アビームコンサルティングに第二新卒で転職するには?難易度・年収・選考対策を徹底解説
2026年02月28日更新
アビームコンサルティングは、第二新卒でも挑戦できる日系大手コンサルファームです。
若手社員にとって、アビームコンサルティングへの転職は市場価値を高める有力な選択肢といえるでしょう。未経験からの採用実績もありますが、選考では論理的思考力やポテンシャルが厳しく見られます。
そのため、年収水準や手取りの目安、採用難易度、ケース面接の傾向を事前に把握しておくことが重要です。
本記事では、アビームの第二新卒採用の実態、年収モデル、選考対策、入社後の育成環境までを解説します。アビームへの転職を本気で検討している人は、ぜひ参考にしてください。
著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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目次
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コンサルタントの求人情報
[FS-SOL]【PMO-PMI & Global】Global 領域コンサルタント(P&G)
想定年収
595万円~
勤務地
東京都千代田区
業務内容
金融機関における下記のグローバル関連のサービスを遂行・管理を中心に担当いただきます。 ・日本国内・海外拠点を跨ぐプロジェクト/プログラムのマネジメント執行支援(グローバルPMO(Project Management Office)) ・海外子会社等の買収・統合・分割に係る計画策定・実行支援(グローバルPMI(Post Merger Integration)) >海外子会社等の買収に係る統合シナジーの検討 >海外子会社等の買収に係る組織設計等のガバナンス整備及びグループ組織再編計画の策定・実行支援 >海外子会社等の買収に係る、機能別(リスク管理、人事、財務等)統合計画の立案と実行支援 ・グローバルなTOM(Target Operating Model)の策定 ・グローバルなプロジェクトリスクマネジメント支援、コンプライアン等各種規制対応支援 ・ステークホルダーコミュニケーション支援(クライアント、従業員、株主等) ※状況に応じて、金融セクターの他のプロジェクトへ配属される可能性があります。 【具体的な案件】 ・大手銀行の金融規制・制度対応に係る海外拠点のシステム、事務、チャネル対応等のプログラム管理支援 ・大手銀行における海外勘定系システム更改プロジェクトのリスク管理支援 ・大手証券会社における海外システム更改プロジェクトのPMO支援 ・大手銀行や大手保険会社における海外子会社買収に係るのPMI支援 ・外資保険会社におけるグローバルなリスクマネジメントPMO支援 ・大手保険会社における海外を含む大規模システムプロジェクトの第三者評価 ●マネージャー以上 ・チームにおけるGlobalビジネス拡大のための施策の企画・立案(事務局メンバー) ・クライアントにおけるGlobalビジネスに関するニーズや課題の把握、新規・継続提案活動及び当該活動に関する他組織/チームとの連携 ・クライアントのマネジメント層とのGlobalビジネスに関するコミュニケーション、期待値管理、長期的な信頼関係構築 ・Globalなプロジェクトにおける目的、スコープ、スケジュール、課題・リスク、要員、予算、成果物等のプロジェクト管理 ・コンサルタント、シニアコンサルタントへの作業指示・品質レビュー ・各種会議のファシリテーション(日本語・英語共に) ・経営マネジメント層等のステークホルダーとの合意形成 ・自身の専門分野におけるThought Leadershipの発揮、社内外への情報発信 ・サービスアセット/オファリングの整備ならびにソリューション開発のリード ・クロスファンクション、クロスボーダーのネットワーク活用による社内外人脈構築 ・ビジネスアナリスト、コンサルタント、シニアコンサルタントの指導・育成 ●コンサルタント/シニアコンサルタント 管理者指導のもと、主に、Globalな案件において以下の作業を実施していただきます。 ・プロジェクトスケジュールの策定、および、アップデート ・課題・リスクの抽出、および、抽出課題に対する解決策の検討、課題の解決状況のトラッキング ・顧客担当者とコミュニケーションしながら、プロジェクト進捗状況のモニタリング及びステークホルダーに向けたレポーティング資料の作成 ・本邦側の窓口として海外拠点とのやり取り(各種情報収集、資料内容の確認、スケジュール調整等) ・プロジェクトチームのメンバーとして協力しながら、自身の担当範囲を遂行する ・自らの専門性を高めるために、最新の技術や業界動向について自主的に習得する
