戦略コンサルティングファーム一覧【2026最新】企業の特徴や平均年収も解説
2026年03月27日更新

戦略コンサルティングファームは、企業の経営戦略や事業戦略の立案を支援するコンサルティング会社です。経営層に近いテーマを扱うことが多く、コンサル業界のなかでもとくに高度な思考力や分析力が求められる領域といえます。
代表的な企業としては、マッキンゼーやボストン コンサルティング グループなどがあり、これらは「MBB」と呼ばれる世界的な戦略コンサルティングファームです。一方で、Big4系の戦略部門や日系ファームなどもあり、戦略コンサルティングファームの種類は多岐にわたります。
本記事では、戦略コンサルティングファームの一覧を紹介したうえで、戦略コンサルタントの特徴や平均年収について解説します。戦略コンサルへの転職を検討している人は参考にしてみてください。
MyVisionでは、戦略コンサルへの転職実績が多数あり、ケース面接対策なども個別に徹底サポートしています。「まずは軽く話を聞いてみたい」「非公開求人だけ見てみたい」などの興味でも大歓迎です。ぜひ、情報収集として気軽に活用してみてください。
著者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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目次
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【2026年最新】戦略コンサルティングファーム一覧
戦略コンサルティングファームには、グローバルで活動する外資系ファームから、日本発の独立系ファームまでさまざまな企業があります。企業ごとに得意分野やカルチャーが異なるため、転職を検討する際はそれぞれの特徴を理解しておくことが重要です。
ここでは、代表的な戦略コンサルティングファームを一覧で紹介します。
| ファーム | 主な特徴 |
|---|---|
| マッキンゼー・アンド・カンパニー | 世界最大級の戦略コンサル。グローバル案件が多い |
| ボストン コンサルティング グループ | データ分析やイノベーション戦略に強み |
| ベイン・アンド・カンパニー | PE(プライベートエクイティ)支援や成果志向の文化 |
| A.T. カーニー | オペレーション改革や調達戦略に強み |
| アーサー・D・リトル | 世界最古のコンサルファーム。技術戦略に強み |
| ローランド・ベルガー | 欧州発の戦略ファーム。自動車・製造業に強い |
| Strategy& | PwCグループの戦略部門。実行支援まで一体で提供 |
| モニターデロイト | デロイトグループの戦略部門 |
| EYパルテノン | EYグループの戦略ファーム。M&A戦略に強み |
| コーポレイト ディレクション | 日本発の独立系戦略コンサル |
| ドリームインキュベータ | 戦略コンサルと事業投資を組み合わせたビジネスモデル |
| P&Eディレクションズ | 日系の戦略特化型コンサルティングファーム |
| ZSアソシエイツ | 製薬・ヘルスケア領域の戦略・データ分析に強み |
| L.E.Kコンサルティング | 戦略案件やPE支援に強い外資系ファーム |
マッキンゼー・アンド・カンパニー
| 会社名 | マッキンゼー・アンド・カンパニー |
| 設立 | 1926年 |
| 本社 | 米国ニューヨーク |
| 拠点 | 世界65ヶ国以上 |
| 従業員数 | 約40,000人以上 |
| 日本拠点 | 東京・大阪 |
| 主なクライアント | 大企業、政府機関、スタートアップなど |
| 公式サイトURL | https://www.mckinsey.com/jp/overview |
マッキンゼー・アンド・カンパニーは、世界を代表する戦略コンサルティングファームです。1926年にシカゴ大学の経営学教授ジェームズ・O・マッキンゼーによって創業され、現在では世界中の大企業や政府機関に対して経営戦略の立案を支援しています。
同社の特徴のひとつが、「My Own McKinsey」というキャリア思想です。これは、コンサルタント一人ひとりが主体的にキャリアを設計するという考え方を意味するもので、多くの戦略コンサルティングファームと同様に、特定の業界や部門に固定されないワンプール制(全コンサルタントを共通の人材プールとして管理し、プロジェクトごとにアサインする制度)を採用。幅広い業界の案件に携わる機会があります。
