EYSCとは?年収・働き方・転職難易度・向いている人を解説
2026年07月28日更新
EYSCへの転職を検討しているものの、どのような会社なのか、年収や働き方、転職難易度まで把握しきれていない人も多いでしょう。
EYSCは、EYグループの一員として、戦略、M&A、テクノロジー、人事、リスク管理など幅広い領域を支援するコンサルティングファームです。グローバルネットワークを活かした案件や、戦略から実行まで一気通貫で関われる環境に強みがあります。
本記事では、EYSCの特徴や働き方、年収、転職難易度、向いている人を解説します。EYSCへの転職を検討している人や、自分に合うファームか判断したい人はぜひ参考にしてください。
著者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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監修者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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目次
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)の求人情報
【TC‐TXD】EPMテクノロジーコンサルタント
想定年収
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勤務地
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業務内容
●ミッション 企業の経営高度化に伴い、EPM導入は単なるシステム刷新ではなく、経営意思決定の高度化・迅速化を実現する変革テーマとなっています。 TXDでは、構想から実装までを分断せずに統合的に推進することで、プロジェクトの失敗やクライアントの負担を最小化しながら、CFO/経営層が活用できる経営管理基盤を実現することや、単なるEPMツール導入やPMO支援に留まらず、クライアントの競争力強化に直結する成果を創出することをミッションとして掲げています。 ●職務内容(EPM案件における役割) TXDコンサルタントとして、以下のようなプロジェクトに従事いただきます。 1.経営管理構想・EPM戦略策定 ・経営管理/FP&A改革の構想策定(予算・見通し・KPI管理など) ・EPM導入に向けたロードマップ策定 ・EPM/DWH/ERPを含めた全体アーキテクチャ設計 ・Tagetik等のソリューション選定支援 2.案件化・プリセールス支援 ・変革テーマの実現性評価(スコープ・コスト・リスク) ・提案活動・論点整理・ストーリー構築 ・ソリューション選定、RFP作成支援 3.EPM導入・変革実行(End-to-End) ・プロジェクト計画策定(スコープ、スケジュール、体制、コスト、品質管理) ・内部/外部ステークホルダー(業務部門、IT部門、ベンダー)との調整・折衝 ・業務要件定義/システム要件定義 ※DBモデルやデータ、IF、インフラ領域含む ・PM/BA/SAとしてのプロジェクト推進および契約、品質、コスト、スケジュール、要員管理 ・開発/設計/テスト/移行/定着化フェーズのプロジェクト推進および品質レビュー ・ベンダー/開発チームのマネジメント ・経営管理データモデル設計 ・非財務データ含むデータ活用基盤設計 ・BI/分析基盤との統合 4.アカウント推進 ・クライアント内の複数領域 (例:経理、人事、マーケティング、経営管理など)へ変革テーマ拡張 ・クライアントとの関係構築および中長期的な価値創出 5.オファリング開発・ケイパビリティ強化 ・業界×業種知見とテクノロジー知見を掛け合わせた新規オファリング/ケイパビリティの企画・整備 ●配属先(TXDユニット)の紹介 TXDは、企業の変革をテクノロジーの実行力で実現する専門チームです。 特定の製品・ソリューションに依存せず、クライアントの経営・業務課題を起点に、テクノロジーを活用した変革を構想から開発・定着化までEnd-to-Endで推進するチームです。 一般的な「構想中心のコンサルティング」や「特定製品の導入支援」とは異なり、TXDでは以下を強みとしています。 ・ビジネス課題を起点にした変革テーマの設計 ・テクノロジー適用の意思決定(製品選定を含む) ・開発フェーズまで含めたEnd-to-Endでの価値提供 また、EYのカルチャーであるコラボレーション・クロスファンクション連携を体現し、経営・業務・ITを横断した変革を推進し、TCでありながらビジネスクリエーションを実現していくユニットです。
