アビームコンサルティングに第二新卒で転職するには?難易度・年収・選考対策を徹底解説
2026年02月28日更新
アビームコンサルティングは、第二新卒でも挑戦できる日系大手コンサルファームです。
若手社員にとって、アビームコンサルティングへの転職は市場価値を高める有力な選択肢といえるでしょう。未経験からの採用実績もありますが、選考では論理的思考力やポテンシャルが厳しく見られます。
そのため、年収水準や手取りの目安、採用難易度、ケース面接の傾向を事前に把握しておくことが重要です。
本記事では、アビームの第二新卒採用の実態、年収モデル、選考対策、入社後の育成環境までを解説します。アビームへの転職を本気で検討している人は、ぜひ参考にしてください。
著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
プロフィール詳細を見る
監修者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
プロフィール詳細を見る
目次
全部見る
コンサルタントの求人情報
A【東京】ERP・CRMパッケージ導入コンサルタント(SAP S/4HANA)
想定年収
-
勤務地
東京都港区
業務内容
Microsoft Dynamics 365、SAP S/4HANAをはじめとする、 ERPパッケージの導入コンサルタント、および開発エンジニアとしてお客様のDXをご支援いたします。 昨今のERPパッケージ導入においては、Fit to Standardが主流になってきており、ERPパッケージにFitしない領域については、 フルスクラッチやローコードソリューションを用いた周辺サブシステムの開発も実施いたします。 対応フェーズは、構想策定、要件定義、アプリケーション設計、開発、評価となり、システム導入後は保守運用までを担います。 また、柔軟性、拡張性に優れた低コストなシステムを構築するため、 ETL・EAI、OutSystems・Power Apps等のローコードソリューション、 SAP Business Technology Platform等の各種SaaSサービスを用いたシステム提案業務を実施いたします。 業務を通じて財務会計、販売管理、購買管理、生産管理等の業務知識が習得できます。 DXで開発手法も大きな変革を迎えようとしていますが、最先端の開発業務を経験ができ、価値あるエンジニアへ成長することができます。 また、教育支援としてMicrosoft Certification、SAP認定コンサルタントの資格取得プログラムも用意しております。 ●ERPパッケージ導入コンサルタントの主な業務 ・ERPソリューションの導入提案 ・顧客の既存業務フローを元にした現行業務分析 ・ERPパッケージの導入支援 ●ERPパッケージ開発エンジニアの主な業務 ・ERPパッケージのアドオン開発、既存機能のカスタマイズ開発における要件定義、アプリケーション設計、開発、評価 ・ERPパッケージと連携するフルスクラッチやローコードソリューションを用いた周辺サブシステムの開発 ※職務内容変更の可能性:有 ※変更の範囲:会社の定める業務 ■配属予定部署 ICTソリューション事業本部 SI部 ■配属予定部署の特色・PR 基幹系システムの構築だけでなく、ローコードやデータ分析、生成AIソリューションを取り扱っている部署となります。 また、セキュリティやクラウドを含むインフラ、統合ID管理ソリューションなど、お客様のDX推進をご支援しております。 会社としても注力している部署であり、今後の大きな成長を目指し、現在の課題に全員で取り組み、日々改善を行うことができる組織です。 商売力のあるメンバーと共に強みを作り上げている勢いのある部隊となっております。
View More
IMF (旧MSS) / AI×Microsoft領域 業務・アプリケーションコンサルタント / 東京・大阪 / FPTコンサルティングジャパン
想定年収
400~2,500万円
勤務地
東京都港区
業務内容
