戦略コンサルに転職するための志望動機の書き方は?例文を紹介しながら徹底解説
2026年06月24日更新
戦略コンサルファームは、ビジネス全体におけるデジタル化と、それらを活用するためのDXニーズの増加を背景とし、戦略策定だけに留まらず、実行支援の領域までその提供サービスの幅を広げています。
今日では、戦略コンサルファームでも包括的なコンサルティングサービスを提供するため、デザイン会社や、広告代理店の買収、デジタル系組織の新設など、各社ともにケイパビリティの拡充を図っています。そのため、代理店出身者やIT系企業の人など多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用している現状です。
戦略コンサルファームへの転職については、書類対策・面接対策ともに数多くWebサイトなどで公開されています。しかし、未経験からコンサルタントへ転職活動する場合、必要な書類のひとつである、志望動機の作成を悩まれる人も多くいます。とくに各ファームの種類に応じて、どのようにカスタマイズすべきか、そもそも何を書くべきか、悩まれている人も多いでしょう。
本記事では、戦略コンサルファームで就業した経験もある弊社代表が戦略コンサルファームへの転職の際に必要な志望動機のポイントについて解説いたします。
著者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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戦略コンサルタントの求人情報
社長室(SRA・BPIO)
想定年収
750~1,400万円
勤務地
東京都渋谷区
業務内容
●仕事概要 代表直下の「社長室」にて、経営戦略の実行と推進を担います。 事業フェーズや市場環境の変化に合わせ、「今、会社が最も注力すべき重要事項」に、代表と同じ視座で取り組んでいただきます。 0→1の新規立ち上げから、1→10の事業拡大・組織化まで、領域を限定せず動くことが求められます。 ●任せる業務内容 日々変化する経営課題に対し、プロジェクトオーナーとして柔軟に動いていただきます。 事業成長の推進・実行 代表が意思決定した戦略(アライアンス、新規事業、組織変革など)を、現場レベルの実行プランに落とし込み、完遂までリードする。 非連続な成長機会の創出(0→1) 「戦略的パートナー」との連携による、新たなビジネスモデルの構築。 既存の枠組みに捉われない、新たな事業アセットの組み合わせによる事業開発。 事業基盤の盤石化とスケーリング(1→10) 自社サービスを業界の標準インフラとして市場に浸透させるための、再現性ある仕組みづくり。 急拡大する組織における、部門横断的な課題解決と連携強化。 ●ミッション 当社は、「自分の意思で選択し歩める人を育み、企業が選択肢を持ち続けられる経営基盤をつくる」ことをミッションに掲げています。社長室の役割は、この世界観を実現するために代表と共に最短距離で「実装」することです。
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[BI CI]【大阪】オープンイノベーション担当コンサルタント ※第二新卒歓迎
想定年収
595万円~
勤務地
大阪府大阪市
業務内容
当部門は、業界/業種/地域等の垣根を超えたコラボレーションによる新規事業の構想・企画、業務変革、イノベーション構築、実行支援を行います。 ● 職務内容 ・クライアントが持つアセットを利用した外部企業連携(オープンイノベーション)に関する支援 - クライアントの新規事業支援、戦略立案、体制構築、外部企業とのマッチング支援、伴走支援 ・国内外のオープンイノベーション動向やスタートアップ技術等の調査支援 ・先端テクノロジーの商業化支援 - 大学や企業に眠る技術に関する、技術シーズの市場性検討、協業先企業とのマッチング、知財マネジメント、製品化・事業化に向けた各種支援 ● 得ることができるスキル・経験 ・海外で実施されている最新のオープンイノベーションに関する知見 ・既存業務の拡張および0からの新規事業立ち上げ支援の経験 ・協業支援/提携支援の経験 ● 役割及び責任 <シニアコンサルタント、コンサルタント> ・特定の業界や業務領域に関する高い専門性を持ち、担当プロジェクトにおいて、局面によってはマネジャーの代わりを担える存在として活躍頂きます。 ・マネジャー以上からの一定程度のガイドがある状況において、プロジェクトの計画を作成し、プロジェクト遂行時においては、下位メンバーをリードしながら、成果物を作成していくことが期待されます。 ● 業務内容 コンサルティング業務 (変更の範囲) 当社の指定する業務
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【金融】金融分野における人事施策の企画立案・実行をリードする人事企画ポジションの募集<1337>
