミュニケーション、クリエイティブ
主な役割企業や社会の課題をテクノロジーで解決する企業のブランド価値向上やマーケティング活動を支援する
関わるテーマDX、業務改革、システム開発、データ活用、経営管理広告戦略、販促、ブランディング、メディア、顧客体験
活かしやすい経験IT、SI、PM、業務改善、DX推進、データ活用広告営業、マーケティング、企画、クリエイティブ、メディア

電通総研は、電通のグループ会社ではあるものの、電通本体と同じ広告会社ではありません。転職先として見る場合は、電通グループの顧客基盤やブランドを活かしながら、IT実装や業務変革に深く関われる企業と捉えるとよいでしょう。

そのため、電通総研では広告業界の経験だけでなく、システム開発、プロジェクトマネジメント、業務改革、DX推進などの経験が評価につながりやすい傾向があります。電通との違いを理解しておくことで、志望動機や面接で伝えるべき強みも明確になります。

主な事業内容

電通総研の主な事業内容は、システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクの3つです。企業の業務課題や社会課題に対して、ITシステムの企画・開発、業務改革、調査・研究などを支援しています。

事業主な内容
システムインテグレーション企業の課題に合わせて、ITシステムの企画・開発・導入を支援する
コンサルティング経営課題や業務課題に対して、あるべき姿の検討や改革方針の策定を支援する
シンクタンク社会や産業の変化を捉える調査・研究を通じて、課題解決につながる知見を提供する

システムインテグレーションとは、企業の業務に必要なシステムを設計し、導入まで支援することです。電通総研では、金融、製造、ビジネス、コミュニケーションITなどの領域で、顧客企業の業務を支えるシステムやソリューションを提供しています。

電通総研は、ITシステムの開発だけを担う企業ではありません。調査・構想・業務改革・システム実装に関わる機能を持ち、企業の変革を支援しています。

【MyVision編集部の見解】 電通総研を転職先として検討する際、電通グループの知名度や大手SIerとしての安定感だけで判断するのは早計です。一般公開されている情報では、グループ基盤や事業規模が魅力に見えやすい一方で、入社後に担う役割は事業領域や職種によって大きく異なります

重要なのは、SI・コンサルティング・シンクタンクのどの機能に関わりたいのか、金融・ビジネス・製造・コミュニケーションITのどの領域で経験を活かせるのかを具体化することです。企業イメージだけで応募すると、期待していた仕事内容とのずれが生じる可能性があります。

電通総研の特徴

電通総研の特徴は、ITの実装力に加えて、コンサルティングやシンクタンクの機能を持つ点です。単なるシステム開発にとどまらず、企業の課題設定から変革の実行まで支援できる体制があります。

続いて、電通総研の特徴を3つに分けて紹介します。

SI・コンサルティング・シンクタンクを一体で提供できる

電通総研は、SI・コンサルティング・シンクタンクを一体で提供できる点に強みがあります。SIとはシステムインテグレーションの略で、企業の課題に合わせてITシステムの企画・開発・導入を支援することです。

一般的なSIerでは、要件定義やシステム開発などの実装領域が中心になりやすい傾向があります。一方、電通総研はシンクタンク機能による調査・研究、コンサルティング機能による課題設定、SIによるシステム実装までを連携させて支援できる体制を持っています。

そのため、顧客企業の課題に対して、単にシステムを導入するだけではなく、課題調査から提言、テクノロジーを活用した解決策の実装まで関われる点が特徴です。ITの専門性を活かしながら、より上流の課題解決に携わりたい人にとって、経験の幅を広げやすい環境といえるでしょう。

※参考:電通総研公式サイト「事業概要・強み

金融・製造・ビジネス・コミュニケーションITに強みがある

電通総研は、金融・ビジネス・製造・コミュニケーションITの4領域に強みがあります。領域ごとに扱うテーマが異なるため、転職時には自分の経験と近い分野を確認しておくことが重要です。

領域主な支援内容活かしやすい経験
金融ソリューション金融機関向けのシステム開発や業務支援金融IT、基幹システム、PM・PL、業務要件定義
ビジネスソリューション人事・会計・経営管理などの基幹業務を支援ERP、HCM、会計、人事、経営管理システム製造ソリューション製造業の製品開発や業務改革を支援製造業DX、PLM、SCM、生産管理、業務改善
コミュニケーションIT電通グループの知見を活かしたマーケティング・データ活用支援マーケティングDX、データ活用、CRM、顧客体験設計