また、マッキンゼーは企業の重要な経営課題を扱うプロジェクトを数多く手掛けています。主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- M&A戦略や企業再編
- DX戦略・データ活用
- 新規事業開発
- オペレーション改革
クライアントは上場企業だけでなく、スタートアップや政府機関など多岐にわたります。近年はAI活用やサステナビリティなどのテーマでも存在感を高めています。
※参考:マッキンゼー公式サイトより
▼マッキンゼー・アンド・カンパニーについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
ボストン コンサルティング グループ
| 会社名 | ボストン コンサルティング グループ |
| 設立 | 1963年 |
| 本社 | 米国ボストン |
| 拠点 | 世界50ヶ国以上・100拠点以上 |
| 従業員数 | 約20,000人以上 |
| 日本拠点 | 東京・名古屋・大阪・京都・福岡 |
| 主なクライアント | 大企業、政府機関、スタートアップなど |
| 公式サイトURL | https://www.bcg.com/ja-jp/ |
ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、世界を代表する戦略コンサルティングファームのひとつです。1963年にブルース・ヘンダーソンによって設立され、現在はマッキンゼー、ベインと並び「MBB」と呼ばれるトップ戦略ファームとして知られています。
同社は1966年に東京オフィスを開設しており、これはボストンに次ぐ2番目の拠点です。現在の日本法人は約1,200人規模で、戦略系コンサルティングファームのなかでも国内最大級の組織に成長しています。
BCGの特徴は、クライアントと共同で価値を創出する「Working with client」という考え方です。企業と密接なパートナーシップを築き、クライアントの状況に合わせたカスタムメイドの解決策を提供することを重視しています。
また、BCGは戦略立案だけでなく、実行支援やデジタル領域にも強みを持っています。主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- DX戦略やデータ活用
- 組織改革・人事制度設計
- 新規事業開発
近年はデータ分析やAI活用などの分野にも注力しており、戦略策定から実行支援まで幅広いテーマで企業の変革を支援しています。
※参考:ボストン コンサルティング グループ公式サイトより
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ベイン・アンド・カンパニー
| 会社名 | ベイン・アンド・カンパニー |
| 設立 | 1973年 |
| 本社 | 米国ボストン |
| 拠点 | 世界40ヶ国以上・67拠点以上 |
| 従業員数 | 約19,000人以上 |
| 日本拠点 | 東京 |
| 主なクライアント | 大企業、PEファンド、成長企業など |
| 公式サイトURL | https://www.bain.com/ja/ |
ベイン・アンド・カンパニーは、世界的に知られる戦略コンサルティングファームです。1973年にビル・ベインらによって創業され、現在はマッキンゼー、ボストン コンサルティング グループと並び「MBB」と呼ばれるトップ戦略ファームの一角を担っています。
同社の特徴は、成果にこだわる「結果志向」のコンサルティングです。ベインでは「コンサルタントがクライアントに提供するのはレポートではなく結果である」という考え方を掲げており、クライアント企業の成果に連動する報酬制度を採用するケースもあります。
また、チームワークを重視するカルチャーも特徴です。コンサルタント同士の結束が強く、海外オフィスとの連携も活発におこなわれています。グローバルプロジェクトへの参加や海外オフィスへのトランスファー制度など、国際的なキャリアを築きやすい環境も整っています。
ベインは幅広い業界の戦略案件を扱っていますが、とくにPEファンド向けの支援やM&A関連のプロジェクトが多いことで知られるファームです。主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- M&A戦略やデュー・デリジェンス(投資判断のための詳細調査)
- 新規事業開発
- 企業変革・オペレーション改革
近年はPEファンドとの協働プロジェクトも増えており、企業価値向上を目的とした戦略支援を数多く手掛けています。
※参考:ベイン・アンド・カンパニー公式サイトより
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A.T. カーニー