ミッション 生成AI・AIエージェントの普及により、企業の業務改革は「業務をシステム化する」段階から、「AIを前提に業務プロセスそのものを再設計する」段階へと移行しています。この変化の中で、業務・アプリケーションコンサルに求められる役割も変わりつつあります。業務要件を整理してシステムに落とすだけでなく、どこをAIに任せ、どこを人が担い、その結果として業務とアプリをどう設計するかまで踏み込むことが求められています。 AI前提で業務を再設計し、アプリとして現場に定着させる。 Microsoft×AI領域で、構想から実装・運用までを担う業務・アプリコンサルです。 職務内容 AI・Microsoftテクノロジーを活用した業務改革・アプリケーション導入プロジェクトにおいて、以下の役割を担っていただきます。 ・業務改革・IT構想策定(As-Is / To-Be整理、業務プロセス設計) ・AI活用を前提とした業務・機能要件の定義 ・業務要件とアプリケーション(標準機能/ローコード)のフィット&ギャップ整理 ・システム要件定義、設計フェーズでの業務・アプリ観点のリード ・開発・テスト・移行・定着化フェーズの推進・支援 ・業務・アプリ観点での課題整理、改善提案、運用設計支援 ※業務を理解し、アプリとして「本番で使われ続ける形」に落とし切ることを重視しています。
View More
DX / DXコンサルタント/プロジェクトマネージャー(上流工程・エンジニア出身歓迎) / 東京・大阪 / FPTコンサルティングジャパン
想定年収
400~2,500万円
勤務地
東京都港区
業務内容
オフフショアを中心としたグローバル開発案件において、プロジェクトマネージャー(PM)または上流工程担当として、プロジェクトをリードしていただきます。 主な業務は、要件定義~基本設計などの上流工程を中心に、顧客折衝、チーム運営、進捗・品質の管理などを担当いただきます。 当部門では、開発作業に加え、業務改善や効率化といった現場の課題にも目を向けながら、システム導入を進めるのが特徴です。クライアントと対話を重ねながら、一緒にプロジェクトを形づくっていくスタイルを重視しています。 また、スキルやご経験に応じて、進行管理に加えて提案活動やチームづくりに関わっていただく機会もあります。海外拠点のメンバーと連携しながら、日々の業務を通じてスキルアップや視野の拡大を図れる環境です。 ●主なクライアント ・国内の金融業、製造業、流通業、等々多岐にわたる大手企業がクライアントです。 ・大手飲料メーカー、大手通信キャリア、大手自動車会社、大手電力会社、大手保険会社、大手信託銀行、大手航空会社、大手家電メーカー等
View More
BX / 建設業界DXコンサルタント【ITコンサルタント・プロジェクトマネージャー 】 / 東京 / FPTコンサルティングジャパン
想定年収
400~2,500万円
勤務地
東京都港区
業務内容
建設業界を中心としたお客様のビジネス目標の達成、成長の支援、建設DXプロジェクトの計画・企画・実行を支援するコンサルティング業務・DX戦略策定から、企画、開発、導入、保守、教育までFPTのグローバルネットワークを活用し、ワンストップで全てのフェーズにおいて建設業界のお客様を支援します。建築ゼネコン業界のDX対応の市場ニーズの高まっており、FCJでも2023年4月より新規コンサルチームとして立ち上げビジネスの拡大を狙っています。 <主なプロジェクト事例> ●大手ゼネコン:建設デジタルプラットフォーム導入プロジェクト 建設プロジェクト業務におけるBIMを活用した共通プラットフォームの整備に向けた、システム開発プロジェクトの、企画構想、PM/PMO、オフショア開発支援 ●大手ゼネコン:スマートビル化推進プロジェクト スマートビルシステム・ソリューションの開発・導入支援、デジタルツイン活用・導入支援 ●準大手ゼネコン:BIM活用推進プロジェクト 建築設計BIMの活用推進に向けたファミリ要件定義、モデリング支援(オフショア活用) ●中堅ゼネコン:建設DX推進プロジェクト 営業、設計・施工、管理業務のBPR(業務効率化)支援、および全社共通プラットフォームの整備に向けた企画構想支援。
View More
BX / 建設業界DXコンサルタント【業務コンサルタント / ITコンサルタント・プロジェクトマネージャー 】 / 東京 / FPTコンサルティングジャパン
