デロイトへ第二新卒で転職できる?難易度・年収・選考対策を解説
2026年08月27日更新
合同会社デロイト トーマツ(旧デロイト トーマツ コンサルティング)への転職を検討している第二新卒のなかには、「社会人経験が浅くても応募できるのか」「新卒入社した会社を早期に離れても不利にならないか」と不安を感じる人もいるでしょう。あわせて、第二新卒枠とキャリア採用枠の違いや、入社後の年収、選考難易度が気になる人も多いです。
デロイトでは第二新卒向けの採用機会があり、コンサル未経験から応募できる求人もあります。ただし、応募経路によって対象者や配属の考え方が異なるため、自分に合うルートを見極めることが必要です。本記事では、第二新卒での応募可否や採用枠の違い、転職難易度、年収、選考フロー、具体的な対策まで解説します。デロイトへの転職を現実的に検討したい人は、ぜひ参考にしてください。
※2025年12月1日より、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社は合併し、「合同会社デロイト トーマツ」となりました。
著者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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目次
合同会社デロイト トーマツ(旧DTC)の求人情報
【デロイト トーマツ コンサルティング合同会社】Engineering_PD&I(エンタープライズシステム領域の構想策定~インプリ支援)
想定年収
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勤務地
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業務内容
ビジネス変革に伴うシステム開発・移行に関わるコンサルティングサービスを提供しています。 多様な業界における企業向けエンタープライズシステムの大規模/高難度案件に際し、新規構築/刷新/マイグレーション/機能拡張を対象に、構想策定(業務機能/アーキテクチャ/インフラ/プロジェクト計画)から導入・定着化までを一貫して推進し、次世代サービスの社会実装やビジネス変革を実現する中核を担っていただきます。 単なるシステム導入・構築にとどまらず、社会やクライアント企業の変革実行に向けて、AIやクラウドなどの先端技術を活用し、プロフェッショナルファームの一員として、大規模かつ複雑な変革を成功に導くとともに、社会へのインパクト創出と自身の成長・自己実現を高い次元で両立できる環境です。 ※代表的なPJ事例※ ・大手グローバル製造業の先進サービス提供プラットフォーム構想策定/導入 ・大手グローバル製造業の業務高度化を支えるAIプラットフォーム構想策定/導入
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【デロイト トーマツ コンサルティング合同会社】 ■ポテンシャル採用■ Supply Chain & Network Operations(サプライチェーン領域)
想定年収
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勤務地
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業務内容
クライアントとして目指すべき姿、実現に向けた改革の道筋を提言するだけにとどまらず、新たなオペレーション・システム基盤の構築・運用定着まで、当社がグローバルに有するテクノロジー人材、アライアンスパートナーと連携し、End to Endでの伴走型支援に携わっていただきます。 また、あるべき姿の構築・運用に向けては、クライアントの視点に立った中立的な視点でのソリューションの選定、着実に推進・実行できるプロジェクト計画の策定と推進体制を構築、QCDの適切なコントロールを支援し、また運用フェーズにおいては効果創出に向けて継続的な改善を提示していきます。 ●主なタスク ・現状調査・課題分析 ・業界ベストプラクティス・ベンチマーク調査 ・あるべき姿、改革施策(実現手段選定を含む)の策定・提言 ・改革ロードマップ、実行計画策定 ・プロジェクト全体マネジメント支援(ステアリングコミッティ・幹部報告、他) など ●ユニットの特徴 弊社サプライチェーン領域においては、国内トップクラスの規模を誇るサプライチェーンに専門性を持つ経営コンサルタント集団が在籍し、Deloitteグローバルの知見と最先端テクノロジーを用いて、日系企業に対して世界に誇るサプライチェーン及び経営マネジメント基盤へ変革し続けるコンサルティングサービスを提供しています。