| 会社名 | A.T.カーニー(Keraney) |
| 設立 | 1939年 |
| 本社 | 米国シカゴ |
| 拠点 | 世界45ヶ国以上・89拠点以上 |
| 従業員数 | 約5,700人以上 |
| 日本拠点 | 東京 |
| 主なクライアント | 大企業、政府機関など |
| 公式サイトURL | https://www.jp.kearney.com/ |
A.T. カーニーは、世界的に知られる戦略コンサルティングファームです。もともとはマッキンゼー・アンド・カンパニーと同じ組織をルーツとしており、1939年にアンドリュー・トーマス・カーニーを中心に独立したことで現在のA.T. カーニーが誕生しました。
同社は1995年にITアウトソーシング企業EDSに買収されましたが、2006年にMBO(経営陣による買収)によって再び独立。現在は世界45ヶ国以上に拠点を持つグローバルファームとして、幅広い企業の経営課題を支援しています。
A.T. カーニーの特徴は、クライアント企業の「Trusted Advisor(信頼できる相談相手) 」であることを重視するカルチャーです。企業の長期的なパートナーとして経営課題の解決に伴走することを重視しています。
また、同社では人材育成にも力を入れており、コンサル業界でよく知られる「Up or Out(昇進できなければ退職)」ではなく、「Progress or Out(成長を続けるか卒業するか) 」という考え方を掲げています。個々のコンサルタントの成長やキャリア形成を重視する文化が特徴です。
A.T. カーニーは幅広い業界の案件を扱っていますが、とくにオペレーション改革やサプライチェーン領域に強みがあります。主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- コスト削減や業務改革
- サプライチェーン改革
- 新規事業戦略
金融、ハイテク、モビリティ、消費財、公共分野など多様な業界でコンサルティングを提供しており、企業の競争力向上を支援しています。
※参考:A.T.カーニー公式サイトより
A.T.カーニー株式会社のセミナー・特別選考会情報
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アーサー・D・リトル
| 会社名 | アーサー・D・リトル |
| 設立 | 1886年 |
| 本社 | 米国ボストン |
| 拠点 | 世界40ヶ国以上 |
| 従業員数 | 非公開 |
| 日本拠点 | 東京 |
| 主なクライアント | 製造業、ハイテク企業、政府機関など |
| 公式サイトURL | https://www.adlittle.com/jp-ja |
アーサー・D・リトル(Arthur D. Little:ADL)は、世界で最も歴史のある経営コンサルティングファームのひとつです。1886年にマサチューセッツ工科大学のアーサー・デホン・リトル博士によって設立され、技術研究を起点にコンサルティング事業を発展させてきました。
創業当初は企業の研究開発を支援する委託研究が中心でしたが、1920年代以降は経営コンサルティングへと領域を拡大。現在は世界各国に拠点を持ち、企業の戦略立案や技術経営を支援しています。
ADLの特徴は、「Side-by-side」というコンセプトを掲げている点です。これはクライアントと並走しながら課題解決を進めるという考え方であり、提言だけでなく実行支援まで関与する姿勢を重視しています。
また、外資系戦略ファームのなかでも比較的落ち着いたカルチャーを持っている点が特徴です。とくに日本法人では製造業や技術分野の出身者が多く、専門性を活かしながら長期的に成長できる環境が整っています。
ADLはテクノロジーを軸とした戦略コンサルティングに強みがあります。主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- 技術経営(MOT:Management of Technology)
- 研究開発(R&D)戦略
- 知的財産戦略
とくに製造業やハイテク企業に対する戦略支援が多く、技術を競争力へと変えるコンサルティングを提供しています。
※参考:アーサー・D・リトル公式サイトより
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ローランド・ベルガー
| 会社名 | ローランド・ベルガー |
| 設立 | 1967年 |
| 本社 | ドイツ・ミュンヘン |
| 拠点 | 世界51の国と都市 |