想定年収
400~2,500万円
勤務地
【本社】東京都港区
業務内容
不動産・建設業界を中心としてお客様のビジネス目標の達成、成長の支援、建設DXプロジェクトの計画・企画・実行を支援するコンサルティング業務を担当します。DX戦略の策定から、業務改革、基幹システム刷新、AIデータ活用、ICT施工・デジタル現場支援など、幅広く活躍の場があります。FPTのグローバルネットワークを活用し、戦略、企画、開発、導入、保守、教育全てのフェーズにおいてお客様の支援が可能です。 【主なプロジェクト事例】 ●中堅ゼネコン:建設DXシステム導入プロジェクト。営業・施工・経営管理プロセスの革新に向けた、DX戦略の立案や業務要件定義、およびオフショアシステム開発・導入、維持管理の支援 ●準大手ゼネコングループの土木事業会社:全社業務改革とICT施工の戦略立案および実行支援 ●準大手ゼネコン:現場業務改革プロジェクト。請求や原価管理のデジタル化・ペーパレス化による生産性向上支援(PM・PMO) ●大手ゼネコン:建設デジタルプラットフォーム導入プロジェクト。建設プロジェクト業務におけるBIMを活用した共通プラットフォームの整備に向けた、システム開発プロジェクトの、PM、上流工程支援、開発支援
View More
アビームは第二新卒を積極採用している?
アビームコンサルティングは、第二新卒の応募が可能な採用方針をとっています。
実際に新卒採用の募集要項では、「大学/大学院を卒業してから入社までの期間において、職務経験が2年以下の人」と明記されており、この条件に該当する場合、新卒枠として応募も可能です。
未経験枠の有無については、公式に明示されているわけではありません。ただし、職務経験2年以下を対象としている点から、社会人経験が浅い層を想定したポテンシャル重視の採用がおこなわれていると考えられます。
経験不問という意味ではなく、選考では、以下の素養が重視されます。
- 論理的思考力
- 数値やデータを扱う基礎力
- 自ら学び続ける姿勢
- クライアントワークへの適応力
直近ではDX推進や業務改革案件の拡大を背景に、若手層の採用ニーズは継続しています。ただし、常時大量採用をおこなっているわけではなく、募集状況は部門やタイミングによって変動します。
引用:アビームコンサルティング「2027年卒 選考情報募集要項」
【MyVision編集部の見解】 公開情報だけを見ると、「職務経験2年以下」という条件から第二新卒は広く門戸が開かれているように見えます。しかし、MyVision編集部が選考傾向を分析すると、評価の軸は年次ではなく「思考力の再現性」です。
前職での成果規模よりも、課題設定から改善までのプロセスを論理的に説明できるかが問われます。第二新卒の場合は経験量よりも伸びしろが重視されるため、志望動機とキャリアの一貫性を明確にしておくことが内定率を左右します。
アビームの第二新卒採用の難易度と倍率
アビームコンサルティングの第二新卒採用は、応募自体は可能ですが難易度は高めです。ポテンシャル採用の位置づけであっても、一定の思考力や基礎能力が求められます。
ここでは、採用倍率や学歴の目安に加え、未経験からの合格可能性や出身業界の傾向について解説します。
採用倍率と学歴の目安
アビームコンサルティングの第二新卒採用は、難易度は高めといえます。公開されている公式な倍率はありませんが、コンサル業界全体の傾向を踏まえると、応募者は一定数にのぼると考えられます。
学歴については、次の大学出身者が比較的多い傾向があります。
- 慶応義塾大学
- 早稲田大学
- 東京大学
- 明治大学
- 大阪大学
- 一橋大学
- 名古屋大学
参考:大学通信ONLINE「アビームコンサルティング」
「学歴フィルター」が存在すると公表されているわけではありませんが、難関大学出身者が一定数在籍していることは事実です。一定の学力水準が評価軸のひとつになっている可能性が考えられますが、第二新卒採用では新卒時と評価軸が異なります。
大学名そのものよりも、実務経験を通じて培った思考力や成果の再現性が重視される傾向がある点は押さえておきましょう。
学歴に自信がない人が逆転合格を目指す場合は、以下の点が重要です。