電通総研への転職を検討する際は、どの領域で自分の経験を活かせるかを考えることが大切です。たとえば、金融ITや基幹システムの経験がある人と、マーケティングDXやデータ活用の経験がある人では、評価されやすい領域が異なります。

同じIT・DX領域の経験でも、応募ポジションによって求められる業界知識や業務理解は変わります。事業領域ごとの違いを押さえておくと、職務経歴書や面接で伝える強みも明確になりやすいでしょう。

※参考:電通総研公式サイト「事業紹介

構想から実装まで一気通貫で関われる

電通総研は、構想から実装まで一気通貫で関われる点も特徴です。課題調査や提言だけでなく、システムの企画・開発・導入まで支援できるため、クライアントの変革に深く関わりやすい環境があります。

転職先として見る場合、上流工程と実装の両方に関われる点は大きな魅力です。業務課題を把握したうえで解決策を考え、その内容をテクノロジーで形にする経験を積みやすいでしょう。

この点は、戦略立案に強みを持つコンサルティングファームや、システム開発・導入を中心とするSIerとの違いにもつながります。電通総研では、ITの専門性を活かしながら、システムインテグレーターの枠を超えた変革支援に挑戦しやすいといえます。

▼戦略コンサルについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

戦略コンサルタントとは?仕事内容・年収・向いている人を紹介

戦略コンサルタントとは?仕事内容・年収・向いている人を紹介

View More

電通総研の年収

電通総研は、国内企業のなかでも高い年収水準が期待できる企業です。平均年収だけでなく、年齢別の目安や競合他社との比較を見ることで、転職後の収入イメージをつかみやすくなります。

ここでは、電通総研の平均年収、年齢別の年収目安、他社比較、年収アップを狙いやすい人の特徴を紹介します。

平均年収は約1,125万円

電通総研の平均年収は、2025年度時点で約1,125万円です。

項目数値
平均年間給与1,125万円
平均年齢39.9歳
平均勤続年数10.7年

平均年齢は39.9歳、平均勤続年数は10.7年であり、一定の経験を積んだ社員が多いことも平均年収の高さに影響していると考えられます。

ただし、平均年収は全社員の給与をもとにした数値です。実際の年収は、年齢や職種、役職、評価、残業時間などによって変わるため、転職時には自分の経験に近いポジションの年収レンジを確認することが重要です。

※参考:電通総研公式サイト「サステナビリティデータサマリー

年齢別年収目安

電通総研の年齢別年収は、20代後半から30代にかけて大きく上がる傾向があります。目安は以下のとおりです。

年齢推定年収推定年収範囲
25歳約620万円約470万〜830万円
30歳約790万円約600万〜1,050万円
35歳約930万円約700万〜1,240万円

25歳時点でも、高い年収水準を期待できます。30歳前後では700万〜800万円台、35歳前後では900万円台に届く可能性があり、役職や評価によっては1,000万円を超えるケースも考えられます。

ただし、実際の年収は、職種、等級、評価、残業時間、賞与の支給額などによって変動します。転職時には、平均値だけでなく、応募するポジションで提示される想定年収を確認することが重要です。

競合他社と電通総研の年収比較

電通総研の平均年収は、IT・コンサルティング領域の競合他社と比較しても高い水準です。ここでは、有価証券報告書などで平均年間給与を確認できる上場企業を中心に比較します。

企業名平均年間給与平均年齢平均勤続年数
電通総研約1,125万円39.9歳10.7年
NTTデータグループ約923万円39.7歳14.1年(※1)
日立製作所約995万円42.2歳18.1年
野村総合研究所約1,330万円39.7歳13.7年

野村総合研究所の平均年収は電通総研を上回っていますが、NTTデータグループや日立製作所と比べると、電通総研は高い水準にあります。平均年齢が40歳前後で近い企業と比較しても、電通総研の年収水準はIT・コンサルティング領域で競争力があるといえるでしょう。

ただし、平均年間給与は提出会社単体の数値であり、職種や役職、評価制度、残業代の扱いまでは反映しきれません。転職時には平均年収だけでなく、応募ポジションの想定年収や昇給の仕組み、入社後に任される役割まで確認しましょう。

※1 出典:NTTデータグループ「2025年3月期 有価証券報告書」 ※2 出典:日立製作所「2025年度(第157期)有価証券報告書」 ※3 出典:株式会社野村総合研究所「2026年3月期(第61期)有価証券報告書

