戦略コンサルに転職するための志望動機の書き方は?例文を紹介しながら徹底解説
2026年02月27日更新
転職市場でも、コンサルタントへのキャリアを目指す人が多くなりました。
その中でも戦略コンサルファームは、ビジネス全体におけるデジタル化と、それらを活用するためのDXニーズの増加を背景とし、戦略策定だけに留まらず、実行支援の領域までその提供サービスの幅を広げています。
今日では、戦略コンサルファームでも包括的なコンサルティングサービスを提供するため、デザイン会社や、広告代理店の買収、デジタル系組織の新設など、各社ともにケイパビリティの拡充を図っています。そのため、代理店出身者やIT系企業の人など多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用している現状です。
戦略コンサルファームへの転職については、書類対策・面接対策ともに数多くWebサイトなどで公開されています。しかし、未経験からコンサルタントへ転職活動する場合、必要な書類のひとつである、志望動機の作成を悩まれる人も多くいます。とくに各ファームの種類に応じて、どのようにカスタマイズすべきか、そもそも何を書くべきか、悩まれている人も多いでしょう。
本記事では、戦略コンサルファームで就業した経験もある弊社代表が戦略コンサルファームへの転職の際に必要な志望動機のポイントについて解説いたします。
著者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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目次
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戦略コンサルタントの求人情報
総合コンサルタント|DXソリューション事業部(戦略コンサルティングチーム)
想定年収
800~1,800万円
勤務地
東京都渋谷区
業務内容
新規顧客の戦略検討案件の獲得およびプロジェクト完遂を通じて、当社内ソリューションも活用した幅広いDX支援を行っていただきます。 ・潜在顧客への訪問/初期議論を通じた戦略案件の取り出し ・初期議論から本提案までの顧客対応と提案資料の作成/プレゼンテーション ・案件獲得後のプロジェクトリード ・当社内のソリューションへの繋ぎ込み 【業務内容の変更範囲】 会社の定める業務、就業規則に従い出向となった場合は出向先の定める業務 部署紹介 当チームは、DXに課題意識を抱えている顧客に対して、課題の構造化と解決策の構築/推進支援によって貢献する組織です。 現在の体制は、戦略策定/グロースハック/商品・サービス開発等に専門性のある少数精鋭の人材が有機的にチームを組成し、調査/分析/資料作成等の担当メンバーの支援を得ながら各案件に取り組んでいます。 全社においては、顧客の経営/事業課題の上流に位置する戦略思考を捉えることで、後続して求められる解決策と当社ソリューション(商品開発/広告運用等)を接合して、多角的に顧客を継続支援するための接点機能も務めています。 その観点で、社内の各ソリューション組織と積極的に連携し、当社のMissionである「リテールに革命を」の先陣を走るというリーダーシップとチャレンジが組織カルチャーです。 働き方としては、少数のメンバーが互いの生産性と効果的な連携を意図し、個々のワークスタイルやW/Lバランスにも配慮した職場環境を実現しています。 <オフィスツアー動画> https://youtu.be/2eN5rtnCPsA 経営人材へのキャリアパス コンサルタントの枠に留まらず、将来的には社内外で活躍できる「高度な経営人材」へとステップアップを目指せる環境です。
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アカウントエグゼクティブ
想定年収
620~880万円
勤務地
東京都 千代田区
業務内容
●求人概要 事業会社の経営企画、事業開発、研究開発、営業・営業マーケティング等のユーザーを対象とし、「EXPERT Research」を通して、AIやデスクトップリサーチでは得られない、その道の専門家からの一次情報の収集を、伴走支援する役割となります。 AIの利用が進む中、「知見」に対するニーズがますます高まっています。企業の、まだ顕在化されていない業務課題を紐解き、その課題をEXPERT Researchで解決するための最適なソリューションを提案します。 ●具体的な業務内容 今回ご入社いただく方には、まずは現場にて既存のお客様との折衝を担っていただき、ご利用支援や事業課題に対するヒアリングと提案を行い、伴走していくことをお任せする予定です。その後「EXPERT Research」に興味があるお客様や、日頃からご活用いただいているお客様に更なる活用を促進する営業活動までをになっていただきます。