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[TRS]自動車関連企業セキュリティコンサルタント(名古屋在住)
想定年収
730万円~
勤務地
愛知県豊田市
業務内容
自動車関連企業におけるIT/OA(Office Automation)、車両/製品、工場/FA(Factory Automation)の3領域のサイバーセキュリティの中で、特にIT/OAおよび工場/FAが支援対象領域です。 顧客先へ常駐する働き方が想定されるため、顧客の業務に従事しつつ、外部専門家としてKPMGの知見/実績を活用して、上記2領域のサイバーセキュリティを支援する業務です 具体的な支援内容 <IT/OA(Office Automation)> ・セキュリティリスク評価 ・セキュリティ管理態勢構築支援 ・セキュリティ対策導入支援 ・TISAX審査サービス ・TISAX対応支援 ・車両データガバナンス・セキュリティ対応 ・車両サイバーセキュリティ管理システム(CSMS)構築支援 <工場/FA(Factory Automation)> ・工場セキュリティリスク評価 ・工場セキュリティ強化支援 ・FSIRT構築支援 など、幅広い領域のコンサルティングを提供しています。 ●サービス紹介ページ KPMGのオートモーティブサイバーセキュリティのサービス(https://kpmg.com/jp/ja/services/advisory/risk-consulting/cyber-security/automotive-cyber.html) ●関連情報 サイバーセキュリティ(https://kpmg.com/jp/ja/services/advisory/risk-consulting/cyber-security.html) <プロジェクト事例> ・KPMGコンサルティングのプロジェクトについて深堀(https://recruit.kpmg-consulting.jp/blog/5554) ・プロジェクト事例紹介(https://recruit.kpmg-consulting.jp/work/case-study) ●想定職位 シニアコンサルタント~シニアマネジャー ●役割および責任 【Senior Consultant】 ・プロジェクトで定められたスコープ、成果物に基づいたタスクの確実な遂行 ・適切なタイミングで上位者とコミュニケーションを図りながら、自身の創意工夫に基づくアウトプット ・自身の専門性を高め、クライアントの課題に合わせた各種提案 【Manager以上】 ・プロジェクトの組成、遂行、クロージングまでの一連のマネジメント ・作業スケジュール、スコープ、体制、クライアント期待値等へ影響見極め、成果物の品質確保 ・新規案件受注に向けた提案活動(提案書構想・作成、見積もり、プレゼン) <キャリア形成> ・[KPMGコンサルティングで描くキャリア](https://recruit.kpmg-consulting.jp/career/careerpass) ・[多様な領域に携わる機会](https://recruit.kpmg-consulting.jp/blog/5111) ・[キャリアサポート・アサイン](https://recruit.kpmg-consulting.jp/blog/5306) <プロジェクト事例> ・[KPMGコンサルティングのプロジェクトについて深堀](https://recruit.kpmg-consulting.jp/blog/5554) ・[プロジェクト事例紹介](https://recruit.kpmg-consulting.jp/work/case-study) 【関連する記事のリンク】 [Technology Risk Services(TRS)紹介](https://recruit.kpmg-consulting.jp/blog/6165) (変更の範囲)当社の指定する業務