弊社は製造業の事業改革、サプライチェーン改革のアドバイザリーに特化し、テクノロジー導入を専門とする他ユニット・グループ会社・外部委託業者と連携しながら、上流から下流までの伴走型支援を提供しています。また、弊社はサプライチェーン全領域をカバーしており、専門チームにより深い洞察・知見を蓄積・教育するとともに、専門領域に閉じない柔軟なキャリアパスができる仕組みがあります。現在サービスラインは4つのGroupがあります 【Strategy & Innovation Group(戦略・PMO)】 業界知見を有し、経営マネジメント・オペレーション戦略・刷新を経営戦略や業界特性を踏まえてSCM機能横断で、CXOへ提言するとともに、変革実現に向けたDigital Transformationを伴走する。また、次世代のAI・Dataプラットフォームを用いた変革プログラムの企画・開発・推進 【Supply Chain Group(計画・物流)】 製造・流通・物流業に対するグローバルサプライチェーン強化を通じた競争力強化と官公庁・業界内横断の社会課題解決を支援。SC計画・実行に係る組織・マネジメント・オペレーション改革、サプライチェーンリスクマネジメント改革、SCネットワーク再編、貿易オペレーションDX、共同物流設計、政府物流政策支援、在庫・コスト削減、物流倉庫設立・自動化、AI時代の次世代SCオペレーション変革等を支援 【Sourcing & Procurement Group(調達)】 あらゆる業態(製造、流通、金融、サービス、公共など)における調達コスト削減、リスクマネジメント、サステナブル調達、調達オペレーション改革、および各領域におけるデジタルトランスフォーメーションの支援 【Engineering Chain Group(設計・製造)】 ものづくりの中核をなす商品戦略・設計・製造領域における戦略策定、オペレーション改革、システム導入の支援。開発管理・ポートフォリオ管理、原価企画、MBSE/ALM、CAD/CAE/PLM/DFM、生産戦略、データドリブン製造改革、デジタルスレッド等を支援
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【デロイト トーマツ コンサルティング合同会社】Engineering_ADMM(ビジネス俊敏性を向上するモダナイゼーション支援)
想定年収
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勤務地
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業務内容
ビジネス変革に伴うシステム開発・移行に関わるコンサルティングサービスを提供しています。 ビジネス変革の足枷となるレガシー資産から脱却し、クライアントのビジネスを加速させるためのビジネス構想、システム構想、組織変革の構想から実行まで支援します。 システムの構想力や実行力はもちろんのこと、業務変革の検討や人・組織に関する検討の経験、スキルを習得することが可能です。 またこれらの変革・改革はクライアントのCxOクラスの意思決定を必要とします。 そういった経営層の意思決定に関わるハイレベルな視座・提言のスキルも身に付けることができます。 ●主な提供サービス ・業務変革/業務移行の企画・推進 ・レガシーシステム刷新の企画・推進や移行実行 ・パブリッククラウドへの移行に関する企画・推進や移行実行 ・クラウドネイティブなアーキテクチャ刷新に関する企画・推進や開発 ・生成AI活用を見据えたデータモダナイゼーションの企画・推進や移行実行 ・データセンター立ち上げに向けた企画・構想 ●代表的なプロジェクト事例 ・国内大手保険会社におけるレガシーシステム刷新の企画・構想及び開発フェーズのプロジェクトマネジメント支援 ・国内大手インフラ会社におけるビジネス変革の構想検討及びそのシステムグランドデザインの策定支援 ・国内金融機関における基幹システムのパブリッククラウド移行に関する企画・計画策定支援 ・国内自動車メーカーの海外支社におけるAS/400脱却に向けたシステムアセスメント及びTOBEシステム像の検討
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【デロイト トーマツ コンサルティング合同会社】合同会社デロイト トーマツ_マネージドサービスビジネスのデリバリーモデル企画担当(Director)
想定年収