- 数値を用いた具体的な成果実績を示す
- 課題設定から改善までの思考プロセスを明確に説明する
- なぜコンサルを志望するのかを論理的に言語化する
- 面接でのケース対応力を高める
第二新卒では、学歴よりも「入社後に成長できる素養があるか」が問われます。準備の質次第で評価は大きく変わるといえるでしょう。
未経験(非コンサル)からの合格率と出身業界の傾向
アビームコンサルティングでは、コンサル未経験からの採用実績もあります。ただし、公式に第二新卒の合格率は公表されていません。
採用サイトに掲載されている社員インタビューを見ると、次のようなバックグラウンドの入社事例が確認できます。
- SE(システムエンジニア)
- 外資系コンサル出身者
- 事業会社での人事業務経験者
この傾向からわかるのは、「完全な異業種」よりも、何らかの専門性や業務改善経験を持つ人材が評価されやすいという点です。
たとえば、SE出身者であれば、システム構造の理解や要件定義の経験、人事業務経験者であれば、制度設計や組織課題への対応経験が評価対象になるでしょう。
重要なのは、業界経験そのものではありません。「前職でどのような課題に向き合い、どのように解決したか」を論理的に説明できるかどうかが問われます。
第二新卒の場合、経験年数が短い分、専門性の深さよりも思考プロセスの明確さが重視されます。業務の再現性や学習意欲を具体的に示せれば、非コンサル出身でも十分にチャンスはあります。
アビームの年収・手取りの内訳
アビームコンサルティングへの転職を検討するうえで、年収水準や手取り額は重要な判断材料です。
ここでは、年収ランク別のモデルケースとあわせて、月収やボーナス、手取り額の目安について解説します。
年収ランク別の給与モデル
アビームコンサルティングの年収は、役職ごとに明確なレンジがあります。
第二新卒で入社した場合は、原則としてアナリストまたはコンサルタントからのスタートです。
公開情報や各種データをもとにした推定年収レンジは、以下のとおりです。
| 役職・ランク | 推定年収 | 昇進の目安(年次) |
|---|---|---|
| アナリスト | 約500万〜600万円 | 1〜3年目(新卒・第二新卒) |
| コンサルタント | 約600万〜800万円 | 3〜6年目 |
| シニアコンサルタント | 約800万〜1,100万円 | 6年目〜 |
| マネージャー | 約1,200万〜1,500万円 | 8〜10年目前後 |
| シニアマネージャー | 約1,600万円〜 | 実力次第 |
| プリンシパル/ダイレクター | 約2,000万円〜 | 実力・実績に応じて |
第二新卒で入社した場合、多くはアナリストまたはコンサルタントからのスタートとなり、年収は約500万〜800万円が目安です。
その後、昇進にともない年収は段階的に上昇します。シニアコンサルタントで1,000万円前後、マネージャークラスで1,200万円超を目指せる水準です。
年功序列ではなく、評価と成果に応じて昇進が決まるため、昇給スピードには個人差があります。
▼アビームコンサルティングの年収やキャリア展望について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
月収・賞与の内訳と手取り額の目安
年収レンジを把握したうえで、実際の月収や手取り額がどの程度になるのかも確認しておきましょう。アビームでは、基本給に加えて賞与が支給されるケースが一般的です。
ここでは、ボーナスありの場合と年俸制に近いケースにわけて、月収・賞与の内訳と手取り額の目安を解説します。
ボーナスありの場合
アナリスト〜コンサルタントクラスで、年収700万円前後を想定した場合のモデルケースは以下のとおりです。
(東京都在住・独身を前提とした概算です。)
| 項目 | 金額・内容 |
|---|---|
| 基本給(月額) | 約48万3,333円 |
| 残業代(固定/超過) | 月額に含む(職位により変動) |
| 賞与(年2回計) | 約120万円 |
| 推定手取り額(月) | 約36万円 |