電通総研で年収アップを狙いやすい人の特徴

電通総研で年収アップを狙いやすいのは、IT・DX領域で一定の実務経験を積んでいる人です。とくに、プロジェクトを推進した経験や、業務課題をシステムで解決した経験がある人は、転職時に評価されやすいでしょう。

年収アップを狙いやすい経験の例は、以下のとおりです。

経験・スキル評価されやすい理由
PM・PL経験大規模案件や複数関係者を巻き込むプロジェクトで活かしやすい
金融・製造領域の業務知識電通総研の主要領域と親和性が高い
ERP・HCM領域の導入経験人事・会計・経営管理などの基幹業務支援で活かしやすい
DX推進・業務改革経験構想策定から実装までの支援に接続しやすい
顧客折衝・上流工程の経験課題設定、要件定義、提案、プロジェクト推進で評価されやすい

電通総研では、システム開発だけでなく、顧客の課題を把握し、解決策を考え、実装まで進める力が求められます。そのため、単にITスキルがあるだけでなく、業務理解やプロジェクト推進力をあわせて示せる人ほど、年収アップの可能性を高めやすいでしょう。

ただし、年収は経験年数だけで決まるものではありません。応募するポジションで求められる専門性と、自分の経験がどの程度一致しているかを確認することが重要です。

▼電通総研の年収について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

電通総研の年収は約1,125万円|年代・役職・職種別の給与や高い理由を解説

電通総研の年収は約1,125万円|年代・役職・職種別の給与や高い理由を解説

View More

電通総研がやばいといわれる背景

電通総研について調べると、「やばい」というワードを目にすることがあります。ただし、「やばい」は必ずしもネガティブな意味だけではなく、高年収・成長環境・求められる水準の高さなど、複数の意味で使われていると考えられます。

次に、電通総研がやばいといわれる背景を3つに分けて紹介します。

プロジェクトによって忙しさに差がある

プロジェクトによって忙しさに差があることは、電通総研が「やばい」といわれる背景のひとつです。大手企業向けのIT・DX案件では、納期や品質への要求が高く、システム導入前後やリリース直前に業務量が増える場合があります。

とくに、複数部門や外部ベンダーとの調整が必要な案件では、進行管理や顧客対応の負担が大きくなりやすいでしょう。ただし、忙しさは担当領域やプロジェクトの状況によって異なるため、全社的に常に激務と判断するのは適切ではありません

SIerとコンサルの両方の力が求められる

求められるスキルの幅が広いことも、電通総研が「やばい」と感じられる理由のひとつです。電通総研では、システムを理解する力だけでなく、顧客の課題を把握し、解決策を提案するコンサルティング力も求められます。

たとえば、要件定義やシステム開発の経験があっても、顧客折衝やプロジェクト推進の経験が浅い場合、入社後にギャップを感じる可能性があります。一方で、技術理解と課題設定力の両方を磨きたい人にとっては、成長機会の多い環境といえるでしょう。

▼コンサルタントに必要なスキルについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

【コンサル出身者が徹底解説】コンサルタントに必要なスキル・能力

【コンサル出身者が徹底解説】コンサルタントに必要なスキル・能力

View More

統合・社名変更後の変化に適応する必要がある

組織の変化に適応する必要がある点も、電通総研が「やばい」といわれる背景のひとつです。電通総研は、2024年1月に電通国際情報サービスから社名変更し、IT・コンサルティング・シンクタンク機能をより一体的に打ち出す企業へと変化しています。

変革期の企業では、事業方針や組織体制、求められる役割が変わる場面もあります。安定した環境だけを期待して入社するとギャップを感じる可能性がありますが、変化を前向きに捉えられる人にとっては、事業拡大や新しい取り組みに関われる機会があるでしょう。

電通総研の社風・働き方・福利厚生

電通総研への転職を検討する際は、社風や働き方、福利厚生も確認しておきたいポイントです。

電通総研の社風と福利厚生について見てみましょう。

行動指針「AHEAD」から挑戦や自律性を重視する社風がうかがえる

電通総研の社風は、行動指針「AHEAD」からも読み取れます。AHEADは「Agility」「Humor」「Exploration」「Ambition」「Dialogue」の頭文字を取ったもので、変化に柔軟に対応しながら、新しい価値を生み出す姿勢を示しています。

それぞれの意味は、以下のとおりです。

項目意味
Agilityまずやってみる
Humor人間魅力で越境する
Exploration切り拓く
Ambition夢を持つ
Dialogue互いに語り尽くす

電通総研では決められた業務をこなすだけでなく、自ら考えて動く姿勢が求められると考えられます。とくに、IT・コンサルティング・シンクタンクの機能を横断しながら価値を出すためには、変化を前向きに捉え、周囲と対話しながら課題解決に向き合う力が重要です。