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【INTPM BC事業部】※急募※スクラム案件担当/PMOコンサルタント
想定年収
450~2,000万円
勤務地
-
業務内容
【職務概要】 スクラム方式に関するプロジェクトマネジメント/コンサルティング業務 【職務詳細】 ・クライアントユーザーと開発ベンダーとの間に立ち現場の問題点を抽出 ・プロジェクトマネジャーの意志決定を支援 ・スクラム方式での進め方に沿った計画、進行、振り返りの円滑な運営 ●BC事業部について BC(Business Company:事業会社とConsultant:コンサルティングファーム)を対象に、組織の業務改善、基幹システムの刷新、DX戦略の立案・支援など、プロジェクト化される前からプロジェクト立案以降まで幅広い範囲でPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)業務を担当するとともにPM補佐、PL業務を対応しています。 案件は事業会社との直契約が中心でコンサルティングファーム出身者も在籍しております。 Sier出身者もPMOコンサルやITコンサルとしての経験を活かす場面も多く、案件種類や役割は多岐にわたるため、参画後にも他部署への横展開による拡大が見込め、クライアント内に深く入り込んで活躍されている方が多数います。 エンジニア出身者にとっては、システムのノウハウやプロジェクト管理の型を活かすことができるケースが多く、コンサルティングファーム出身者にとっては、戦略的な構想策定が可能で、提案資料をはじめRFP作成で力を発揮することができます。 事業会社出身者にとってはユーザ側のニーズを把握した業務遂行能力をクライアント先で発揮されています。 これまでのINTLOOP株式会社でも活躍の場は多くありましたが、INTLOOP Project Management株式会社ではさらに幅広いポジションで“プロジェクト成功請負人集団”として事業拡大とともにご自身の成長も期待できます。
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DX / コンサルタント(アナリスト含)/ 東京 / FPTコンサルティングジャパン
想定年収
400~900万円
勤務地
東京都港区
業務内容
FPTコンサルティングジャパンの各事業部(戦略コンサルティング/DX/IT/データ/BPO等)のいずれかで、コンサルタントまたはプロジェクト推進メンバーとして、クライアントの課題解決や業務変革支援に幅広く携わっていただきます。 ●クライアント課題のヒアリング・分析 ●業務改善やシステム導入・DXプロジェクトの企画・運営 ●新規事業領域や最新技術(AI/クラウド/データ等)への挑戦・知見習得 ●ベトナムをはじめとしたグローバルメンバーとの協業 ●社内外の多様なメンバーとチームワークで成果創出 ●必要に応じて、資料作成・プレゼン・提案活動も担当 ●その他、配属チーム優先業務推進支援
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SAPコンサルタント【シニアコンサルタント】(東京)
想定年収
-
勤務地
東京都文京区
業務内容
自身の目指すキャリア像に基づき、参画するプロジェクトを選択し、1人称で推進していただきます。 また、数名規模のチームリードをお任せします。 自身の知見を若手に還元し、チーム全体で高いパフォーマンスを出し「育てる喜び」を実感できます。 顧客との折衝から進捗管理、後輩のフォローまで、プロジェクトマネージャーへのステップアップに欠かせない「マネジメントの基礎」を固められるポジションです。 具体的な業務 ・プロジェクト推進と後輩指導 SAP導入コンサルタントとしてPJを推進。 後輩の指導をし、数名規模のチームリードをしながら高い裁量権を持って顧客の課題を解決します。 また自身の目指すキャリア像に基づき、参画するプロジェクトを自らリサーチ・選択する事が可能です。 ・マーケットリサーチ 希望するソリューション・モジュールの市場ニーズを分析し、ターゲット領域を特定。 ・プロジェクト開拓、アプローチ 自身の意向に沿った案件を営業サポートメンバーと一緒にリサーチし、参画に向けたアプローチや提案活動を実施。 マーケット状況を鑑みつつ、個人の意志を最大限に尊重したアサインを会社がサポートするので、単なる導入作業だけでなく、新しい技術領域などアグレッシブに市場を開拓する経験を積むこともできます。 