その中で、 今回ご入社いただく方には 「これまでのやり方にとらわれずに、自ら創意工夫を行い、Teamに閉じず、事業全体を牽引いただくこと」 も期待します。 【顧客】 国内事業会社を担当するポジションです。業界は、製造業、不動産業、IT・通信業、消費財・食品・小売業など多岐に渡ります。 【業務内容】 担当する企業の事業伴走者として「顧客が事業成長を続けるために必要な調査・情報収集の体制の提案」や、「顧客の重要なプロジェクトに対し、ユーザベースが提供できる価値の接続」など顧客の事業課題を解消するような提案を担っていただきます。 【具体的には】 ・顧客の課題やニーズを的確に把握し、必要な調査方法を提案する ・調査案件実施に際し、お客様と社内オペレーションをシームレスに繋ぎ、滞りない調査実施のコーディネーションを行う ・顕在化していない顧客課題を、ヒヤリングにより具現化し、EXPERT Researchで解決に導く支援を行う ・調査を継続的に活用頂き、かつ会社組織にインパクトを与える提案を行いながら、既存契約のアップセルを狙う ※またシニアなメンバーであれば顧客との関わりの中から、ユーザベースのサービス自体のアップデートや、新規サービスの起案、新しい営業戦略の提言など自社の事業開発に関わって頂く機会もございます。 ●業務の変更の範囲:会社の指定する全ての業務
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中途採用【新規事業開発責任者候補(BizDev)】
想定年収
1,000~2,000万円
勤務地
東京都港区
業務内容
新規事業の企画立案・事業戦略策定 以下はあくまで、上記を実施するための例です。 ●市場/競合調査、顧客インサイトの発掘と仮説検証 ●プロダクトの要件定義、ローンチ計画の策定・実行 ●KPI/P&L 管理、投資・予算管理 ●マーケティング(オンライン/オフライン)の施策立案・運用 ●プロダクト改善のためのデータ分析、ユーザーヒアリング ●必要に応じた採用計画・チームビルディング ●ステークホルダーとの折衝(経営陣・外部パートナー・ベンダー等)...etc 参考までに代表石川のインタビュー記事です。 事業開発にも言及しておりますので、よろしければお目通しください。 https://www.fastgrow.jp/articles/copia-ishikawa
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中途採用【幹部マネージャー候補(マーケティング領域等)オープンポジション】
想定年収
700~2,000万円
勤務地
東京都港区
業務内容
こちらのポジションは、金融教育をオンラインで提供する日本一の学校「GFS」にて、幹部マネージャー候補として事業を牽引する役割を担っていただくものです。 事業フェーズは現在、生徒数も右肩上がりで増えており、業界内では既にNo.1の地位を確立しています。 ですが、まだ日本の金融リテラシーを向上できたとは言えない状況です。我々が目指すのは、金融教育の力によって「老後2,000万円問題」や「年金問題」をはじめ、日本が抱える社会課題を解決することです。 そのため、業界1位の地位に満足することなく、今後はさらなる市場の拡大に向けて業界をリードしていく、まさに成長拡大フェーズにあります。 ぜひ、我々の目指すビジョンに共感いただける方と共に、日本の未来を救う仕事ができますことを切に望んでおります。 具体的には、今後の多事業展開・組織拡大に向けて、既存事業の拡大から新規企画立案、サービス設計から企画を具現化していく為に、事業戦略の立案から戦略的/組織的マネジメントを行い、組織の中心となって事業推進をして頂きます。これまでのご経験から、その強みを活かしながら、裁量を持ってチャレンジして頂きます。 ●業務詳細例 急成長フェーズ:GFS事業の更なる拡大に向け、マーケティング領域のプレイング・マネジャーとして、戦略立案や数値管理、チーム・マネジメントをお任せします。目標を達成する為に必要な裁量もお任せする為、事業戦略や事業計画等の上流工程から関わる事ができます。 新たな挑戦と成長の機会があなたを待っています。
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マネージャー〜シニアマネージャー
想定年収
1,200~2,000万円
勤務地
東京都港区
業務内容
マネージャー/シニアマネージャーとして、クライアント企業に対する提案活動・受注した案件の品質管理・チームマネジメントに従事していただきます。 また、単にコンサルタントとしてセールスミッションを負うのみならず、 ●2029年時価総額500億円での上場 ●それに向けた資本集約的な事業構造への転換 に対し経営幹部として関与いただくことを期待しております。 マネージャー/シニアマネージャーとしてのミッション 入社後は主に以下の評価項目について要件を満たすことが求められます。 ●収益責任: ・年間1億円〜4億円相当の案件のマネジメント これは既存の当社顧客基盤を引き継いだ収益もカウントする前提の数字 ・新規部署・新規アカウントへの提案活動による案件受注 ●提案活動: ・クライアントの置かれた事業環境・既存の経営戦略を正しく理解したうえで、現状の課題を特定し、その解決に向けた取り組みを提案し受注する