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【TC-Digital Engineering】ソリューションアーキテクト
想定年収
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勤務地
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業務内容
デジタルエンジニアリングユニットは、先端テクノロジーを活用した新たな価値創出や、クライアントビジネス価値の向上、よりよい社会の実現を目指し、大手企業を中心に最適なDXの方向性を見極め、経営課題を解決するコンサルティングサービスを提供しています。 当ユニットの「ソリューションアーキテクト」として、特定ソリューションの専門性を発揮し、デジタル化プロジェクトやソリューションの導入における、戦略や計画策定フェーズのアセスメントや技術的アドバイザリーから、アーキテクチャデザイン、クライアント環境への導入に関する要求確認、ソリューションのFit&Gap分析、要件定義、設計、PoCでのプロトタイプ開発~導入、ユーザー教育まで、ライフサイクル全体のコンサルティングに従事いただきます。 【コンサルティング領域】 ●Enterprise Service Management(ESM) ・ServiceNowを中心としたESMソリューションの新規導入 ・ServiceNowを中心としたESMソリューションの利活用高度化 ●ハイパーオートメーション ・ノーコード・ローコードソリューションを活用したオペレーションの自動化 ・M365 Copilotの利活用促進、高度化 ●インフラモダナイズ ・ITインフラ更改 ・ITインフラ新規構築 ●ESG ・サステナビリティ経営の実現に向けたソリューション選定~導入 ●Web3 ・ブロックチェーンを活用したビジネス開発、導入
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【Sector_Private Equity】Financial DD Professionals
想定年収
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勤務地
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業務内容
PEチームは、投資銀行・証券会社・コンサルティングファーム出身者や PEファンド投資先における重要ポジション経験者等がおり、投資戦略策定・実行支援・各種 DD・Value Creation などの経験豊富なメンバーを中心に組成された、PE ファンド専門チームです。 当チームは、ワンファームで全てのサービスを提供できるサービスラインナップを整えております。 また、グローバル連携の垣根が低く、ALL EY としてクライアントサービス提供ができる点が弊社の PE セクターの強みとなります。 そのため、クライアントのニーズに応じ、EY の他のサービス・ライン及び EY の海外オフィスとチームを組成し、付加価値の高いアドバイザリー・サービスを提供します。 近年ますます日本国内での投資意欲の高い PE ファンドの意思決定と改革推進をサポートしています。 ●海外・国内の大手・中堅の幅広い PE ファンドがクライアントとなり、以下のサービスを主に提供しております。 ・クライアントの投資検討時のカーブアウト DD、ITDD、ESGDD、BDD 等の各種 DD 業務 ・クライアントの投資先企業のバリューアップ施策(最適オペレーションの構築) ・クライアントの投資後のモニタリング体制構築支援 想定ランク ●シニア・マネージャー ●マネージャー
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【FSO-TCF】金融機関向けFA・財務DD(Financial Services Organization - Transactions & Corporate Finance) N
想定年収
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勤務地
EY東京オフィス ‐ 東京ミッドタウン日比谷
業務内容