想定年収
700~850万円
勤務地
東京都江東区
業務内容
金融分野(社員4,000人超の組織)の成長戦略・人財戦略に基づいた人事施策の企画立案、実行をリードします。 全社の人事本部や、社内の他分野、金融分野内の各事業本部や事業部などの各組織ステークホルダーと連携しながら施策を推進します。 ●配置・異動、評価、昇格 ●人事・人財情報のデータドリブン施策 ●人事戦略施策(人事ローテーション施策、サクセッションプランの検討)等
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【金融】金融分野統括人事スタッフ(キャリア採用担当)<1041>
想定年収
700~1,100万円
勤務地
東京都江東区
業務内容
社会環境やビジネスモデルが急速に変化する中、企業の持続的成長を実現するためには、将来の事業を担う中核人材の確保がこれまで以上に重要となっています。 特に当社金融分野においては、主任~課長代理層を中心とした即戦力人材の獲得が、事業競争力を左右する重要テーマとなっています。 本ポジションでは、単なる採用オペレーションにとどまらず、経営戦略・事業戦略と連動した採用活動の企画・実行を担っていただきます。採用を「経営の根幹を支える機能」と位置づけ、必要な人財の定義から獲得、入社後の活躍までを一貫して推進していく役割です。主な業務内容は以下です。 ●業務内容(サマリ) ・採用戦略の企画・実行(どんな人をどう獲るかを設計) ・母集団形成(エージェント/スカウト/リファラル等の活用) ・候補者への魅力づけ・動機形成 ・選考運営およびクロージング(内定承諾までの設計) ・内定者フォロー・入社後を見据えた関係構築 ・生成AI・データを活用した採用業務の改善 ●具体的な業務イメージ まずは、担当領域の採用を自分ごととして捉え、「どうすれば採れるか」を考え抜くところからスタートします。 あらゆるステークホルダーと対話しながら、求める人物像を具体化し、採用の戦い方を設計します。 母集団形成では、エージェント対応やスカウト送信、リファラル促進などを自ら手を動かしながら推進します。単に依頼を受けるのではなく、「どのチャネルでどう攻めるか」を主体的に考え、改善を回していくことが求められます。 候補者対応においては、一人ひとりと向き合いながら、転職理由や志向を踏まえたコミュニケーションを行います。会社の説明をするだけでなく、「この人にとってこの会社は合うのか」を考えながら、納得感のある意思決定を支援します。 選考フェーズでは、現場と連携しながらスピード感を持ってプロセスを推進します。あわせて、候補者の不安や迷いを解消し、内定承諾につなげるためのクロージングも重要な役割です。 また、内定後のフォローや関係構築にも関わります。入社がゴールではなく、「入社後に活躍してもらう」ことを見据えた採用を行います。 さらに、生成AIやデータを活用した業務改善にも取り組んでいただきます。スカウト文面の最適化やマッチング精度の向上など、テクノロジーを使いながら、より成果の出る採用の仕組みをつくっていきます。
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【金融】金融分野人財戦略(育成・組織開発)企画・推進担当<1261>
想定年収
700~850万円
勤務地
東京都江東区
業務内容
【金融分野の育成担当】 金融分野全体の人財育成施策(研修の他、イベントや他組織連携など)を担当することとなります。まずはメンバーのもとで既存施策の設計~運用・効果測定を一通り経験して頂きます。 チームで進めていく中で「もっとこうしたら受講生は喜ぶのではないか」「もっと効率的に運用できるんじゃないか」などの積極的な発言は歓迎します。 短期的には人財育成施策(イベント、研修など)の主担当として、チームを巻き込んで動いていけることを目標とします。 【具体的な業務内容】 ?ニーズ調査・企画・設計 ?施策の事前準備・当日運営 ?効果測定 ?その他幅広く育成の側面から人財戦略への関与が可能。 ※自ら新規施策をご提案いただくことも可能です。 【将来的なキャリア】 将来的には金融分野における人財育成施策の企画立案から実行までをリードする役割をお任せしていく予定です。 経営戦略を理解し、人財育成戦略への落とし込み、新たな人財育成プログラムの構築、既存プログラムのブラッシュアップなどを推進していただきます。 具体的には、全社の人財ニーズや課題を分析し、課題解決に繋がる研修体系の構築、新規研修プログラムの企画・開発・実施、効果測定など 分野全体に影響力を及ぼす施策を、関係部署や幹部層と連携しながらリードして頂きたいと思います。 その他にも人財育成に関する制度設計や運用、キャリア開発支援、組織開発なども担当領域として、幅広く業務に携わっていただけます。 変化の激しいIT業界において、社員一人ひとりが最大限能力を発揮できる環境づくりを行い、事業成長に貢献できる人財育成を実現します。