選べるキャリアパス 案件選択が自由で、目指すキャリアに応じて最適なプロジェクトへのアサインを選択する事ができる為、以下のようなキャリアも目指す事が可能です。 ・スペシャリスト型 特定のモジュールを極め、業界屈指のエキスパートを目指す。 ・ゼネラリスト型 複数モジュールを経験し、経営課題を多角的に解決できるバランス型を目指す。 ・マネジメント型 育成や組織作りに注力し、次世代のコンサルタントを輩出する「勝てる組織」の構築を目指す。 プロジェクト実績例 案件例1:国内大手消費財メーカーの基幹システムをSAP ECCから最新のSAP S/4HANAへとバージョンアップ、及びグローバルテンプレート構築と世界各国拠点へのロールアウト大規模プロジェクト モジュール:SD・LE・MM・EWM 規模:100~200名規模(弊社からは5名参画) PJ期間:1.5年 成長ポイント:テンプレート構築の要件定義から参画。 ソリューション選定・検討の全プロセスを経験できる、コンサルタントとして真の力が試される環境です。 案件例2:外資系親会社のグローバルテンプレートの日本導入、及びSAP ECCからS/4HANAへのバージョンアッププロジェクト モジュール:SD・EWM・TM 規模:100~200名規模(弊社からは8名参画) PJ期間:2.5年(要件定義フェーズからハイパーケアまで参画) 成長ポイント:マルチリンガル・マルチタイムゾーン環境での実務を通じ、国境を越えた高難度なプロジェクトマネジメント能力を磨けます。 2年後にSAP業界のメジャープレイヤーに押し上げる事を目標としている為、今が組織を急拡大させるスタートアップ期にあります。上場企業の安定した基盤を持ちながら、社内ベンチャーのような形で課の文化や仕組みも一緒に創り上げる、この時期のメンバーしか味わえない醍醐味があります。 コンサルタントとしての活躍のみに止まらず、SAP課の基盤創りから共に楽しめる方をお待ちしております。 ※担当案件によっては当社正社員として、客先企業へ無期雇用派遣となる可能性があります 【変更の範囲※1】 会社内の全ての業務、客先の業務、将来的に出向を実施した場合は出向先の全ての業務(ただし本人と相談の上で決定します) ※1 「変更の範囲」とは、将来の配置転換などによって変わり得る就業場所・業務の範囲を指します。
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アビームは第二新卒を積極採用している?
アビームコンサルティングは、第二新卒の応募が可能な採用方針をとっています。
実際に新卒採用の募集要項では、「大学/大学院を卒業してから入社までの期間において、職務経験が2年以下の人」と明記されており、この条件に該当する場合、新卒枠として応募も可能です。
未経験枠の有無については、公式に明示されているわけではありません。ただし、職務経験2年以下を対象としている点から、社会人経験が浅い層を想定したポテンシャル重視の採用がおこなわれていると考えられます。
経験不問という意味ではなく、選考では、以下の素養が重視されます。
- 論理的思考力
- 数値やデータを扱う基礎力
- 自ら学び続ける姿勢
- クライアントワークへの適応力
直近ではDX推進や業務改革案件の拡大を背景に、若手層の採用ニーズは継続しています。ただし、常時大量採用をおこなっているわけではなく、募集状況は部門やタイミングによって変動します。
引用:アビームコンサルティング「2027年卒 選考情報募集要項」
【MyVision編集部の見解】 公開情報だけを見ると、「職務経験2年以下」という条件から第二新卒は広く門戸が開かれているように見えます。しかし、MyVision編集部が選考傾向を分析すると、評価の軸は年次ではなく「思考力の再現性」です。
前職での成果規模よりも、課題設定から改善までのプロセスを論理的に説明できるかが問われます。第二新卒の場合は経験量よりも伸びしろが重視されるため、志望動機とキャリアの一貫性を明確にしておくことが内定率を左右します。
アビームの第二新卒採用の難易度と倍率
アビームコンサルティングの第二新卒採用は、応募自体は可能ですが難易度は高めです。ポテンシャル採用の位置づけであっても、一定の思考力や基礎能力が求められます。
ここでは、採用倍率や学歴の目安に加え、未経験からの合格可能性や出身業界の傾向について解説します。