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戦略コンサルの志望動機の作成ポイント
コンサルタントの選考において「志望動機書」の対策は非常に重要です。
戦略コンサルファームの採用において重要な観点は以下の3点です。
- なぜ戦略コンサルに入社したいのか
- なぜそのファーム/チームに入社したいのか
- 入社後に貢献できることは
実際に戦略コンサルファームの採用担当者に話を聞くと、この3点を重視している担当者は非常に多いです。
理由は、戦略コンサルタントの業務は非常にタフであり、憧れだけでは業務を遂行できず、情熱がないと大手クライアントの難易度の高い課題に立ち向かうことができないことにあります。
志望動機が明確であることは、戦略コンサルの業務理解を示すことにもなるため、ご自身の理想とギャップがないことの証明になるのです。
また、コンサルファームでは論理性が非常に重要視されます。そのため書類選考においても、内容の論理性は非常に重要視されます。とくに戦略コンサルは求める人材のレベルや、入社後の成果物について非常に要求水準が高い傾向です。
コンサルタントの基礎能力である「ロジカルシンキング」の素養があるか、それを適切にアウトプットできているかは、志望動機の中で重視されます。
一方で、企業別の志望動機はそこまで重視されません。理由として、戦略ファーム自体がそこまで数が多くないこと、また、業務内容に大きな差異がないことが挙げられます。
なぜ戦略コンサルに入社したいのか
志望動機を作成するうえでは、 「なぜ戦略コンサルファームに入社したいのか?」を明確に説明する必要があります。単純に「経営支援に携わりたい」や「より上流工程に関与したい」では、具体性に欠けてしまいます。
戦略コンサルの大きな特徴は、「企業の重要な経営戦略に関与できる」点です。ただ、これだと具体性に欠けるので、「経営戦略という、企業にとって最も重要かつ、影響度の高いテーマに携わることで、支援後に多くのインパクトを残したい」といったレベルまで具体的に記載することが重要です。
また戦略コンサルタントは、コンサルティングファームの中でもとくに際立った思考力やアウトプットの質が求められます。このため、志望動機ひとつとっても明確なロジックや伝わりやすい文章が求められるといえるでしょう。
なぜそのファーム/チームに入社したいのか
総合コンサルファームと比較すると、「なぜそのファームに入社したいのか?」という理由の重要度は下がりますが、それでも明確にすることが望ましいです。上記の「経営戦略という企業にとって最も重要かつ、影響度の高いテーマに携わることで、より支援後により多くのインパクトを残したい」はすべての戦略コンサルファームに該当するので、各ファームごとに独自の理由が必要です。
たとえば、ボストンコンサルティンググループでは、近年デジタル/テクノロジー分野において、ほか戦略ファームより規模の拡大を進めています。また、A.T.カーニーは、コスト削減のプロジェクトについて定評があります。
このように総合コンサルファームほどではないですが、各戦略コンサルファームごとに特徴や注力している領域が異なる点は大きな特徴です。そのため、ファームごとの特徴を調べ、特徴を理解したうえで志望理由を記載することが重要です。
▼戦略コンサル各社の特徴や強みについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
入社後に貢献できることは
これまでの経験やスキルをもとに、応募先で活かせること、貢献できることを記載します。
重要なのは、「自己アピール」のみではなく、応募先企業の特徴や強み、応募するポジションがどんな仕事内容なのかを把握したうえで貢献できることを記載する必要がある点です。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の独自の見解としてお伝えしたいのは、志望動機は文章のうまさよりも一貫性が最重要であるという点です。一般公開されている情報だけでは、なぜ戦略コンサルかという熱意が決め手になるように見えるかもしれません。
しかし、MyVision編集部が重視する本当に見るべきポイントを分析すると、①これまでの経験との接続性②思考プロセスの明確さ③入社後の貢献イメージの具体性が、自分の中で正しい優先度になっているかが重要です。
この順番を誤ると、どれだけ立派な言葉を並べても説得力を欠いてしまうケースがあります。自分の経験からどのように戦略コンサルに接続するのかを、論理的に説明できるレベルまで深めることが不可欠です。