| 従業員数 | 約3,500人以上 |
| 日本拠点 | 東京 |
| 主なクライアント | 製造業、政府機関、大企業など |
| 公式サイトURL | https://www.rolandberger.com/ja/Locations/Japan/Start.html |
ローランド・ベルガーは、ヨーロッパを代表する戦略コンサルティングファームです。1967年にドイツの経営学者ローランド・ベルガーによって設立され、現在は欧州発の独立系戦略ファームとして世界各国でコンサルティングサービスを提供しています。
同社の特徴は、欧州系ファームならではの長期視点を重視するコンサルティングです。短期的な成果だけでなく、企業の持続的な競争力や組織文化を踏まえた戦略立案を重視しています。また、トップダウンの分析だけでなく、企業文化や現場の意思を尊重するアプローチも特徴です。
日本法人では「和ノベーション」という独自のコンセプトを掲げています。これは、日本企業が持つ技術力や現場の知見などの「暗黙知」を活かしながらイノベーションを生み出すという考え方です。
ローランド・ベルガーは製造業を中心とした産業分野に強みがあります。主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- 自動車・製造業の産業戦略
- 新規事業開発
- サステナビリティ・グリーン戦略
とくに自動車産業を含む製造業の案件が多く、欧州企業やグローバル製造業の戦略支援で実績を持つ戦略コンサルティングファームとして知られています。
※参考:ローランド・ベルガー公式サイトより
株式会社ローランド・ベルガーのセミナー・特別選考会情報
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2026年7月4日(土) 9:00~
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スケジュール
2026年6月6日(土) 9:00~
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Strategy&
| 会社名 | Strategy& |
| 設立 | 1914年(前身:ブーズ・アンド・カンパニー) |
| 本社 | 米国ニューヨーク |
| 拠点 | 世界各国 |
| メンバー数 | 約400人以上 |
| 日本拠点 | 東京 |
| 主なクライアント | 大企業、中堅企業、政府機関など |
| 公式サイトURL | https://www.strategyand.pwc.com/jp/ja.html |
Strategy&は、PwCグループの戦略コンサルティング部門です。1914年にエドウィン・ブーズによって創業されたブーズ・アンド・カンパニーを前身としており、2014年にPwCと統合したことで現在の名称となりました。
同社の特徴は、戦略立案から実行支援までを一体で提供できる点です。PwCのグローバルネットワークを活用し、戦略策定だけでなく、組織改革やDX推進などの実行フェーズまで支援するプロジェクトが多いことが特徴です。
また、Strategy&では「Sleeves rolled up(腕まくりをする) 」という考え方を掲げています。これは、理論的な戦略提言だけでなく、実際に企業が実行できる戦略を重視する姿勢を意味します。
Strategy&は幅広い業界の案件を扱っていますが、とくに近年は新しい経営テーマへの支援を強化しています。主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- DX戦略・デジタル変革
- イノベーション戦略
- サステナビリティ戦略
PwCグループのネットワークを活かし、戦略から実行まで一貫して企業の変革を支援できる戦略コンサルティングファームとして知られています。
※参考:Strategy&公式サイトより
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モニターデロイト
| 会社名 | モニターデロイト |
| 設立 | 1983年(前身:モニター・グループ) |
| 本社 | 米国(デロイトグループ) |
| 所属 | デロイト トウシュ トーマツ グループ |
| 日本拠点 | 国内59拠点 |
| 主なクライアント | 大企業、政府機関など |
| 公式サイトURL | https://www.deloitte.com/jp/ja/services/consulting/services/monitor-deloitte.html |