そのため、指示を待つよりも、まず行動し、必要に応じて周囲を巻き込みながら仕事を進めたい人は、電通総研の社風と相性がよいでしょう。

電通総研公式サイト「企業理念

休暇・育児・介護などの制度が整っている

電通総研は、休暇・育児・介護・治療支援などの制度が整っている点も特徴として挙げられます。仕事だけでなく、ライフイベントや健康面に配慮した制度が用意されているため、長期的に働きやすい環境を重視する人にとっても確認しておきたいポイントです。

主な制度は、以下のとおりです。

制度内容
リフレッシュ休暇勤続年数に応じて取得できる休暇制度
リサイクル休暇未消化の有給休暇を積み立て、一定の用途で利用できる制度
育児支援産前産後休暇、育児休業、短時間勤務など、育児と仕事の両立を支援する制度
介護支援介護休業や介護休暇など、家族の介護と仕事の両立を支援する制度
治療支援病気の治療と仕事を両立しやすくするための支援制度
各種手当通勤手当、時間外勤務手当など、働き方に応じた手当

制度面を見ると、電通総研は高い年収水準だけでなく、働き続けるための支援にも力を入れている企業といえます。とくに、休暇制度や育児・介護・治療支援が整っている点は、長期的なキャリア形成を考えるうえで安心材料になりやすいでしょう。

ただし、制度の使いやすさは部署やプロジェクトの状況によっても変わります。転職時には、制度の有無だけでなく、実際にどのような働き方になりやすいのかまで確認しておきましょう

※参考:電通総研「働きやすい環境づくり

電通総研への転職難易度

電通総研は、高い年収水準や専門性の高さから、転職難易度が高い企業と考えられます。とくに中途採用では、IT・DX領域の実務経験やプロジェクト推進力が重視されやすいでしょう。

ここでは、電通総研の転職難易度と、中途採用で求められやすい経験について紹介します。

電通総研の転職難易度は高い

電通総研の転職難易度は高いと考えられます。大手企業向けのIT・DX案件を扱う企業であり、システム開発の知見だけでなく、課題設定や提案、プロジェクト推進などの総合的な力が求められるためです。

また、電通総研は平均年収が高く、転職市場でも募集を集めやすい企業です。応募者のなかには、SIerやITコンサル、事業会社のDX部門などで経験を積んだ人も多いと考えられるため、選考ではこれまでの実績を具体的に伝える必要があります。

未経験からの転職が不可能というわけではありませんが、完全なポテンシャル採用を期待するのは難しいでしょう。応募する職種に対して、自分の経験がどのように活かせるかを明確に示すことがポイントです。

中途採用ではIT・DX領域の実務経験が重視される

中途採用では、IT・DX領域の実務経験が重視されると考えられます。電通総研では大手企業の業務改革やシステム導入、DX推進に関わるため、入社後に即戦力として活かせる経験があるかが重要です。

とくに、以下のような経験は評価につながりやすいでしょう。

  • PM・PLとしてプロジェクトを推進した経験
  • 業務改革やDX施策に関わった経験
  • 顧客折衝や要件定義を担った経験
  • 金融・製造・ERP・HCM・マーケティングDXなどの業界知見
  • 複数部門や外部ベンダーを巻き込んだ調整経験

選考では、学歴や企業名だけでなく、これまでの経験を電通総研のどの領域で再現できるかを伝えましょう。職務経歴書や面接では、担当業務の内容だけでなく、課題に対してどのように動き、どのような成果につなげたのかまで具体的に示す必要があります。

電通総研の選考対策

電通総研の選考では、事業理解と経験の伝え方が重要です。IT・DX領域の経験があっても、同社でどのように活かせるかを具体的に示せなければ、評価につながりにくい可能性があります。

最後に、志望動機、職務経歴書、面接で意識したい選考対策を紹介します。

志望動機では電通総研でなければならない理由を明確にする

志望動機では、電通総研でなければならない理由を明確にすることが重要です。IT・DX領域の企業は数多くあるため、「ITを通じて企業の変革を支援したい」だけでは、志望理由として弱く見える可能性があります。