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勤務地
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業務内容
経験豊富なディレクターとしてハイバリューなManaged Servicesを枠組み作りからオーケストラレート及び推進し、日本のマーケットにおけるトランスフォーメーションの取り組みをスケール及びデリバリーしていくことを担っていただきます。 戦略的リーダーシップ: ●日本マーケットに適するManaged Services & Operate オファリング開発 ●Industry&Offering側と連携しながら、GTM戦略策定、ソリューション開発&Growth Initiativesの共同推進 ●MDM活用した総合的なバリュー提供の推進
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Engineering Unit(量子&数理エンジニアリング ~未経験者向け~)
想定年収
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勤務地
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業務内容
量子コンピューティング、量子アニーリング、量子インスパイアード技術を中心に、AI・データサイエンスや最適化などの数理技術も活用し、クライアントのビジネス変革を支援します。 クライアントと密にコミュニケーションを取りながら、課題の抽出から解決策の提案、実証実験(PoC)、社会実装まで一貫して推進する業務です。 主な業務内容は以下の通りです。 ①クライアントのビジネスや業務課題をヒアリング・分析し、量子・数理技術の適用可能性を検討 ②実証実験のスコープ設定、検証内容の詳細設計、検証環境の選定、プロトタイプ実装、検証実施と評価・考察 ③社会実装、既存業務フローやシステムとのインテグレーションの戦略策定および実行支援 ④実証実験の環境構築支援、ハンズオン等の人材育成支援」,
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デロイトには第二新卒でも転職できる
デロイトは、第二新卒でも転職を目指せます。実際に第二新卒向けの採用枠があり、コンサル未経験から応募できる求人も確認可能です。
まずは、第二新卒として応募できる背景と、未経験者にも門戸が開かれている求人について解説します。
第二新卒向けの採用枠「OP Pool」がある
合同会社デロイト トーマツでは、第二新卒を対象とした「OP Pool(第二新卒)」の求人が設けられています。
OP Poolは、第二新卒としてデロイトへの転職を目指す人向けの採用枠です。社会人経験が浅い段階でも応募できる選択肢が用意されているため、第二新卒からコンサルティング業界へキャリアチェンジしたい人にも挑戦の余地があります。
ただし、募集状況や応募条件は時期によって変わる可能性があります。応募時には最新の求人情報を確認し、自分の経歴が対象となるかチェックしておきましょう。
※参考:合同会社デロイト トーマツ「OP Pool(第二新卒)」
キャリア採用枠からも応募できる
第二新卒は、第二新卒向けの「OP Pool」だけでなく、条件を満たせばキャリア採用枠から応募することも可能です。
キャリア採用枠では、応募するポジションごとに必要な経験やスキルが設定されています。そのため、前職での経験が希望領域と結びつく場合は、第二新卒向けの採用枠に限らず、個別求人も選択肢に入ります。
第二新卒だから必ずOP Poolを選ぶとは限りません。自分の経験や志望領域に合う求人があるかを確認し、応募経路を検討することが重要です。
※参考:デロイト トーマツ グループ「キャリア採用情報」
未経験から応募できる求人もある
合同会社デロイト トーマツでは、異業種・未経験から応募できる求人もあります。
ただし、すべてのポジションが未経験者を対象としているわけではありません。募集職種によって求められる経験やスキルは異なるため、応募前に各求人の条件を確認する必要があります。
第二新卒の場合は、前職でコンサル経験がなくても応募できる可能性があります。現在の経験をそのまま当てはめるのではなく、これまでの業務で培った課題解決力や対人調整力などが、希望するポジションでどう活かせるかを確認しておきましょう。
※参考:デロイト トーマツ グループ「キャリア採用情報」