モニターデロイト(Monitor Deloitte)は、デロイトグループの戦略コンサルティング部門です。前身となるモニター・グループは1983年にハーバード・ビジネス・スクールの教授陣によって設立され、2013年にデロイトに統合されたことで現在の体制となりました。
同部門の特徴は、戦略コンサルティングとデロイトグループの専門性を組み合わせた支援です。戦略立案だけでなく、デロイトの会計・テクノロジー・M&Aなどの専門チームと連携することで、企業変革を包括的に支援できる体制を持っています。
また、組織文化としては外資系コンサルティングファームの成果主義と、日本法人のチームワークを重視するカルチャーの両面を持つ点が特徴です。研修制度や働き方支援制度も整備されており、コンサルタントの育成にも力を入れています。
モニターデロイトは幅広い業界の戦略案件を扱っていますが、とくに成長戦略やマーケティング戦略などのテーマで実績があります。主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- 成長戦略・市場参入戦略
- マーケティング戦略
- サステナビリティ・社会課題対応
デロイトグループのネットワークを活かし、戦略策定から実行まで一体で企業変革を支援できる戦略コンサルティング組織です。
参考:モニターデロイト公式サイトより
EYパルテノン
| 会社名 | EYパルテノン |
| 設立 | 1991年 |
| 所属 | EY(アーンスト・アンド・ヤング)グループ |
| 従業員数 | 約1,500人以上(戦略部門) |
| 日本拠点 | 東京 |
| 主なクライアント | 大企業、PEファンドなど |
| 公式サイトURL | https://www.ey.com/ja_jp/services/strategy/parthenon |
EYパルテノン(EY-Parthenon)は、EYグループの戦略コンサルティング部門です。1991年に創業されたパルテノン・グループを起源としており、2014年にEYと統合したことで現在の体制となりました。
同社の特徴は、戦略コンサルティングとトランザクション支援を組み合わせたサービスです。EYグループの監査・税務・アドバイザリー部門と連携することで、企業の成長戦略やM&Aに関する包括的な支援を提供しています。
また、EYグループ全体としてチームワークを重視するカルチャーがあり、グローバルの知見を共有しながらプロジェクトを進める体制が整っています。各国の専門チームと連携することで、複雑な経営課題にも対応できる点が特徴です。
EYパルテノンは幅広い戦略案件を扱っていますが、とくにM&A関連の戦略支援で強みを持っています。主な支援テーマは以下のとおりです。
- 成長戦略・事業戦略の立案
- M&A戦略やトランザクション支援
- コマーシャル・デューデリジェンス(投資判断のための事業分析)
- PMI(Post Merger Integration:買収後の統合支援)
EYグループのネットワークを活用し、企業の成長戦略やM&A戦略を総合的に支援する戦略コンサルティングファームとして知られています。
※参考:EYパルテノン公式サイトより
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コーポレイト ディレクション
| 会社名 | コーポレイト ディレクション |
| 設立 | 1986年 |
| 本社 | 日本・東京 |
| 拠点 | 東京 |
| 従業員数 | 約80人 |
| 主なクライアント | 大企業、中堅企業など |
| 公式サイトURL | https://www.cdi-japan.co.jp/ |
コーポレイト ディレクション(CDI)は、日本発の独立系戦略コンサルティングファームです。1986年にボストン コンサルティング グループ出身のコンサルタントによって設立され、日本企業の経営改革を支援することを目的として誕生しました。
同社の特徴は、日本企業の組織文化を踏まえた戦略コンサルティングです。欧米型の合理的な戦略思考をベースにしながら、現場のミドル層を巻き込むボトムアップ型の変革を重視しています。
また、日系ファームらしくチームワークや協調性を重視するカルチャーも特徴です。採用やプロジェクト運営でもメンバー同士の信頼関係が重視されており、長期的なキャリア形成を支援する環境が整っています。
CDIは特定の業界に限定せず、幅広い企業の経営課題を支援しています。主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- 企業変革・組織改革
- 新規事業開発