採用倍率と学歴の目安
アビームコンサルティングの第二新卒採用は、難易度は高めといえます。公開されている公式な倍率はありませんが、コンサル業界全体の傾向を踏まえると、応募者は一定数にのぼると考えられます。
学歴については、次の大学出身者が比較的多い傾向があります。
- 慶応義塾大学
- 早稲田大学
- 東京大学
- 明治大学
- 大阪大学
- 一橋大学
- 名古屋大学
参考:大学通信ONLINE「アビームコンサルティング」
「学歴フィルター」が存在すると公表されているわけではありませんが、難関大学出身者が一定数在籍していることは事実です。一定の学力水準が評価軸のひとつになっている可能性が考えられますが、第二新卒採用では新卒時と評価軸が異なります。
大学名そのものよりも、実務経験を通じて培った思考力や成果の再現性が重視される傾向がある点は押さえておきましょう。
学歴に自信がない人が逆転合格を目指す場合は、以下の点が重要です。
- 数値を用いた具体的な成果実績を示す
- 課題設定から改善までの思考プロセスを明確に説明する
- なぜコンサルを志望するのかを論理的に言語化する
- 面接でのケース対応力を高める
第二新卒では、学歴よりも「入社後に成長できる素養があるか」が問われます。準備の質次第で評価は大きく変わるといえるでしょう。
未経験(非コンサル)からの合格率と出身業界の傾向
アビームコンサルティングでは、コンサル未経験からの採用実績もあります。ただし、公式に第二新卒の合格率は公表されていません。
採用サイトに掲載されている社員インタビューを見ると、次のようなバックグラウンドの入社事例が確認できます。
- SE(システムエンジニア)
- 外資系コンサル出身者
- 事業会社での人事業務経験者
この傾向からわかるのは、「完全な異業種」よりも、何らかの専門性や業務改善経験を持つ人材が評価されやすいという点です。
たとえば、SE出身者であれば、システム構造の理解や要件定義の経験、人事業務経験者であれば、制度設計や組織課題への対応経験が評価対象になるでしょう。
重要なのは、業界経験そのものではありません。「前職でどのような課題に向き合い、どのように解決したか」を論理的に説明できるかどうかが問われます。
第二新卒の場合、経験年数が短い分、専門性の深さよりも思考プロセスの明確さが重視されます。業務の再現性や学習意欲を具体的に示せれば、非コンサル出身でも十分にチャンスはあります。
アビームの年収・手取りの内訳
アビームコンサルティングへの転職を検討するうえで、年収水準や手取り額は重要な判断材料です。
ここでは、年収ランク別のモデルケースとあわせて、月収やボーナス、手取り額の目安について解説します。
年収ランク別の給与モデル
アビームコンサルティングの年収は、役職ごとに明確なレンジがあります。
第二新卒で入社した場合は、原則としてアナリストまたはコンサルタントからのスタートです。
公開情報や各種データをもとにした推定年収レンジは、以下のとおりです。
| 役職・ランク | 推定年収 | 昇進の目安(年次) |
|---|---|---|
| アナリスト | 約500万〜600万円 | 1〜3年目(新卒・第二新卒) |
| コンサルタント | 約600万〜800万円 | 3〜6年目 |
| シニアコンサルタント | 約800万〜1,100万円 | 6年目〜 |
| マネージャー | 約1,200万〜1,500万円 | 8〜10年目前後 |
| シニアマネージャー | 約1,600万円〜 | 実力次第 |
| プリンシパル/ダイレクター | 約2,000万円〜 | 実力・実績に応じて |
第二新卒で入社した場合、多くはアナリストまたはコンサルタントからのスタートとなり、年収は約500万〜800万円が目安です。
その後、昇進にともない年収は段階的に上昇します。シニアコンサルタントで1,000万円前後、マネージャークラスで1,200万円超を目指せる水準です。
年功序列ではなく、評価と成果に応じて昇進が決まるため、昇給スピードには個人差があります。
▼アビームコンサルティングの年収やキャリア展望について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
月収・賞与の内訳と手取り額の目安
年収レンジを把握したうえで、実際の月収や手取り額がどの程度になるのかも確認しておきましょう。アビームでは、基本給に加えて賞与が支給されるケースが一般的です。