【MyVision編集部の見解】 第二新卒向け求人や未経験可の募集があるからといって、応募すれば通過できるわけではありません。社会人経験が短い人ほど、限られた実務のなかで自分がどのような課題に向き合い、どのように考えて行動したかまで示す必要があります。
経験年数の不足を補うために実績を大きく見せるより、自分の判断や工夫がどの業務で再現できるのかを具体的に示すほうが、ポテンシャルの根拠として伝わりやすくなります。応募可否だけでなく、選考で何を評価材料として提示できるかまで考えたうえで、挑戦するポジションを選ぶことが重要です。
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第二新卒枠とキャリア採用枠はどちらで応募すべきか
第二新卒枠とキャリア採用枠のどちらを選ぶべきかは、これまでの経験と希望する配属先によって変わります。若手向けの採用枠が合う人もいれば、特定領域の経験を活かしてキャリア採用へ応募したほうが適している人もいます。
ここでは、応募経路と対象者の違い、配属先の決まり方、志望領域が明確な場合の判断軸を見ていきましょう。
応募経路と対象者の違い
デロイトの第二新卒採用では、「OP Pool(第二新卒)」と個別のキャリア採用求人で応募対象が異なります。どちらも社会人経験のある人が対象ですが、想定される経験や志望領域に違いがあります。
主な違いは以下のとおりです。
| 応募経路 | 対象となる人 |
|---|---|
| OP Pool(第二新卒) | 社会人経験が浅く、特定領域の専門性よりもポテンシャルを活かしてコンサルタントを目指したい人 |
| キャリア採用枠 | 前職で培った業界知識や業務経験、IT・データなどの専門性を活かして特定ポジションへ応募したい人 |
OP Poolは第二新卒を対象とした採用枠のため、コンサル経験がなくても応募を検討できます。一方、キャリア採用枠は求人ごとに応募条件が設定されており、これまでの実務経験と募集ポジションとの適合度がより重視されます。
そのため、第二新卒であっても応募先をOP Poolだけに限定する必要はありません。前職で特定領域の経験を積んでいる場合は、個別のキャリア採用求人も確認し、自分の強みを活かしやすい応募経路を選ぶことが重要です。
※参考:合同会社デロイト トーマツ「OP Pool(第二新卒)」 ※参考:デロイト トーマツ グループ「キャリア採用情報」
配属先の決まり方が異なる
第二新卒枠とキャリア採用枠では、配属の考え方にも違いがあります。志望領域がどこまで明確かによって、適した応募経路は変わります。
主な違いは以下のとおりです。
| 応募経路 | 配属の考え方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| OP Pool(第二新卒) | 入社後に幅広い領域へ触れながら、適性や志向を踏まえて専門性を深めていく | 現時点で専門領域を絞り切れていない人 |
| キャリア採用枠 | 応募した特定ポジションを前提に選考が進む | やりたい領域が明確で、関連する実務経験がある人 |
やりたい領域が決まっている場合は、特定ポジションへ応募するキャリア採用枠が選択肢になります。一方、幅広いテーマを経験しながら今後の専門領域を見極めたい場合は、OP Pool(第二新卒)のほうが検討しやすいでしょう。
ただし、キャリア採用枠では求人ごとに求められる経験や専門性が設定されています。志望領域が明確でも、実務経験が応募要件に届いていなければ選考対象にならない可能性があります。希望だけで決めず、これまでの経験と各ポジションの要件を照らし合わせると、自分に合う応募経路を選びやすいです。
志望領域が明確な場合の判断軸
志望領域が明確な場合は、希望する仕事とこれまでの経験がどの程度つながっているかを基準に応募経路を選ぶと判断しやすくなります。やりたい領域が決まっているだけでは、必ずしもキャリア採用枠が適しているとは限りません。
判断する際は、以下の3点を確認してみてください。
- 志望する領域で活かせる実務経験があるか
- 求人で求められるスキルや経験年数を満たしているか
- 入社後に担当したいテーマや業界を具体的にイメージできているか
たとえば、前職でIT導入やデータ分析、サプライチェーンなどの業務経験があり、その延長線上で専門性を深めたい場合は、個別のキャリア採用求人と相性がよい可能性があります。一方、興味のある領域は決まっていても、関連する実務経験が十分でない場合は、OP Pool(第二新卒)も含めて検討したほうが選択肢を狭めずに済みます。
応募経路を決める際は、志望の強さよりも 「その領域で即戦力として評価される経験があるか」をひとつの基準にすると、ミスマッチを避けやすくなります。