- 中期経営計画の策定
大企業だけでなく中堅企業の案件も多く、経営トップだけでなく現場組織も巻き込んだ実行支援型のコンサルティングを提供している点が特徴です。
※参考:コーポレイト ディレクション公式サイトより
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ドリームインキュベータ
| 会社名 | ドリームインキュベータ |
| 設立 | 2000年 |
| 本社 | 日本・東京 |
| 従業員数 | 約600人 |
| 拠点 | 日本、アジアなど |
| 主なクライアント | 大企業、政府機関、スタートアップなど |
| 公式サイトURL | https://www.dreamincubator.co.jp/ |
ドリームインキュベータ(DI)は、日本発の戦略コンサルティングファームです。2000年にボストン コンサルティング グループ日本代表であった堀紘一らによって設立され、「未来のソニー・ホンダを100社育てる」という理念のもと誕生しました。
同社の特徴は、戦略コンサルティングと事業投資を組み合わせた独自のビジネスモデルです。企業の戦略立案を支援するだけでなく、自ら事業投資や新規事業の立ち上げにかかわることで、より実践的な価値創出を目指しています。
また、DIでは「ビジネスプロデュース」というコンセプトを掲げています。これは企業の経営課題の解決だけでなく、産業全体の成長や社会課題の解決まで視野に入れた事業創造を支援する考え方です。
主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- 新規事業創出・事業開発
- 産業プロデュース(産業全体の成長支援)
- ベンチャー投資・事業育成
多くのプロジェクトが将来の成長事業を生み出すテーマであり、長期的な視点で企業や産業の変革を支援する戦略コンサルティングファームとして知られています。
参考:ドリームインキュベータ公式サイトより
▼ドリームインキュベータ(DI)について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
P&Eディレクションズ
| 会社名 | P&Eディレクションズ |
| 設立 | 2001年 |
| 本社 | 日本・東京 |
| 従業員数 | 約80人 |
| 拠点 | 東京 |
| 主なクライアント | 大企業、中堅企業、オーナー企業など |
| 公式サイトURL | https://www.ped.co.jp/ |
P&Eディレクションズは、ボストン コンサルティング グループ出身者によって2001年に設立された戦略コンサルティングファームです。戦略立案だけでなく実行支援まで関与するスタイルを特徴としており、近年はM&Aアドバイザリーや投資支援にも事業領域を広げています。
社名の「P」はPlanning(計画策定)、「E」はExecution(実行支援)を意味しており、企業の戦略立案から実行フェーズまで一体で支援することを重視しています。また、プロジェクトでは現地調査や顧客インタビューなどの実地調査を重視しており、実態に基づいた分析をおこなう点が特徴です。
P&Eディレクションズは幅広い企業の経営課題を支援しています。主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- 実行支援・業務改革
- M&Aアドバイザリー
- 投資支援
大企業だけでなく中堅企業やオーナー企業への支援も多く、クライアントの状況に応じてフィーベースや成功報酬など柔軟な契約形態でコンサルティングサービスを提供しています。
※参考:P&Eディレクションズ公式サイトより
ZSアソシエイツ
| 会社名 | ZSアソシエイツ |
| 設立 | 1983年 |
| 本社 | 米国イリノイ州 |
| 拠点 | 世界30ヶ国以上 |
| 従業員数 | 約7,000人以上 |
| 日本拠点 | 東京・大阪 |
| 主なクライアント | 医薬品メーカー、医療機器メーカーなど |
| 公式サイトURL | https://www.zs.com/careers/where-we-work/east-asia/japan |
ZSアソシエイツ(ZS)は、データ分析と戦略コンサルティングを組み合わせたサービスを提供するコンサルティングファームです。1983年にノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院の教授によって創業され、現在は世界各国で企業の戦略立案やデータ活用を支援しています。