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戦略コンサルの志望動機の作成ポイント
コンサルタントの選考において「志望動機書」の対策は非常に重要です。
戦略コンサルファームの採用において重要な観点は以下の3点です。
- なぜ戦略コンサルに入社したいのか
- なぜそのファーム/チームに入社したいのか
- 入社後に貢献できることは
実際に戦略コンサルファームの採用担当者に話を聞くと、この3点を重視している担当者は非常に多いです。
理由は、戦略コンサルタントの業務は非常にタフであり、憧れだけでは業務を遂行できず、情熱がないと大手クライアントの難易度の高い課題に立ち向かうことができないことにあります。
志望動機が明確であることは、戦略コンサルの業務理解を示すことにもなるため、ご自身の理想とギャップがないことの証明になるのです。
また、コンサルファームでは論理性が非常に重要視されます。そのため書類選考においても、内容の論理性は非常に重要視されます。とくに戦略コンサルは求める人材のレベルや、入社後の成果物について非常に要求水準が高い傾向です。
コンサルタントの基礎能力である「ロジカルシンキング」の素養があるか、それを適切にアウトプットできているかは、志望動機の中で重視されます。
なぜ戦略コンサルに入社したいのか
志望動機を作成するうえでは、 「なぜ戦略コンサルファームに入社したいのか?」を明確に説明する必要があります。単純に「経営支援に携わりたい」や「より上流工程に関与したい」では、具体性に欠けてしまいます。
戦略コンサルの大きな特徴は、「企業の重要な経営戦略に関与できる」点です。ただ、これだと具体性に欠けるので、「経営戦略という、企業にとって最も重要かつ、影響度の高いテーマに携わることで、支援後に多くのインパクトを残したい」といったレベルまで具体的に記載することが重要です。
また戦略コンサルタントは、コンサルティングファームの中でもとくに際立った思考力やアウトプットの質が求められます。このため、志望動機ひとつとっても明確なロジックや伝わりやすい文章が求められるといえるでしょう。
なぜそのファーム/チームに入社したいのか
総合コンサルファームと比較すると、「なぜそのファームに入社したいのか?」という理由の重要度は下がりますが、それでも明確にすることが望ましいです。上記の「経営戦略という企業にとって最も重要かつ、影響度の高いテーマに携わることで、より支援後により多くのインパクトを残したい」はすべての戦略コンサルファームに該当するので、各ファームごとに独自の理由が必要です。
たとえば、ボストンコンサルティンググループでは、近年デジタル/テクノロジー分野において、ほか戦略ファームより規模の拡大を進めています。また、A.T.カーニーは、コスト削減のプロジェクトについて定評があります。
このように総合コンサルファームほどではないですが、各戦略コンサルファームごとに特徴や注力している領域が異なる点は大きな特徴です。そのため、ファームごとの特徴を調べ、特徴を理解したうえで志望理由を記載することが重要です。
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入社後に貢献できることは
これまでの経験やスキルをもとに、応募先で活かせること、貢献できることを記載します。
重要なのは、「自己アピール」のみではなく、応募先企業の特徴や強み、応募するポジションがどんな仕事内容なのかを把握したうえで貢献できることを記載する必要がある点です。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の独自の見解としてお伝えしたいのは、志望動機は文章のうまさよりも一貫性が最重要であるという点です。一般公開されている情報だけでは、なぜ戦略コンサルかという熱意が決め手になるように見えるかもしれません。
しかし、MyVision編集部が重視する本当に見るべきポイントを分析すると、①これまでの経験との接続性②思考プロセスの明確さ③入社後の貢献イメージの具体性が、自分の中で正しい優先度になっているかが重要です。
この順番を誤ると、どれだけ立派な言葉を並べても説得力を欠いてしまうケースがあります。自分の経験からどのように戦略コンサルに接続するのかを、論理的に説明できるレベルまで深めることが不可欠です。
戦略コンサルの志望動機の書き方
次に、戦略コンサルを志望する際の志望動機の書き方を、例文を紹介しながら説明します。
戦略コンサルの志望動機の例文
大手広告代理店出身の30歳転職希望者の志望動機の例文をです。