戦略コンサルの志望動機の書き方
この章では、戦略コンサルを志望する際の志望動機の書き方を、例文を紹介しながら説明します。
戦略コンサルの志望動機の例文
大手広告代理店出身の30歳転職希望者の志望動機の例文を紹介します。
転職希望者の属性
年齢:30歳 現職:大手広告代理店 アカウントプランナー 転職希望先:ボストンコンサルティンググループ デジタル/テクノロジー/データ
実際の例文
デジタルの観点を活かして経営戦略に携わり、顧客の課題解決をおこないたいと考えているため志望します。現職の大手広告代理店に入社後、アカウントプランナーの業務に従事してきました。
あるプロジェクトではデジタルマーケティングの手法を用いて、クライアントのデータの蓄積方法や、そのデータを用いた定量的・客観的な広告戦略・運用について検討・実行支援をしました。そのプロジェクトでは中心的な役割を担当しましたが、データを用いて定量的・客観的に広告を戦略立案・実行することに大きな可能性を感じました。
またその結果、クライアントの中で新しくプロジェクトチームが発足したり、広告運用だけでなく、採用・集客のコンサルティングも依頼されるなど、派生的にクライアントから依頼されるようになりました。
その過程において、「広告だけでなく、ステークホルダーを巻き込み企業の全社的な課題を解決する業務を担当したい」「その中でデジタルツールやテクノロジーを活用し、より大きなインパクトを創出したい」という思いを持つようになりました。
貴社・貴部門では、企業の経営課題を解決する戦略コンサルティングを実施しており、そこで働くことで、企業の経営課題の解決を通じ、その企業だけでなく、業界を含めたステークホルダーに大きなインパクトを与えられると考えました。
加えて、デジタル/テクノロジー/データチームでは、従来の戦略コンサルティングに加え、最新のテクノロジーやデータ活用の取り組みをされています。また戦略立案だけでなく、DIGITALBCGなど社内のほかのチームと協業することで、クライアントの課題に対し、より包括的かつ根本的に解決の支援が可能だと考えました。
私は、広告代理店のアカウントプランナーとしての経験と、デジタル関連、とくにデジタルマーケティングにおける知見から、貴社に貢献できると考えています。
アカウントプランナーの業務は網羅的に経験しており、大企業の広告運用に対する知識を有しております。最近ではSNSを用いた出稿戦略など、トレンドに即した内容も経験しています。加えて、顧客の経営層と折衝することも多く、対話の中で先方の課題を把握し、課題や解決策に関してディスカッションすることが可能です。
案件におけるクライアントミーティングや他部門にまたがる調整などにおいて培ったスキルは、コンサルタントとして貢献できると考えています。
またデジタルマーケティングの分野においても、上記の実務経験に加え、SEO対策での知見など、より現場レベルでの知見も有しており、戦略策定後の実行支援でもより現場での業務に即した支援が可能です。
戦略コンサルのNGな志望動機の特徴
戦略コンサルの転職活動におけるNGな志望動機として、「戦略コンサルファームの志望理由、または各ファームの志望理由が明確ではない」ということと、「入社後に貢献できることが明確ではない」ということが挙げられます。
戦略コンサルファームの志望理由、または各ファームの志望理由が明確ではない
「貴社では経営課題の解決ができる……」「貴社では、経営課題に対し、デジタルの分野からアプローチできる……」という志望動機は、評価されない場合が多いです。
内容は間違っていませんが、「そもそも戦略ファーム以外でもできるのでは?」「それはほかのファームでもできるのではないか?」などと指摘される可能性が高いためです。
「なぜ経営課題に対しデジタルの分野からアプローチすることが必要なのか?」という問いに対する答えの例としては下記のとおりです。
「広告代理店ではデジタルマーケティングを活用した広告運用に従事しておりましたが、ソリューションが広告ありきになることがあり、そのプロジェクトで派生した課題に対しても、適切な施策検討ができないケースもありました。一方コンサルファームでは課題に対し、ベストな施策を検討することが可能です。加えて、貴社ではデジタルの領域に強みがあり、戦略策定から実行支援までよりクライアントに貢献できると考えました」
このように、自分の経験に基づき、オリジナリティのある回答をする必要があります。
ただ、多くのコンサル未経験者にとって、そのように回答することはハードルが高いです。「昨今のトレンドから、デジタルを活用した支援が必須だからです」など、一般的な内容しか記載できず、面接官に論理性について疑問を持たれる可能性も考えられるでしょう。
また、「なぜそれが必要なのか?」という問いに回答できたとしても、昨今ではいまやどのファームも「デジタル」や「テクノロジー」に関するコンサルティングサービスを提供しています。