デロイトへの第二新卒転職は難易度が高い
デロイトは第二新卒でも応募できますが、選考難易度は高めです。社会人経験が浅いからこそ、学歴や前職だけでなく、ポテンシャルやこれまでの行動、早期転職の理由まで幅広く確認されます。
ここでは、第二新卒の選考で見られやすいポイントを具体的に解説します。
第二新卒でも選考基準は高い
デロイトには第二新卒向けの採用枠がありますが、選考難易度が低いわけではありません。
選考では複数回の面接がおこなわれ、求人やこれまでの経験によっては筆記試験・技術テスト・ケース面接などが追加される場合があります。社会人経験が浅い応募者であっても、各選考を通じてコンサルタントとして働くための適性を確認されます。
そのため、第二新卒枠は「選考ハードルを下げた採用枠」ではなく、若手層にも応募機会を設けた採用ルートとして捉えるのが適切です。
学歴よりもポテンシャルが重視される
第二新卒の選考では、学歴だけで合否が決まるわけではありません。キャリア採用では、これまでの経験やスキルに加えて、入社後にどの程度成長できるかというポテンシャルも評価材料になります。
第二新卒は社会人経験が短いため、前職で大きな実績を積んでいない人も多いです。その分、課題にどう向き合ったか、周囲とどのように協働したか、新しい知識を吸収してきたかといった行動面が見られやすくなります。
学歴に不安がある場合でも、それだけで応募を諦める必要はありません。これまでの経験から、自分の考え方や成長の過程を具体的に示せる材料を用意しておくと、選考で自身の強みを伝えやすくなります。
前職での経験や実績も評価される
第二新卒の選考では、前職で身につけた経験やスキルも評価材料になります。コンサル経験がなくても、現職で培った業務知識や顧客対応、プロジェクト推進などが、応募ポジションと結びつく場合は強みとして活かせるためです。
たとえば、IT企業でのシステム導入経験、メーカーでのサプライチェーン業務、営業職での顧客課題への提案経験などは、希望する領域によって評価につながる可能性があります。前職の業界や職種がコンサルと異なっていても、デロイトの業務との接点があれば選考材料になり得ます。
そのため、自分の経験を一般的な強みとして示すより、応募する部門やポジションでどの経験が活かせるかまで具体化すると、職歴とのつながりを伝えやすいです。
早期転職の理由も評価対象になる
第二新卒の選考では、早期転職の理由も確認されやすいポイントです。新卒入社から短期間で転職する場合、採用側は転職理由に納得感があるか、入社後も同じ理由で早期離職しないかを見極めます。
そのため、現職への不満だけを転職理由にすると、再現性のあるキャリア選択として伝わりにくくなります。たとえば、業務経験を通じて関心のある領域が明確になった、より上流の課題解決に関わりたいと考えるようになったなど、これまでの経験を起点に転職理由を説明できると自然です。
早期転職そのものが不利になるとは限りません。なぜ今のタイミングで環境を変えるのか、その判断が今後のキャリアとどうつながっているのかまで示せると、転職理由への納得感を高めやすくなります。
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デロイトへ第二新卒で転職した場合の年収
デロイトへ第二新卒で転職する場合、入社時の年収は経験や応募ポジションによって異なります。若手職位からスタートした後は、昇進にともなって年収アップを目指せる環境です。
ここからは、第二新卒の入社時年収と、その後の年収推移を解説します。
第二新卒の入社時年収
デロイトの第二新卒採用では、入社時年収が一律に決まっているわけではありません。これまでの経験やスキル、応募ポジション、選考時の評価などを踏まえて個別に決まります。
第二新卒では若手職位からスタートするケースが多いため、年収を確認する際はビジネスアナリストなど初期職位の水準が参考になるでしょう。ただし、前職でITやデータ、特定業界の専門性を培っている場合は、経験の内容によって提示額が変わる可能性があります。
そのため、「第二新卒なら年収○万円」と固定的に捉えるより、自分がどの職位・ポジションで採用される可能性があるかと合わせて確認するほうが実態に近いです。
入社後の年収推移
デロイトでは、入社後に職位が上がるにつれて年収レンジも上昇していきます。第二新卒で若手職位からスタートした場合も、経験を積みながら昇進することで収入を伸ばしていくことが可能です。
初期のキャリアでは、ビジネスアナリストなどの若手職位からコンサルタント、さらにシニア層へと役割が広がっていきます。昇進にともなって担当する業務の難易度や責任範囲も大きくなるため、年収も段階的に上がる傾向です。