年収700万円の場合、月額支給は約48万円、賞与が年間約120万円という構成がひとつの目安です。社会保険料や税金を差し引くと、手取りは約36万円になるのが一般的です。
実際の支給額は、残業時間や評価結果によって変動します。そのため、あくまで目安として捉えてください。
ボーナスなし(年俸制)の場合
アビームコンサルティングの給与体系は、基本では月給制とされていますが、マネージャー以上で年俸制に近い形になるケースがあるとの口コミも見られます。
公式に全職位の制度が明示されているわけではないため、ここでは一般的な年俸制モデルを参考に目安を示します。
年収1,200万円(マネージャークラス想定)の場合のモデルは以下のとおりです。 (東京都在住・独身を前提とした概算です。)
| 項目 | 金額・内容 |
|---|---|
| 基本給(月額) | 約1,000万円 |
| 残業代(固定/超過) | 月額に含む(職位により変動) |
| 賞与(年2回計) | 原則なし(年俸に含む) |
| 推定手取り額(月) | 約730万円 |
年俸制の場合、賞与が別途支給されない代わりに、毎月の支給額が高くなります。社会保険料や税金の負担も増えるため、手取りは額面の約70〜75%程度が目安です。
ボーナスありの月給制と比較すると、収入の安定性は高まりますが、評価による賞与変動がないため、成果報酬の比率は相対的に低くなる可能性があるでしょう。
最終的な給与体系は、職位や契約条件によって異なるため、入社前にオファー条件を詳細に確認することが重要です。
アビームの選考フローと試験対策
アビームコンサルティングの第二新卒採用では、複数段階の選考を通じてポテンシャルや思考力が評価されます。応募自体は可能でも、十分な準備なしに通過することは容易ではありません。
ここでは、選考フローの全体像に加え、適性検査やケース面接の対策ポイントを解説します。
適性検査の種類と対策
アビームコンサルティングの選考では、適性検査が実施されるケースがあります。公開情報は限られていますが、受験者の体験談などから、SPI(テストセンター形式)が導入されている可能性が高いといえるでしょう。
SPIとは、リクルートが提供する適性検査で、基礎学力や論理的思考力を測る試験です。主に以下の科目で構成されます。
- 言語分野(語彙、読解など)
- 非言語分野(推論、確率、割合など)
言語・非言語あわせて約35分間で実施される形式が一般的です。また、部署やポジションによっては、英語検査(約20分間)が追加される可能性もあります。
ボーダーラインは一般的、正答率7割程度が目安といわれています。
第二新卒の場合でも、基礎的な数的処理能力や読解力は当然の前提とされるものです。とくに非言語分野では、時間内に正確に処理するスピードが重要です。
対策としては、次の点を意識するとよいでしょう。
- テストセンター形式に慣れておく
- 非言語問題はパターンを反復学習する
- 制限時間内に解き切る練習をする
- 英語検査が想定される場合は長文読解に触れておく
適性検査は足切りの役割を担う場合があります。ケース面接対策に注力する前に、まずは基礎学力で確実に通過できる準備を整えておくことが重要です。
面接・ケース面接の傾向と過去問
アビームコンサルティングの面接では、「なぜコンサルか」だけでなく、「なぜアビームか」が深く問われます。総合コンサルのなかでもなぜ同社を志望するのかを、事業領域やカルチャーに触れながら説明できるかが重要です。
単に「成長したい」「市場価値を高めたい」といった抽象的な理由では不十分です。アビームの強みである業務改革やITとビジネスをつなぐ支援領域に言及し、自身の経験とどのように接続するのかまで語る必要があります。
ケース面接では、思考プロセスが重視されます。正解そのものよりも、仮説の立て方や論点整理の構造が評価対象です。
過去の出題傾向としては、次のようなテーマが想定されます。
- 特定顧客層を想定した販売戦略の立案
- 企業の公開情報をもとにした経営戦略の構築
- 既存店舗の売上向上施策の検討
- 新規事業アイデアの立案と市場規模の算出(フェルミ推定)
フェルミ推定とは、限られた情報から論理的に市場規模などを概算する手法です。たとえば「国内の書店市場規模を推定せよ」といった問いに対し、人口や購買頻度などの仮定を置きながら段階的に算出します。