転職希望者の属性
年齢:30歳 現職:大手広告代理店 アカウントプランナー 転職希望先:ボストンコンサルティンググループ デジタル/テクノロジー/データ
実際の例文
デジタルの観点を活かして経営戦略に携わり、顧客の課題解決をおこないたいと考えているため志望します。現職の大手広告代理店に入社後、アカウントプランナーの業務に従事してきました。
あるプロジェクトではデジタルマーケティングの手法を用いて、クライアントのデータの蓄積方法や、そのデータを用いた定量的・客観的な広告戦略・運用について検討・実行支援をしました。そのプロジェクトでは中心的な役割を担当しましたが、データを用いて定量的・客観的に広告を戦略立案・実行することに大きな可能性を感じました。
またその結果、クライアントの中で新しくプロジェクトチームが発足したり、広告運用だけでなく、採用・集客のコンサルティングも依頼されるなど、派生的にクライアントから依頼されるようになりました。
その過程において、「広告だけでなく、ステークホルダーを巻き込み企業の全社的な課題を解決する業務を担当したい」「その中でデジタルツールやテクノロジーを活用し、より大きなインパクトを創出したい」という思いを持つようになりました。
貴社・貴部門では、企業の経営課題を解決する戦略コンサルティングを実施しており、そこで働くことで、企業の経営課題の解決を通じ、その企業だけでなく、業界を含めたステークホルダーに大きなインパクトを与えられると考えました。
加えて、デジタル/テクノロジー/データチームでは、従来の戦略コンサルティングに加え、最新のテクノロジーやデータ活用の取り組みをされています。また戦略立案だけでなく、DIGITALBCGなど社内のほかのチームと協業することで、クライアントの課題に対し、より包括的かつ根本的に解決の支援が可能だと考えました。
私は、広告代理店のアカウントプランナーとしての経験と、デジタル関連、とくにデジタルマーケティングにおける知見から、貴社に貢献できると考えています。
アカウントプランナーの業務は網羅的に経験しており、大企業の広告運用に対する知識を有しております。最近ではSNSを用いた出稿戦略など、トレンドに即した内容も経験しています。加えて、顧客の経営層と折衝することも多く、対話の中で先方の課題を把握し、課題や解決策に関してディスカッションすることが可能です。
案件におけるクライアントミーティングや他部門にまたがる調整などにおいて培ったスキルは、コンサルタントとして貢献できると考えています。
またデジタルマーケティングの分野においても、上記の実務経験に加え、SEO対策での知見など、より現場レベルでの知見も有しており、戦略策定後の実行支援でもより現場での業務に即した支援が可能です。
戦略コンサルのNGな志望動機の特徴
戦略コンサルの転職活動におけるNGな志望動機として、「戦略コンサルファームの志望理由、または各ファームの志望理由が明確ではない」ということと、「入社後に貢献できることが明確ではない」ということが挙げられます。
戦略コンサルファームの志望理由、または各ファームの志望理由が明確ではない
「貴社では経営課題の解決ができる……」「貴社では、経営課題に対し、デジタルの分野からアプローチできる……」という志望動機は、評価されない場合が多いです。
内容は間違っていませんが、「そもそも戦略ファーム以外でもできるのでは?」「それはほかのファームでもできるのではないか?」などと指摘される可能性が高いためです。
「なぜ経営課題に対しデジタルの分野からアプローチすることが必要なのか?」という問いに対する答えの例としては下記のとおりです。
「広告代理店ではデジタルマーケティングを活用した広告運用に従事しておりましたが、ソリューションが広告ありきになることがあり、そのプロジェクトで派生した課題に対しても、適切な施策検討ができないケースもありました。一方コンサルファームでは課題に対し、ベストな施策を検討することが可能です。加えて、貴社ではデジタルの領域に強みがあり、戦略策定から実行支援までよりクライアントに貢献できると考えました」
このように、自分の経験に基づき、オリジナリティのある回答をする必要があります。
ただ、多くのコンサル未経験者にとって、そのように回答することはハードルが高いです。「昨今のトレンドから、デジタルを活用した支援が必須だからです」など、一般的な内容しか記載できず、面接官に論理性について疑問を持たれる可能性も考えられるでしょう。
また、「なぜそれが必要なのか?」という問いに回答できたとしても、昨今ではいまやどのファームも「デジタル」や「テクノロジー」に関するコンサルティングサービスを提供しています。
そのため、「ほかのファームでもできますよね?」と、指摘されてしまう懸念もあるため、ほかファームではなくそのファームを志望する理由も具体的に考えておくことも重要です。