<リードアドバイザリー業務 / Lead Advisory> ・国内外におけるM&A 実行サポート ・M&A 戦略の策定支援 ・M&A 戦略を実現するための候補先の選定支援 ・M&A プロセス管理および付随するアドバイス ・買収・売却価格、株式交換・移転比率の算定 サポート ・ディール・ストラクチャリングに関する総合的アドバイス ・各種条件交渉、ドキュメンテーション、クロージング等に関する各種助言・支援 ・M&A 遂行上の資金調達オプションに関する各種助言 <財務デュー・ディリジェンス業務 / Transaction Diligence> ・財務デュー・ディリジェンス(セルサイド・バイサイド) ・カーブアウト財務諸表作成支援 ・ディールストラクチャー構築支援 ・売買契約書作成及び契約交渉サポート <募集ポジション / POSITIONS> ・マネジャー / Manager ・シニア・コンサルタント / Senior Consultant ・コンサルタント / Consultant
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【TCF-LA-IA】交通セクター/インフラストラクチャー・アドバイザリー Infrastructure Advisory
想定年収
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勤務地
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業務内容
<対象となるインフラストラクチャー事業・施設> ・交通インフラ(空港・航空・鉄道・バス・タクシー等) <具体的な業務> ・交通インフラ関係事業者の事業戦略検討・各種経営課題に関するアドバイザリー、関連する国内外市場や先行事例等の基礎調査業務 ・交通インフラ関係事業者と他業種事業者や自治体等との連携による事業戦略の構築 ・交通インフラにおける、PPP/PFI/コンセッション、SPC/官民出資組織設立、公設民営、上下分離等の事業スキームの検討 ・上記に関する国・自治体等における政策立案、規制等の検討支援 ・国・自治体等における交通事業者の経営状況に関する調査、分析等の支援 ・交通の社会的価値の定量化、成果指標検討、及びそれらに基づくファイナンス手法や国・自治体等による支援の在り方検討等、地域内ビジネスモデル・ファイナンススキーム等の検討 ・民営化・民間委託事業等の入札支援業務 ・海外企業による国内のインフラ事業参入支援業務(インバウンド) ・日本企業による海外のインフラ事業参入支援業務(アウトバウンド)
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EYSCとは
EYSCとは、Big4の一角であるEYグループの一員として、企業の経営戦略から実行支援までを担うコンサルティングファームです。正式名称は、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社です。
EYSCは、EY Japanのなかで経営コンサルティングと戦略的トランザクション支援を担っています。戦略、M&A、テクノロジー、人事・組織、リスクなど、企業活動にかかわる幅広いテーマを扱っている点が特徴です。
また、EYのグローバルネットワークを活かし、国内外の専門家と連携しながらクライアントの課題解決を支援しています。戦略立案だけでなく、実行や変革の定着まで関われるため、幅広い経験を積みたい人にとって魅力のある環境といえるでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 |
| 英文社名 | EY Strategy and Consulting Co., Ltd. |
| 業務開始 | 2020年10月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 近藤 聡、代表取締役 川口 宏、代表取締役 吉川 聡、代表取締役 伊賀山 真吾 |
| 所在地 | 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー |
| 資本金 | 4億5千万円 |
| 人員数 | 4,429名(2026年5月1日現在) |
| 主な拠点 | 東京、大阪、京都、福岡 |
| 事業内容 | 経営コンサルティング、戦略的トランザクション支援など |
| 公式サイトURL | https://www.ey.com/ja_jp/about-us/ey-strategy-and-consulting |
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EYSCの特徴・強み
EYSCには、総合系コンサルティングファームとして幅広い経営課題に対応できる強みがあります。
続いて、EYSCの特徴・強みを4つに分けて解説します。
戦略から実行まで一気通貫で支援できる
EYSCは、戦略策定にとどまらず、実行支援まで一気通貫で関われる点が強みです。