対策としては、以下の流れを徹底することが重要です。
- 前提条件を明確にする
- 論点を分解する
- 仮説を提示する
- 計算や施策に一貫性を持たせる
第二新卒の場合、経験値よりも思考の型が重視されます。面接官との対話を通じて柔軟に修正できる姿勢も評価ポイントです。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の見解では、第二新卒の選考で失敗しやすいのは「ケース対策不足」よりも「志望理由の浅さ」です。ケース面接では論理的思考力が問われますが、その後の深掘りではキャリアの一貫性が確認されます。
思考の型だけを準備しても、なぜアビームなのかを自分の言葉で語れなければ評価は伸びません。ケース対策と同時に、志望動機の精度を高めることが重要です。
頻出質問への回答ポイント
アビームコンサルティングの第二新卒面接では、経歴の一貫性と成長意欲が重点的に確認されます。とくに早期離職理由と、前職の経験をどのように活かすかは必ずといってよいほど問われます。
▼早期離職理由の伝え方
第二新卒の場合、「なぜ短期間で転職するのか」は避けてとおれません。評価を下げないためには、以下の観点が重要です。
- 前職の否定にならないこと
- 学びや気づきを言語化できていること
- 転職理由が将来の方向性と一貫していること
たとえば、「配属業務が合わなかった」という伝え方は避けるべきです。
代わりに、「業務を通じて業務改善や構造的な課題解決に強い関心を持ち、より上流で企業変革に関わりたいと考えるようになった」といった形で、経験を通じた意思決定であることを示すと評価につながりやすくなります。
▼前職の経験の活かし方
未経験から挑戦する場合でも、前職の経験は必ず接続できます。重要なのは「職種」ではなく「再現性」です。
たとえば以下のように伝えられます。
- 営業経験 → 顧客課題のヒアリング力、提案構築力
- SE経験 → 要件定義力、構造的思考力
- 人事経験 → 組織課題の把握、制度設計への理解
単に業務内容を説明するのではなく、「どのような課題に対し、どのように仮説を立て、どのような成果を出したのか」まで語ることが重要です。
第二新卒の場合、実績の規模よりも思考プロセスの明確さが重視されます。経験を抽象化し、コンサル業務に転用できる形で説明できるかが、内定獲得のわかれ目です。
▼アビームコンサルティングについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
アビーム入社後の育成環境とキャリアパス
アビームコンサルティングへの転職を検討するうえで、入社後にどのように成長できるのかは重要なポイントです。第二新卒の場合、とくに育成体制やキャリアの描きやすさが気になる人も多いでしょう。
ここでは、未経験者向けの研修制度や、昇進の仕組み、ワークライフバランスの実態について解説します。
未経験者向けの研修カリキュラム
アビームコンサルティングでは、大学・大学院卒業後2年以内の人を新卒枠として受け入れています。そのため、第二新卒として入社する場合も、新卒向け研修を受講するケースがあります。
アビームコンサルティングは、新卒入社者向けに、入社直後に最長3ヶ月程度の研修を用意。コンサルタントとしての基礎を体系的に身につける設計です。
また、職位や配属先によっては、キャリア入社者向けの基礎研修(約10日間)を受講する場合もあります。いずれもアウトプット重視の実践型プログラムです。
| 研修フェーズ | 学習内容 | 期間 |
|---|---|---|
| Core Training | ロジカルシンキング、問題解決手法、コンサル基礎 | 最長3ヶ月(新卒)/約10日間(キャリア) |
| Pre-Assignment Training | 業界知識、ITスキル、専門領域の基礎 | 配属前後に実施 |
| 擬似案件演習 | 資料作成、報告会ロールプレイ、ケース演習 | 研修期間内に実施 |
| Global Training | 海外メンバーとの共同研修(公募制) | 若手社員向け |