入社後に貢献できることが明確ではない
貢献できる内容が的外れだったり、自分の志向を主張しすぎることもNGです。
たとえば「〇〇と〇〇の経験があります」と記載しても、その内容が応募先のファームで求められる要件ではない場合、論理性について疑問を持たれます。
また「貴社では、〇〇領域の専門性を身につけられるため、志望しました」など、自分の志向ばかりを主張しすぎると、「当社はあなたを教育するために存在しているのではありません」と面接官に思われてしまい、あまりよい印象となりません。
自分の志向を適度に主張しつつも、その志向がファームへの貢献につながることを、面接官に理解してもらえるように説明することが重要です。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の見解では、志望動機を汎用的な言葉だけでまとめてしまうことは失敗しやすいです。その理由は、戦略コンサル各社の違いや、自身の経験との接点が曖昧なままだと、面接で深掘りされた際に一貫性が崩れてしまうからです。
とくにデジタルや経営というキーワードだけを前面に出すケースは多いですが、なぜそれを戦略コンサルで実現したいのかまで語れないと評価は伸びません。
自分の原体験と志望理由を結び付けられているかが、通過可否をわけるポイントになるといえます。
戦略コンサルの志望動機でよくある質問
以上、戦略コンサルの志望動機の書き方や実例について説明しました。次に、戦略コンサルの志望動機を作成する際によくある質問について回答します。
戦略コンサルの仕事内容がイメージできない
未経験者からよく「仕事内容がイメージできない」というお悩みのご相談をいただきます。仕事内容がイメージできなければ、志望動機の具体性や貢献できることが深堀りするのが難しいことがあります。
コンプライアンスなどの問題もあり、コンサルティングファームの仕事は外から見えにくいのが実情です。そのため、Webサイトの情報を鵜呑みにせず、実際にコンサルティングファームで働く知人に会いに行く、またはファームの人事や現場で働くコンサルタントから直接情報を入手しているエージェントに話を聞くといった「一次情報」に触れることが重要です。
▼コンサルタントの具体的な仕事内容について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

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現職の職務内容が戦略コンサルファームに貢献できることとリンクしない
とくに現場寄りの業務や、ルート営業などのルーティンワークに就業されている人から、現状の業務がコンサルワークと乖離しており、どうやってアピールしたらいいか不安、という声をいただく場合があります。
その場合はまず今の業務を整理し、抽象化してみることをおすすめします。たとえばルート営業でも、訪問件数増加のための取り組みや自身の業務効率化などを振り返ることによって、コンサルワークとの類似性を見出せる可能性があります。
まとめ
戦略コンサルファームへの志望動機の書き方について説明しました。
戦略コンサルファームは若手ハイクラス層の採用に積極的な姿勢を示しており、コンサル未経験からコンサルへの転職を考えている人にとっては今がベストなタイミングであるといえます。
しかし業界未経験から戦略コンサルファームに転職するには、事前の対策や計画などさまざまな準備が必要です。とくに志望動機は、論理性の証明のためにも重要です。そのため未経験からの転職は難易度が高く、転職においてはコンサルティング業界を専門とした転職エージェントの活用が非常に効果的です。
戦略コンサルの志望動機は、単なる熱意の表明ではなく、論理性と一貫性を示す重要な選考要素です。MyVisionでは、戦略ファーム出身メンバーによる実践的な支援体制や過去の通過事例などMyVisionの強みを活かし、ファーム別に通用する志望動機のブラッシュアップをおこなっています。
自分の志望動機が本当に通用する内容か不安な人は、ぜひご相談ください。
戦略コンサルへ転職するための志望動機に関するFAQ
戦略コンサルの志望動機について、よくある疑問をまとめます。
Q1. 戦略コンサルの志望動機はどの程度まで具体的に書くべきですか?
できる限り具体的に書くことが望ましいです。なぜ戦略コンサルなのか、自身の経験とどう結び付くのか、入社後にどのように貢献できるのかまで踏み込むことで説得力が高まります。
抽象的な表現だけでは評価につながりにくい傾向があります。
Q2. 各ファームごとに志望動機はどれくらい変えるべきですか?
基本軸は共通でも問題ありませんが、各ファームの強みや注力領域に触れることは重要です。なぜ他社ではなくそのファームなのかを説明できると、志望度の高さや理解度が伝わりやすくなるでしょう。