同社の特徴は、ヘルスケア業界に特化したコンサルティングです。世界の大手医薬品メーカーの多くがクライアントとなっており、製薬企業や医療機器メーカーの戦略支援で高い実績を持っています。
また、データサイエンスやアナリティクスに強みを持つ点も特徴です。データ分析を活用した市場分析や営業戦略の立案など、データドリブンな意思決定を支援するプロジェクトが多くあります。
ZSアソシエイツの主な支援テーマは以下のとおりです。
- 市場戦略・事業戦略の立案
- 営業戦略・販売戦略の策定
- データ分析・アナリティクス活用
- 医薬品市場の調査・分析
とくにヘルスケア領域の案件が多く、医薬品や医療機器の市場戦略を支援する専門性の高いコンサルティングファームです。
参考:ZSアソシエイツ公式サイトより
L.E.Kコンサルティング
| 会社名 | L.E.Kコンサルティング |
| 設立 | 1983年 |
| 本社 | 英国ロンドン |
| 拠点 | 世界10ヶ国以上・20拠点以上 |
| 従業員数 | 約1,400人以上 |
| 日本拠点 | 東京 |
| 主なクライアント | 大企業、PEファンドなど |
| 公式サイトURL | https://www.lek.com/ja/global-offices/tokyo |
L.E.Kコンサルティングは、1983年にベイン・アンド・カンパニー出身のコンサルタントによって設立された戦略コンサルティングファームです。社名は創業者であるジェームズ・ローレンス、イーアン・エヴァンズ、リチャード・コークの頭文字に由来しています。
同社の特徴は、戦略案件とM&A支援に強みを持つブティック型戦略ファームである点です。とくにプライベート・エクイティ(PEファンド)向けの支援で高い評価を得ており、投資判断のための市場分析や事業戦略の立案を数多く手掛けています。
また、社内はフラットでオープンなカルチャーといわれています。グローバルプロジェクトも多く、海外チームとの連携が頻繁におこなわれるため、英語を活用した環境で働く機会も多いことが特徴です。
L.E.Kコンサルティングの主な支援テーマは以下のとおりです。
- 全社戦略・事業戦略の立案
- M&A戦略やデューデリジェンス(投資判断のための事業分析)
- マーケティング戦略・販売戦略
- 戦略実行支援
日本オフィスでは、ヘルスケア、消費財、産業財などの業界を中心に、戦略立案から投資支援まで幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
参考:L.E.Kコンサルティング公式サイトより
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部では、戦略コンサルティングファームを知名度やブランドだけで選ぶことは推奨していません。なぜなら、実際の転職支援では「MBBだから」「外資だから」という理由だけで志望した結果、入社後の案件テーマや評価制度との相性で悩むケースも一定数あるからです。
そのため、ファーム選びではブランドだけでなく、①得意とする業界やテーマ②プロジェクトの進め方③キャリアパスの違いなども踏まえて検討することが重要です。自分が将来どの領域で専門性を伸ばしたいのかを明確にすると、納得感のある転職になりやすいでしょう。
戦略コンサルタントの特徴
戦略コンサルタントは、企業の経営課題を分析し、事業戦略や成長戦略の立案を支援する専門職です。企業の経営層と直接議論しながら意思決定を支援するため、コンサルタントのなかでもとくに経営に近いテーマを扱う職種といえます。
戦略コンサルタントの主な特徴は以下のとおりです。
- 経営トップに近いテーマを扱う
- 短期間で集中的に課題解決をおこなう
- 論理的思考力や分析力が重視される
- 多様な業界・テーマのプロジェクトを経験できる
戦略コンサルタントは、企業の中長期的な方向性にかかわるテーマを扱うことが多く、全社戦略や新規事業開発、M&A戦略などのプロジェクトに携わります。クライアント企業の経営陣と議論を重ねながら、企業の成長に向けた戦略を検討する点が特徴です。
また、戦略コンサルティングのプロジェクトは数週間から数ヶ月程度の短期間で進むことが一般的です。限られた期間のなかで市場分析やデータ分析をおこない、課題を構造化して解決策を導くスピードと論理的思考力が求められます。
さらに、プロジェクトごとにクライアントやテーマが変わることも多く、製造業、IT、金融、ヘルスケアなどさまざまな業界の経営課題にかかわる機会があります。このように幅広いビジネス領域の課題に携わることで、短期間で多様な経験を積める点も戦略コンサルタントの特徴といえるでしょう。
戦略コンサルタントの平均年収