ただし、昇進時期や年収の上がり方には個人差があります。第二新卒で入社した場合は、初年度の提示額だけでなく、数年後にどの職位を目指せるかまで含めてキャリアを考えると、中長期の収入イメージを持ちやすくなります。
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デロイトの第二新卒採用の選考フロー
デロイトの第二新卒採用は、書類選考やWebテスト、面接を経て進みます。応募ポジションによっては、ケース面接が追加される場合もあります。
以下で、第二新卒で応募する際の主な選考フローを順に見ていきましょう。
※参考:デロイト トーマツ グループ「キャリア採用情報」
書類選考
デロイトの第二新卒採用では、まず応募書類をもとに選考がおこなわれます。履歴書や職務経歴書などを通じて、これまでの経験やスキルが応募ポジションと合っているかを確認されます。
第二新卒は社会人経験が短いため、職務経歴の量だけで差をつけるのは難しい傾向です。そのため、担当業務を並べるだけでなく、自分がどのような役割を担い、どのような成果につなげたかまで具体的に示すことがポイントです。
また、応募する部門によって求められる経験や専門性は異なります。求人の応募要件を確認し、自分の経験のうち、どの部分が募集ポジションと結びつくかを意識して書類を作成しましょう。
Webテスト
デロイトの第二新卒採用では、応募ポジションによって筆記試験や各種テストが実施される場合があります。
テストでは、言語・計数・論理思考などの基礎能力を確認されるケースがあります。形式が指定されている場合は、出題傾向に慣れておくことで本番でも落ち着いて対応しやすくなります。
なお、実施される試験の種類や内容は求人によって異なる可能性があるため、応募後の案内や募集要項を確認し、必要な対策に絞って進めましょう。
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面接
デロイトのキャリア採用では、面接は平均2〜3回実施されます。第二新卒でも、応募ポジションや選考状況に応じて複数回の面接を受ける可能性があります。
面接では、転職理由や志望動機、これまでの経験などについて確認されます。複数回にわたって質問される可能性があるため、回答ごとに内容が食い違わないよう、自分のキャリア選択に一貫性を持たせておくことがポイントです。
また、面接回数は募集企業や選考状況によって異なる場合があります。平均2〜3回を目安としつつ、実際の選考案内に沿って準備を進めましょう。
デロイトへ第二新卒で転職するための選考対策
デロイトへの第二新卒転職では、社会人経験の短さを補うために、これまでの経験と転職理由を筋道立てて伝える準備が欠かせません。
ここでは、職務経歴書の作り方から志望動機、短期離職の伝え方まで、第二新卒が選考前に押さえておきたい対策を解説します。
職務経歴書で課題解決のプロセスを伝える
第二新卒の職務経歴書では、実績の大きさよりも、課題に対してどのように考え、行動し、結果につなげたかを具体的に伝えることが効果的です。経験年数が短い場合でも、仕事の進め方から強みを示せます。
記載する際は、以下の流れを意識すると伝わりやすくなります。
- どのような課題があったか
- 自分が何を考え、どのような行動を取ったか
- その結果、どのような変化や成果につながったか
たとえば、営業目標の未達に対して顧客ニーズを分析し、提案内容を見直した結果、受注率が改善したといった形です。単に「営業を担当した」「売上に貢献した」と書くより、自分の判断や工夫が見えるため、再現性のある強みとして伝えやすくなります。
第二新卒では職歴の長さで差をつけにくいため、担当業務の羅列ではなく、自分がどの場面で価値を出したのかが伝わる職務経歴書を目指しましょう。
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転職理由から志望動機まで一貫させる
第二新卒の選考では、転職理由からデロイトの志望動機まで一貫した流れで説明できるようにしておくことが有効です。それぞれを別々に考えると、面接で深掘りされた際に回答同士のつながりが弱くなりやすいためです。
準備する際は、以下の順番で考えると流れを作りやすくなります。
- なぜ現職を離れたいのか
- なぜコンサル業界を志望するのか
- なぜデロイトを選ぶのか
- 入社後に何を実現したいのか
たとえば、現職で業務改善に関わった経験から、より上流の課題解決に携わりたいと考え、その延長でコンサル業界を志望する流れであれば自然です。さらに、デロイトの特定領域や支援テーマと自分の経験を結びつけることで、他社にも当てはまる志望動機になりにくくなります。