志望動機を考える際は、以下のような観点を押さえておくとよいでしょう。

  • SI・コンサルティング・シンクタンクを連携させている点に魅力を感じた理由
  • 金融・ビジネス・製造・コミュニケーションITのどの領域に関わりたいか
  • 自分の経験を電通総研の事業でどのように活かせるか
  • 入社後にどのような課題解決や価値提供に取り組みたいか

たとえば、SIer出身であれば「システム開発経験を活かしながら、より上流の課題設定や構想策定にも関わりたい」と伝えられます。事業会社のDX部門出身であれば「現場側で培った業務理解を活かし、複数企業の変革支援に携わりたい」といった方向で、電通総研との接点を示すと説得力が高まるでしょう。

▼コンサル転職の志望動機について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

コンサル転職における志望動機の書き方や例文をプロが解説

コンサル転職における志望動機の書き方や例文をプロが解説

View More

職務経歴書ではIT実装力と課題解決力の両方を伝える

職務経歴書では、IT実装力と課題解決力の両方を伝えることが重要です。電通総研はシステムインテグレーションだけでなく、コンサルティングやシンクタンクの機能も持つため、単なる開発経験の羅列だけでは強みが伝わりにくい可能性があります。

職務経歴書では、以下のような観点を具体的に記載するとよいでしょう。

  • どのような課題に対してプロジェクトを進めたか
  • 要件定義や設計、開発、導入でどの役割を担ったか
  • 顧客や社内関係者とどのように調整したか
  • PM・PLとして進行管理や品質管理にどう関わったか
  • 業務改善やDX推進によってどのような成果を出したか

とくに、上流工程や顧客折衝の経験がある場合は、担当業務だけでなく、自分がどのように課題を捉え、解決策を形にしたのかまで示すことが大切です。成果は「業務時間を削減した」「システム導入を予定どおり完了させた」「部門間の運用を標準化した」など、できるだけ具体的に記載すると評価されやすいです。

▼コンサル転職に役立つ職務経歴書について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

コンサル転職で評価される職務経歴書の書き方|フォーマットやNG例も解説

コンサル転職で評価される職務経歴書の書き方|フォーマットやNG例も解説

View More

面接では入社後に貢献できる領域まで具体化する

面接では、入社後に貢献できる領域まで具体化することが重要です。電通総研には金融・ビジネス・製造・コミュニケーションITなどの領域があるため、どの分野で自分の経験を活かせるのかを語れるようにしておく必要があります。

とくに、以下のような観点を準備しておくとよいでしょう。

  • これまでの経験がどの事業領域と近いか
  • 担当してきた業務課題を電通総研でどう活かせるか
  • 顧客折衝やプロジェクト推進の経験をどのように再現できるか
  • 入社後に関わりたいテーマや案件の方向性は何か

たとえば、金融系システムの経験がある人は金融ソリューション、ERPや人事・会計システムに関わった人はビジネスソリューションとの接点を示しやすいです。製造業DXやマーケティングDXの経験がある場合も、電通総研の事業領域と結びつけて伝えることで、入社後の貢献イメージが明確になります。

面接では、過去の実績を説明するだけでなく、「その経験を電通総研でどう活かすのか」まで踏み込むことが大切です。自分の経験と同社の事業領域を接続して話せると、志望度や即戦力性を伝えやすくなります。

▼コンサル転職の面接対策について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

コンサル面接の対策方法を解説|よくある質問・ケース面接・逆質問まで紹介

コンサル面接の対策方法を解説|よくある質問・ケース面接・逆質問まで紹介

View More

専門的な選考対策で通過率を高める

電通総研の選考では、専門的な選考対策をおこなうことで通過率を高めやすくなります。事業領域が広く、SI・コンサルティング・シンクタンクの機能を持つ企業であるため、一般的なIT企業向けの対策だけでは不十分になる可能性があります。

とくに、以下のような準備はひとりで進めると難しいでしょう。

  • 電通総研の事業領域や職種ごとの違いを理解する
  • 自分の経験がどの領域で評価されやすいかを見極める
  • 職務経歴書でIT実装力と課題解決力の両方を伝える
  • 面接で志望動機や入社後の貢献イメージを具体化する
  • 過去の経験を電通総研の業務に接続して説明する

転職エージェントなどの専門支援を活用すれば、求人票だけではわかりにくい選考傾向や、職種ごとに求められる経験を確認しやすくなります。自分の強みを電通総研向けに伝え直すことで、書類選考や面接での評価につなげやすくなるでしょう。

【MyVision編集部の見解】 電通総研の選考で失敗しやすいのは、IT経験やPM経験をそのまま実績として並べてしまうケースです。開発規模、担当工程、マネジメント人数などを説明できても、それが同社の金融・ビジネス・製造・コミュニケーションITのどの領域で再現できるのかが曖昧だと、入社後の貢献イメージは伝わりにくくなります

選考で求められるのは、経験の豊富さを示すことだけではありません。自分の強みを電通総研の事業領域や職種ごとの役割と接続し、再現性のある価値として伝える準備が重要です。

電通総研に関するFAQ

電通総研への転職を成功させるために解消しておきたい疑問をQ&A形式で紹介します。

Q1.電通総研はIT未経験でも転職できますか?