戦略コンサルタントの年収は、約950万〜1,600万円とコンサル業界のなかでもとくに高い水準です。総合コンサルティングファームと比較しても給与レンジが高く、若手の段階から年収1,000万円を超えるケースも珍しくありません。
戦略コンサルタントの役職別の年収目安は以下のとおりです。
| 役職 | 年収(目安) |
|---|---|
| アナリスト/アソシエイト | 約600万〜1,000万円 |
| コンサルタント | 約1,200万〜2,000万円 |
| マネージャー | 約2,000万〜3,500万円 |
| プリンシパル・シニアマネージャー | 約3,000万〜5,000万円 |
| パートナー以上 | 約5,000万円以上 |
※参考:各ファームの採用情報およびMyVision支援実績より算出
このように戦略コンサルタントは、役職が上がるにつれて年収も大きく上昇する傾向があります。とくにマネージャー以上のポジションでは2,000万円を超えるケースも多く、パートナーに昇進すると数千万円規模の報酬となることもあるでしょう。
年収が高い理由としては、企業の経営戦略にかかわる重要なテーマを扱うことや、高度な分析力や思考力が求められる専門職であることが挙げられます。また、成果に応じたボーナスの割合が大きい点も特徴です。
ただし、ファームや地域、個人の評価によって年収には差があります。転職を検討する際は、給与水準だけでなく、案件テーマやキャリアパスなども含めて総合的に判断することが重要です。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部で仮の条件で年収をシミュレーションしてみると、たとえば30歳前後でコンサルタントとして転職した場合は約1,200万〜1,800万円程度、35歳前後でマネージャーに昇進した場合は2,000万〜3,000万円程度がひとつの目安です。ただし、年収はファームや評価、担当プロジェクトによって差が出ることも多く、単純に平均値だけで判断するのはおすすめできません。
実際の転職では、役職提示やボーナス構成によって年収が大きく変わるケースもあるため、オファー条件を個別に確認することが重要です。
▼戦略コンサルタントの年収について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
まとめ
戦略コンサルティングファームは、企業の経営戦略や事業戦略の立案を支援するコンサルティング会社です。マッキンゼー、ボストン コンサルティング グループ、ベインなどのMBBをはじめ、Big4系の戦略部門や日系ファームなど、さまざまな特徴を持つ企業が存在します。
また、戦略コンサルタントは経営層に近いテーマを扱うことが多く、高度な分析力や論理的思考力が求められる職種です。その分、年収水準はコンサル業界の中でも高く、若手の段階から高い報酬を得られるケースもあります。
ただし、ファームによって得意な業界やプロジェクトのテーマ、カルチャーは大きく異なります。そのため、ブランドや年収だけで判断するのではなく、自分が経験したい領域やキャリアの方向性に合ったファームを選ぶことが重要です。
戦略コンサルティングファームへの転職では、ケース面接など特有の選考対策が必要です。MyVisionでは、コンサル転職に精通したアドバイザーが在籍しており、業界の実態や選考ポイントを踏まえたサポートを提供しています。コンサル転職支援に関するMyVisionの強みも紹介しているので、まずは情報収集として確認してみてください。
よくある質問
戦略コンサルティングファームについて、転職を検討している人からよく寄せられる質問を紹介します。
Q.代表的な戦略コンサルティングファームにはどこがありますか?
代表的な戦略コンサルティングファームとしては、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ、ベイン・アンド・カンパニーの3社が挙げられます。これらは「MBB」と呼ばれ、世界トップクラスの戦略ファームとして知られています。
ほかにも、ローランド・ベルガーやA.T. カーニー、Strategy&など多くの戦略系ファームが存在します。
Q.戦略コンサルタントの年収はどれくらいですか?
戦略コンサルタントの年収は比較的高く、若手でも約600万〜1,000万円程度が一般的です。コンサルタントクラスになると1,200万〜2,000万円程度、マネージャー以上では2,000万円を超えるケースもあります。
ファームや役職、評価によって差はありますが、コンサル業界の中でも高い水準の報酬体系といえるでしょう。