企業の変革では、経営戦略を描くだけでなく、M&A、業務改革、テクノロジー導入、組織変革などを組み合わせて成果につなげる必要があります。EYSCでは、クライアントの課題に対して、構想段階から実行・定着まで継続的に支援できる体制があります。
そのため、コンサルタントはプロジェクトの一部だけでなく、課題設定から施策の実行まで関わる機会があります。戦略と現場の両方を理解しながら経験を積みたい人にとって、成長につながりやすい環境といえるでしょう。
参考:EY Japan「EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社」
業界知見と機能別の専門性を掛け合わせられる
EYSCは、業界ごとの知見と機能別の専門性を掛け合わせて支援できる点も強みです。
EYSCの支援領域は、業界軸の「セクター」と、専門領域別の「ユニット」に分けて捉えると理解しやすいでしょう。
| 区分 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| セクター | 業界ごとの支援領域 | 金融、製造、消費財・小売、ヘルスケア、公共・社会インフラなど |
| ユニット | 機能別・テーマ別の専門領域 | 戦略、M&A、テクノロジー、人事・組織、リスクなど |
企業が抱える課題は、特定の業界知識だけで解決できるとは限りません。たとえば、金融業界のDXであれば、金融規制や業務プロセスへの理解に加えて、テクノロジー、リスク管理、組織変革などの専門性も必要になります。
EYSCでは、セクター別の業界知見とユニット別の専門性を組み合わせながら、幅広い経営課題に対応しています。ひとつの専門領域に閉じず、複数の視点から企業変革を支援する経験を積めるでしょう。
参考:EY Japan「EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社」
EYグローバルのネットワークを活用できる
EYSCは、EYグローバルのネットワークを活用しながら、国内外の課題に対応できる点も強みです。
海外展開を進める日本企業や、日本市場への参入を目指す海外企業では、国や地域ごとの市場環境、商習慣、法規制、組織体制を踏まえた支援が求められます。EYSCでは、海外ファームと連携しながら、こうしたクロスボーダー案件に対応しています。
また、EYグループが持つグローバルナレッジを活用できるため、国内だけでは得にくい事例や専門知見を踏まえた提案につなげやすい環境です。クロスボーダー案件や海外メンバーとの共同作業を通じて、国内案件だけでは得にくい視点を身につけられます。
参考:EY Japan「海外展開」
成長中の組織でキャリアの選択肢が広い
EYSCは、組織の成長にともない、キャリアの選択肢が広がりやすい環境があります。
EYSCは、2019年にEYグローバルからの投資を受けて成長計画を策定し、コンサルティング事業の国内売上ベースでFY20・FY21に2年連続43%の成長を続けています。組織拡大にともない、扱う案件のテーマも広がっており、SDGs、ESG、脱炭素、経済安全保障、サイバーセキュリティなどの案件にも関わっています。
また、人材育成にも力を入れており、研修プログラムや評価制度の見直し、カウンセラーによるキャリア支援なども進められています。若手や中途入社者にとっては、成長中の組織で新しい領域に挑戦しながら、自分の専門性やキャリアの方向性を広げやすいでしょう。
参考:EYSC「EYコンサルティングの成長戦略近藤聡社長インタビュー」
【MyVision編集部の見解】 EYSCを検討する際に、Big4のブランド力やグローバルファームであることだけを判断軸にすると、入社後のミスマッチにつながる可能性があります。EYSCは扱う領域が広く、応募するユニットによって求められる経験や入社後に関わる案件が大きく異なるためです。
本当に見るべきポイントは、①自分の経験を活かせる領域があるか、②今後伸ばしたい専門性と合うか、③将来のキャリアにつながるかの3点です。知名度や年収だけで判断すると、入社後に想定していた業務と違うと感じる可能性もあります。
応募前には、EYSCで何を実現したいのかまで具体化しておくことが重要です。
EYSCの働き方・社風
EYSCの働き方や社風は、プロジェクトの進み方や関わるメンバーによって変わります。
次に、稼働の変動と協働の多さというふたつの観点から解説します。
案件の繁忙期やクライアント対応によって稼働が変動する
EYSCの稼働は、案件の繁忙期やクライアント対応によって変動します。
コンサルティング業務では、提案前、資料提出前、システム導入前、経営会議前などに業務量が増えやすい傾向があります。EYSCでも、担当するプロジェクトの規模やフェーズ、クライアントの意思決定スピードによって、働き方が変わる可能性があります。