電通総研はIT・DX領域の案件を多く扱うため、完全なIT未経験からの転職難易度は高いと考えられます。中途採用では、システム開発、業務改革、DX推進、プロジェクトマネジメントなど、入社後に活かせる経験が重視されやすいためです。

ただし、IT職種の経験がなくても、事業会社で業務改善やシステム導入に関わった経験、データ活用や顧客折衝の経験がある場合は、評価される可能性があります。自分の経験を電通総研の事業領域にどう接続できるかを具体的に示すことが重要です。

Q2.電通総研の中途採用ではどのような人が評価されますか?

電通総研の中途採用では、IT・DX領域の専門性に加えて、顧客の課題を捉え、解決策を形にできる人が評価されやすいでしょう。単に技術力があるだけでなく、要件定義、顧客折衝、プロジェクト推進、業務改善などに関わった経験が強みになります。

また、金融・製造・ビジネス・コミュニケーションITなど、同社の事業領域と近い業界知見を持つ人も評価されやすいと考えられます。職務経歴書や面接では、担当業務だけでなく、課題に対してどのように動き、どのような成果につなげたのかを具体的に伝えることが大切です。

Q3.電通総研は第二新卒でも転職できますか?

電通総研は第二新卒でも転職できる可能性があります。ただし、IT・DX領域の専門性も求められるため、ポテンシャルだけで選考を突破するのは簡単ではありません。

第二新卒の場合は、経験年数の長さよりも、これまでの業務で得たITへの理解、法人顧客との折衝経験、課題解決への姿勢、学習意欲などを示すことが重要です。現職での経験が浅くても、電通総研でどの領域に挑戦したいのか、入社後にどのように成長・貢献したいのかを具体化しておきましょう。

まとめ

電通総研は、旧ISIDから社名変更した電通グループのIT・コンサルティング企業です。システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクの機能を連携させ、金融・ビジネス・製造・コミュニケーションITなどの領域で、企業のDXや業務改革を支援しています。

平均年収は高い水準にあり、福利厚生や休暇制度も整っている一方で、転職難易度は高めです。選考では、IT・DX領域の実務経験に加えて、課題設定力、顧客折衝力、プロジェクト推進力をどのように活かせるかを具体的に伝えることが重要です。

電通総研への転職では、「電通グループだから」「IT企業として安定していそうだから」という理解だけでは、志望動機や自己PRが浅く見える可能性があります。MyVisionでは、コンサル・IT領域に精通したエージェントが、電通総研の事業領域や職種ごとの違いを踏まえながら、経験の棚卸しや選考対策を支援しています。自分の経験が電通総研のどの領域で評価されるかを知りたい人は、まずはキャリアの可能性を相談してみてください。

コンサル転職を成功させる

コンサル特化の転職支援で、
理想のキャリアアップを。

Consulting
初心者マーク

業界未経験の方が8割

MyVisionコンサルティングがご支援する求職者様の8割はコンサル業界未経験の方です。わかりやすい業界/個社説明から始まり、最も難しい選考対策まで、コンサル転職を成功させるためのノウハウが蓄積されています。

キャリア相談

中立的なキャリア相談

1人1人の経験やご志向/ご事情に添い、「今は転職しない」という選択肢も含めたキャリア提案をしております。中長期での支援を前提としたキャリアの「パートナー」としてご支援いたします。

いいねマーク

利用者様による高い評価

丁寧なキャリア相談、適切なコンサルティングファームの紹介、ここでしか受けられない選考対策。そうした質の高いサービスにご満足いただき、MyVisionコンサルティングは多くの求職者様から高い評価を頂いています。

無料

転職相談する

※1 2026年1月に内定承諾し、弊社経由で年収アップを実現した方の平均値

※2 厚生労働省職業安定局 人材サービス総合サイトより 最新2025年度(2025年4月~2026年3月)におけるコンサル特化転職エージェント支援実績数比較

※3 2025年9月16日時点