ここでは、ボーナスありの場合と年俸制に近いケースにわけて、月収・賞与の内訳と手取り額の目安を解説します。
ボーナスありの場合
アナリスト〜コンサルタントクラスで、年収700万円前後を想定した場合のモデルケースは以下のとおりです。
(東京都在住・独身を前提とした概算です。)
| 項目 | 金額・内容 |
|---|---|
| 基本給(月額) | 約48万3,333円 |
| 残業代(固定/超過) | 月額に含む(職位により変動) |
| 賞与(年2回計) | 約120万円 |
| 推定手取り額(月) | 約36万円 |
年収700万円の場合、月額支給は約48万円、賞与が年間約120万円という構成がひとつの目安です。社会保険料や税金を差し引くと、手取りは約36万円になるのが一般的です。
実際の支給額は、残業時間や評価結果によって変動します。そのため、あくまで目安として捉えてください。
ボーナスなし(年俸制)の場合
アビームコンサルティングの給与体系は、基本では月給制とされていますが、マネージャー以上で年俸制に近い形になるケースがあるとの口コミも見られます。
公式に全職位の制度が明示されているわけではないため、ここでは一般的な年俸制モデルを参考に目安を示します。
年収1,200万円(マネージャークラス想定)の場合のモデルは以下のとおりです。 (東京都在住・独身を前提とした概算です。)
| 項目 | 金額・内容 |
|---|---|
| 基本給(月額) | 約1,000万円 |
| 残業代(固定/超過) | 月額に含む(職位により変動) |
| 賞与(年2回計) | 原則なし(年俸に含む) |
| 推定手取り額(月) | 約730万円 |
年俸制の場合、賞与が別途支給されない代わりに、毎月の支給額が高くなります。社会保険料や税金の負担も増えるため、手取りは額面の約70〜75%程度が目安です。
ボーナスありの月給制と比較すると、収入の安定性は高まりますが、評価による賞与変動がないため、成果報酬の比率は相対的に低くなる可能性があるでしょう。
最終的な給与体系は、職位や契約条件によって異なるため、入社前にオファー条件を詳細に確認することが重要です。
アビームの選考フローと試験対策
アビームコンサルティングの第二新卒採用では、複数段階の選考を通じてポテンシャルや思考力が評価されます。応募自体は可能でも、十分な準備なしに通過することは容易ではありません。
ここでは、選考フローの全体像に加え、適性検査やケース面接の対策ポイントを解説します。
適性検査の種類と対策
アビームコンサルティングの選考では、適性検査が実施されるケースがあります。公開情報は限られていますが、受験者の体験談などから、SPI(テストセンター形式)が導入されている可能性が高いといえるでしょう。
SPIとは、リクルートが提供する適性検査で、基礎学力や論理的思考力を測る試験です。主に以下の科目で構成されます。
- 言語分野(語彙、読解など)
- 非言語分野(推論、確率、割合など)
言語・非言語あわせて約35分間で実施される形式が一般的です。また、部署やポジションによっては、英語検査(約20分間)が追加される可能性もあります。
ボーダーラインは一般的、正答率7割程度が目安といわれています。
第二新卒の場合でも、基礎的な数的処理能力や読解力は当然の前提とされるものです。とくに非言語分野では、時間内に正確に処理するスピードが重要です。
対策としては、次の点を意識するとよいでしょう。
- テストセンター形式に慣れておく
- 非言語問題はパターンを反復学習する
- 制限時間内に解き切る練習をする
- 英語検査が想定される場合は長文読解に触れておく
適性検査は足切りの役割を担う場合があります。ケース面接対策に注力する前に、まずは基礎学力で確実に通過できる準備を整えておくことが重要です。
面接・ケース面接の傾向と過去問
アビームコンサルティングの面接では、「なぜコンサルか」だけでなく、「なぜアビームか」が深く問われます。総合コンサルのなかでもなぜ同社を志望するのかを、事業領域やカルチャーに触れながら説明できるかが重要です。
単に「成長したい」「市場価値を高めたい」といった抽象的な理由では不十分です。アビームの強みである業務改革やITとビジネスをつなぐ支援領域に言及し、自身の経験とどのように接続するのかまで語る必要があります。