そのため、「ほかのファームでもできますよね?」と、指摘されてしまう懸念もあるため、ほかファームではなくそのファームを志望する理由も具体的に考えておくことも重要です。
入社後に貢献できることが明確ではない
貢献できる内容が的外れだったり、自分の志向を主張しすぎることもNGです。
たとえば「〇〇と〇〇の経験があります」と記載しても、その内容が応募先のファームで求められる要件ではない場合、論理性について疑問を持たれます。
また「貴社では、〇〇領域の専門性を身につけられるため、志望しました」など、自分の志向ばかりを主張しすぎると、「当社はあなたを教育するために存在しているのではありません」と面接官に思われてしまい、あまりよい印象となりません。
自分の志向を適度に主張しつつも、その志向がファームへの貢献につながることを、面接官に理解してもらえるように説明することが重要です。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の見解では、志望動機を汎用的な言葉だけでまとめてしまうことは失敗しやすいです。その理由は、戦略コンサル各社の違いや、自身の経験との接点が曖昧なままだと、面接で深掘りされた際に一貫性が崩れてしまうからです。
とくにデジタルや経営というキーワードだけを前面に出すケースは多いですが、なぜそれを戦略コンサルで実現したいのかまで語れないと評価は伸びません。
自分の原体験と志望理由を結び付けられているかが、通過可否をわけるポイントになるといえます。
戦略コンサルの志望動機でよくある質問
以上、戦略コンサルの志望動機の書き方や実例について説明しました。次に、戦略コンサルの志望動機を作成する際によくある質問について回答します。
戦略コンサルの仕事内容がイメージできない
未経験者からよく「仕事内容がイメージできない」というお悩みのご相談をいただきます。仕事内容がイメージできなければ、志望動機の具体性や貢献できることが深堀りするのが難しいことがあります。
コンプライアンスなどの問題もあり、コンサルティングファームの仕事は外から見えにくいのが実情です。そのため、Webサイトの情報を鵜呑みにせず、実際にコンサルティングファームで働く知人に会いに行く、またはファームの人事や現場で働くコンサルタントから直接情報を入手しているエージェントに話を聞くといった「一次情報」に触れることが重要です。
▼コンサルタントの具体的な仕事内容について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
現職の職務内容が戦略コンサルファームに貢献できることとリンクしない
とくに現場寄りの業務や、ルート営業などのルーティンワークに就業されている人から、現状の業務がコンサルワークと乖離しており、どうやってアピールしたらいいか不安、という声をいただく場合があります。
その場合はまず今の業務を整理し、抽象化してみることをおすすめします。たとえばルート営業でも、訪問件数増加のための取り組みや自身の業務効率化などを振り返ることによって、コンサルワークとの類似性を見出せる可能性があります。
戦略コンサルに内定するために
今回は、戦略コンサルファームへの志望動機の書き方について説明しました。
戦略コンサルファームは若手ハイクラス層の採用に積極的な姿勢を示しており、コンサル未経験からコンサルへの転職を考えている人にとっては今がベストなタイミングであるといえます。
しかし業界未経験から戦略コンサルファームに転職するには、事前の対策や計画などさまざまな準備が必要です。とくに志望動機は、論理性の証明のためにも重要です。そのため未経験からの転職は難易度が高く、転職においてはコンサルティング業界を専門とした転職エージェントの活用が非常に効果的です。
戦略コンサルの志望動機は、単なる熱意の表明ではなく、論理性と一貫性を示す重要な選考要素です。MyVisionでは、戦略ファーム出身メンバーによる実践的な支援体制や過去の通過事例などMyVisionの強みを活かし、ファーム別に通用する志望動機のブラッシュアップをおこなっています。
自分の志望動機が本当に通用する内容か不安な人は、ぜひご相談ください。
戦略コンサルへ転職するための志望動機に関するFAQ
戦略コンサルの志望動機について、よくある疑問をまとめます。
Q1. 戦略コンサルの志望動機はどの程度まで具体的に書くべきですか?
できる限り具体的に書くことが望ましいです。なぜ戦略コンサルなのか、自身の経験とどう結び付くのか、入社後にどのように貢献できるのかまで踏み込むことで説得力が高まります。
抽象的な表現だけでは評価につながりにくい傾向があります。
Q2. 各ファームごとに志望動機はどれくらい変えるべきですか?
基本軸は共通でも問題ありませんが、各ファームの強みや注力領域に触れることは重要です。なぜ他社ではなくそのファームなのかを説明できると、志望度の高さや理解度が伝わりやすくなるでしょう。