転職理由、業界志望、企業志望、将来像が同じ方向を向いていると、キャリア選択の納得感も高まりやすくなります。
短期離職の理由を前向きに説明する
第二新卒の面接では、短期離職の理由を現職への不満だけで終わらせず、今後のキャリアにつながる形で説明することが有効です。仕事内容や待遇への不満が実際のきっかけであっても、それだけでは転職先でも同じ理由で離職するのではないかと懸念される可能性があります。
伝える際は、現職で得た経験を起点に、どのような仕事へ関心が深まったのか、今後どのような経験を積みたいのかまで具体化することがポイントです。たとえば、現職で一部の業務改善を経験したことで、個別業務の改善に留まらず、企業全体の課題解決に関わりたいと考えるようになった、と説明すれば転職の背景が伝わりやすくなります。
在籍期間の短さを必要以上に弁解するより、現職を選んだ理由やそこで得た気づきも含めて説明すると、今回の転職が衝動的な判断ではないことを示しやすくなります。
【MyVision編集部の見解】 短期離職の理由だけをきれいに作り込んでも、ほかの回答との関係が弱いと選考では違和感につながりやすいです。よくあるのは、退職理由では「専門性を高めたい」と話している一方、志望動機では「幅広い案件を経験したい」と説明するなど、回答ごとに転職の軸が変わってしまうケースです。
また、現職への不満を前向きな表現に置き換えただけでは、なぜ今デロイトへ移る必要があるのかまでは伝わりません。面接対策では回答を個別に完成させるより、過去の選択から今回の転職、入社後に目指す姿まで矛盾がないか第三者の視点で確認すると、説得力を高めやすくなります。
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第二新卒でデロイトへの転職を目指すならMyVision
第二新卒でデロイトへの転職を目指す場合は、応募先の選定から書類・面接対策まで一貫して準備することが転職成功につながります。とくに、OP Pool(第二新卒)とキャリア採用枠のどちらを選ぶかは、これまでの経験や志望領域によって変わります。
MyVisionでは、コンサル転職に精通したエージェントが、応募ポジションの選定や職務経歴書の添削、転職理由・志望動機のブラッシュアップ、面接対策までサポートをしています。第二新卒ならではの短い職歴をどう見せるか、早期転職の理由をどう説明するかといった悩みにも対応可能です。
デロイトへの応募を検討しているものの、自分に合う採用枠や選考対策に迷っている場合は、まずは現在の経験でどのポジションを狙えるか確認してみてください。
よくある質問
デロイトの第二新卒採用は通年で募集されていますか?
第二新卒向け求人が掲載される時期はありますが、必ず年間を通じて募集されているとは限りません。採用状況によって求人が変更・終了する可能性があるため、応募前に最新のキャリア採用情報を確認してください。
デロイトの第二新卒では英語力が必要ですか?
必要な英語力は募集ポジションによって異なります。英語力が必須でない求人もありますが、グローバル案件や海外関係者と連携する業務では、英語力があることで担当できる仕事の幅が広がります。
第二新卒は新卒採用とキャリア採用のどちらから応募しますか?
社会人経験がある第二新卒は、基本的にキャリア採用から応募します。デロイトではOP Pool(第二新卒)や個別のキャリア採用求人があるため、自分の経験や志望領域に合う募集を確認して応募先を選びましょう。
まとめ
デロイトは第二新卒でも転職を目指せます。OP Pool(第二新卒)の採用枠があるほか、経験や志望領域によっては個別のキャリア採用求人も選択肢です。一方で、第二新卒だから選考基準が低くなるわけではなく、前職での経験、早期転職の理由、志望動機などを一貫して伝える準備が求められます。
入社時の年収は応募ポジションや経験によって異なり、選考フローも求人ごとに変わる可能性があります。まずは自分がOP Poolとキャリア採用枠のどちらに適しているかを見極めたうえで、書類選考や面接に向けた対策を進めてください。第二新卒では職歴の長さよりも、これまでの経験を次のキャリアにどうつなげるかが判断材料になります。
MyVisionでは、デロイトを目指す第二新卒に対して、OP Poolとキャリア採用枠のどちらを狙うべきかという応募戦略からサポートしています。志望領域は決まっているものの経験が足りるかわからない人や、自分の経歴でどのポジションを狙えるか判断しにくい人は、選考準備をはじめる前に一度相談してみてください。