ケース面接では、思考プロセスが重視されます。正解そのものよりも、仮説の立て方や論点整理の構造が評価対象です。
過去の出題傾向としては、次のようなテーマが想定されます。
- 特定顧客層を想定した販売戦略の立案
- 企業の公開情報をもとにした経営戦略の構築
- 既存店舗の売上向上施策の検討
- 新規事業アイデアの立案と市場規模の算出(フェルミ推定)
フェルミ推定とは、限られた情報から論理的に市場規模などを概算する手法です。たとえば「国内の書店市場規模を推定せよ」といった問いに対し、人口や購買頻度などの仮定を置きながら段階的に算出します。
対策としては、以下の流れを徹底することが重要です。
- 前提条件を明確にする
- 論点を分解する
- 仮説を提示する
- 計算や施策に一貫性を持たせる
第二新卒の場合、経験値よりも思考の型が重視されます。面接官との対話を通じて柔軟に修正できる姿勢も評価ポイントです。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の見解では、第二新卒の選考で失敗しやすいのは「ケース対策不足」よりも「志望理由の浅さ」です。ケース面接では論理的思考力が問われますが、その後の深掘りではキャリアの一貫性が確認されます。
思考の型だけを準備しても、なぜアビームなのかを自分の言葉で語れなければ評価は伸びません。ケース対策と同時に、志望動機の精度を高めることが重要です。
頻出質問への回答ポイント
アビームコンサルティングの第二新卒面接では、経歴の一貫性と成長意欲が重点的に確認されます。とくに早期離職理由と、前職の経験をどのように活かすかは必ずといってよいほど問われます。
▼早期離職理由の伝え方
第二新卒の場合、「なぜ短期間で転職するのか」は避けてとおれません。評価を下げないためには、以下の観点が重要です。
- 前職の否定にならないこと
- 学びや気づきを言語化できていること
- 転職理由が将来の方向性と一貫していること
たとえば、「配属業務が合わなかった」という伝え方は避けるべきです。
代わりに、「業務を通じて業務改善や構造的な課題解決に強い関心を持ち、より上流で企業変革に関わりたいと考えるようになった」といった形で、経験を通じた意思決定であることを示すと評価につながりやすくなります。
▼前職の経験の活かし方
未経験から挑戦する場合でも、前職の経験は必ず接続できます。重要なのは「職種」ではなく「再現性」です。
たとえば以下のように伝えられます。
- 営業経験 → 顧客課題のヒアリング力、提案構築力
- SE経験 → 要件定義力、構造的思考力
- 人事経験 → 組織課題の把握、制度設計への理解
単に業務内容を説明するのではなく、「どのような課題に対し、どのように仮説を立て、どのような成果を出したのか」まで語ることが重要です。
第二新卒の場合、実績の規模よりも思考プロセスの明確さが重視されます。経験を抽象化し、コンサル業務に転用できる形で説明できるかが、内定獲得のわかれ目です。
▼アビームコンサルティングについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
アビーム入社後の育成環境とキャリアパス
アビームコンサルティングへの転職を検討するうえで、入社後にどのように成長できるのかは重要なポイントです。第二新卒の場合、とくに育成体制やキャリアの描きやすさが気になる人も多いでしょう。
ここでは、未経験者向けの研修制度や、昇進の仕組み、ワークライフバランスの実態について解説します。
未経験者向けの研修カリキュラム
アビームコンサルティングでは、大学・大学院卒業後2年以内の人を新卒枠として受け入れています。そのため、第二新卒として入社する場合も、新卒向け研修を受講するケースがあります。
アビームコンサルティングは、新卒入社者向けに、入社直後に最長3ヶ月程度の研修を用意。コンサルタントとしての基礎を体系的に身につける設計です。
また、職位や配属先によっては、キャリア入社者向けの基礎研修(約10日間)を受講する場合もあります。いずれもアウトプット重視の実践型プログラムです。
| 研修フェーズ | 学習内容 | 期間 |
|---|---|---|
| Core Training | ロジカルシンキング、問題解決手法、コンサル基礎 | 最長3ヶ月(新卒)/約10日間(キャリア) |