参考:アビームコンサルティング公式サイト「成長支援と制度」
Core Trainingでは、コンサルタントとしての土台を築きます。Pre-Assignment Trainingは、クライアントに価値を提供するための専門知識や実務スキルを習得するものです。
研修の企画や講師は、実際にプロジェクト最前線で活躍するコンサルタントが担当します。そのため、実践的で即効性のある内容といえるでしょう。
アビームコンサルティングでは、未経験者でも段階的にスキルを習得できる環境が用意されているといえます。
ワークライフバランスと離職率の実態
アビームコンサルティングのワークライフバランスは、コンサル業界のなかでは一定の水準にあるといえます。平均残業時間は月33.3時間、有給休暇消化率は66.9%とされています。
月30時間台の残業は、一般的なコンサルファームと比較すると極端に長い水準ではありません。ただし、プロジェクトの繁閑によって業務量は変動します。
働き方の柔軟性も進んでいます。フルフレックス制度が導入されており、リモートワークも100%可能。配属部署や案件状況により異なりますが、場所や時間に縛られにくい環境が整備されています。
一方で、コンサル業界特有の「Up or Out」の文化が気になる人もいるでしょう。Up or Outとは、一定期間内に昇進できなければ退職を促されるという考え方を指します。
現在のアビームでは、形式的なUp or Outが厳格に運用されているわけではありません。評価制度は存在しますが、長期的な育成を前提とした人材マネジメントへとシフトしています。
とはいえ、成果が評価に直結する環境である点は変わりません。安定志向というよりは、成長意欲の高い人材に適した環境といえるでしょう。
▼コンサルの離職率について知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
まとめ
アビームコンサルティングは、第二新卒でも応募可能なコンサルファームです。大学卒業後2年以内であれば新卒枠としての受け入れもあり、未経験から挑戦できる可能性はあります。
一方で、選考難易度は高い傾向です。SPI対策やケース面接の準備に加え、「なぜアビームか」を論理的に説明できるかどうかが合否をわけるといえるでしょう。
年収水準は若手の段階から高めに設定されていますが、成果主義の側面もあります。育成環境は整っているものの、主体的に成長する姿勢が求められる環境です。
難易度が高いからこそ、事前準備の質が結果を左右します。応募前に、自身の経歴の打ち出し方やケース対策の方向性を明確にしておくことが重要です。
アビームのような難関ファームでは、公開情報だけでは把握しづらい選考傾向や評価ポイントがあります。MyVisionでは、コンサル転職に特化したアドバイザーが、実際の通過事例をもとに選考対策を支援しています。相談から内定までの流れを事前に把握したい人は、具体的なサポートの流れをご確認ください。
アビームの第二新卒転職に関するFAQ
ここでは、第二新卒でアビームコンサルティングへの転職を検討する人から多く寄せられる質問に回答します。
Q. 第二新卒でも年収が下がることはありますか?
可能性はあります。前職の年収や職位によっては、アナリストやコンサルタントからのスタートとなり、一時的に年収が横ばい、または下がるケースもあります。
ただし、昇進にともない年収が大きく伸びる構造のため、中長期での上昇余地はあります。
Q. 英語力は必須でしょうか?
必須ではありませんが、一定の英語力があると選考や配属の幅は広がります。部署によっては英語案件に関与する機会もあるため、読み書きレベルの基礎力は身につけておくと有利です。
Q. 第二新卒の場合、応募から内定までどのくらいかかりますか?
目安としては、応募から内定まで1〜2ヶ月程度が一般的です。書類選考、適性検査、複数回の面接を経るため、スケジュールには余裕を持つ必要があります。
選考状況やポジションによって期間は前後します。
▼アビームコンサルティングのリアルな評判について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。