| Pre-Assignment Training | 業界知識、ITスキル、専門領域の基礎 | 配属前後に実施 |
| 擬似案件演習 | 資料作成、報告会ロールプレイ、ケース演習 | 研修期間内に実施 |
| Global Training | 海外メンバーとの共同研修(公募制) | 若手社員向け |
参考:アビームコンサルティング公式サイト「成長支援と制度」
Core Trainingでは、コンサルタントとしての土台を築きます。Pre-Assignment Trainingは、クライアントに価値を提供するための専門知識や実務スキルを習得するものです。
研修の企画や講師は、実際にプロジェクト最前線で活躍するコンサルタントが担当します。そのため、実践的で即効性のある内容といえるでしょう。
アビームコンサルティングでは、未経験者でも段階的にスキルを習得できる環境が用意されているといえます。
ワークライフバランスと離職率の実態
アビームコンサルティングのワークライフバランスは、コンサル業界のなかでは一定の水準にあるといえます。平均残業時間は月33.3時間、有給休暇消化率は66.9%とされています。
月30時間台の残業は、一般的なコンサルファームと比較すると極端に長い水準ではありません。ただし、プロジェクトの繁閑によって業務量は変動します。
働き方の柔軟性も進んでいます。フルフレックス制度が導入されており、リモートワークも100%可能。配属部署や案件状況により異なりますが、場所や時間に縛られにくい環境が整備されています。
一方で、コンサル業界特有の「Up or Out」の文化が気になる人もいるでしょう。Up or Outとは、一定期間内に昇進できなければ退職を促されるという考え方を指します。
現在のアビームでは、形式的なUp or Outが厳格に運用されているわけではありません。評価制度は存在しますが、長期的な育成を前提とした人材マネジメントへとシフトしています。
とはいえ、成果が評価に直結する環境である点は変わりません。安定志向というよりは、成長意欲の高い人材に適した環境といえるでしょう。
▼コンサルの離職率について知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
まとめ
アビームコンサルティングは、第二新卒でも応募可能なコンサルファームです。大学卒業後2年以内であれば新卒枠としての受け入れもあり、未経験から挑戦できる可能性はあります。
一方で、選考難易度は高い傾向です。SPI対策やケース面接の準備に加え、「なぜアビームか」を論理的に説明できるかどうかが合否をわけるといえるでしょう。
年収水準は若手の段階から高めに設定されていますが、成果主義の側面もあります。育成環境は整っているものの、主体的に成長する姿勢が求められる環境です。
難易度が高いからこそ、事前準備の質が結果を左右します。応募前に、自身の経歴の打ち出し方やケース対策の方向性を明確にしておくことが重要です。
アビームのような難関ファームでは、公開情報だけでは把握しづらい選考傾向や評価ポイントがあります。MyVisionでは、コンサル転職に特化したアドバイザーが、実際の通過事例をもとに選考対策を支援しています。相談から内定までの流れを事前に把握したい人は、具体的なサポートの流れをご確認ください。
アビームの第二新卒転職に関するFAQ
ここでは、第二新卒でアビームコンサルティングへの転職を検討する人から多く寄せられる質問に回答します。
Q. 第二新卒でも年収が下がることはありますか?
可能性はあります。前職の年収や職位によっては、アナリストやコンサルタントからのスタートとなり、一時的に年収が横ばい、または下がるケースもあります。
ただし、昇進にともない年収が大きく伸びる構造のため、中長期での上昇余地はあります。
Q. 英語力は必須でしょうか?
必須ではありませんが、一定の英語力があると選考や配属の幅は広がります。部署によっては英語案件に関与する機会もあるため、読み書きレベルの基礎力は身につけておくと有利です。
Q. 第二新卒の場合、応募から内定までどのくらいかかりますか?
目安としては、応募から内定まで1〜2ヶ月程度が一般的です。書類選考、適性検査、複数回の面接を経るため、スケジュールには余裕を持つ必要があります。
選考状況やポジションによって期間は前後します。
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