月平均残業時間は約43時間、有給休暇消化率は約63%が目安です。一定の残業は発生しやすい一方で、有給休暇を取得しながら働ける余地もあると考えられます。
転職前には平均値だけで判断せず、志望ユニットや想定される案件の特徴まで確認することが大切です。稼働の波を理解しておくことで、入社後の働き方を具体的にイメージしやすくなります。
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部門や国をまたいだ協働が多く、周囲を巻き込む力が求められる
EYSCでは、部門や国をまたいだ協働が多く、周囲を巻き込みながら仕事を進める力が求められます。
EYSCは、戦略、M&A、テクノロジー、人事・組織、リスクなど幅広い領域を扱うため、ひとつの部門だけで完結しない案件もあります。プロジェクトによっては、国内外のメンバーや異なる専門性を持つチームと連携しながら、クライアントの課題解決を進める場面もあるでしょう。
また、個々の考えを尊重し、互いを仲間として歓迎する姿勢も重視されています。お互いの発言を尊重する文化がある一方で、受け身で指示を待つだけではなく、自分の考えを示しながら関係者を巻き込む姿勢が必要です。
多様な価値観や専門性を持つメンバーと協働する経験は、コンサルタントとしての視野を広げるきっかけになります。個人で完結する仕事よりも、チームで成果を出す働き方にやりがいを感じる人に合いやすい社風といえるでしょう。
EYSCの年収
EYSCの年収は、年齢や役職、評価、専門性によって大きく変わります。
平均年収の目安はあるものの、同年代でも職位や前職での経験によって年収差が生じる点に注意が必要です。
ここからは、EYSCの平均年収の目安や役職別の年収、中途入社時のオファー年収が決まる基準を解説します。
平均年収の目安
EYSCの平均年収は、約920万円が目安です。
年齢や役職が上がるほど年収も上がりやすい傾向があります。ただし、実際の年収は評価や役職、担当案件、残業代の有無などによって変動します。
年齢別の年収目安は、以下のとおりです。
| 年齢 | 推定年収 | 推定範囲 |
|---|---|---|
| 25歳 | 約630万円 | 約460万〜860万円 |
| 30歳 | 約850万円 | 約620万〜1,160万円 |
| 35歳 | 約1,040万円 | 約760万〜1,420万円 |
| 40歳 | 約1,190万円 | 約870万〜1,620万円 |
| 45歳 | 約1,290万円 | 約940万〜1,750万円 |
| 50歳 | 約1,320万円 | 約960万〜1,800万円 |
30代前半で800万円台、30代半ば以降で1,000万円超えを目指せる可能性があります。一方で、推定範囲には幅があるため、年齢だけで年収を判断するのは適切ではありません。
EYSCでは、役職や評価、専門性によって同年代でも年収差が生じやすいと考えられます。転職時は平均年収だけでなく、自分の経験がどの職位で評価されるかまで確認することが重要です。
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役職別の年収目安
EYSCの年収は、役職が上がるほど大きく上昇する傾向があります。
役職別の年収目安は、以下のとおりです。
| 役職 | 年収目安 |
|---|---|
| コンサルタント | 約550万〜800万円 |
| シニアコンサルタント | 約900万〜1,100万円 |
| マネージャー | 約1,200万〜1,500万円 |
| シニアマネージャー | 約1,400万〜1,800万円 |
| アソシエイトパートナー/ディレクター | 約2,000万〜3,000万円 |
| パートナー | 約5,000万円〜 |
コンサルタントからシニアコンサルタント、マネージャーへ昇格するにつれて、求められる役割は大きく変わります。若手層ではリサーチ、資料作成、分析、クライアント対応などの実務遂行力が重視されやすい一方、マネージャー以上ではプロジェクト管理やメンバー育成、クライアントとの関係構築なども重要です。
役職が上がるほど、個人の作業品質だけでなく、チーム全体の成果やクライアントへの提供価値も評価に関わりやすくなります。そのため、年収を見る際は金額だけでなく、各職位で求められる責任範囲もあわせて理解しておくことが大切です。
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中途入社時のオファー年収が決まる基準
EYSCの中途入社時のオファー年収は、前職の経験や専門性によって変わります。
中途採用では、年齢だけでなく、以下のような要素が総合的に見られます。
- 前職で経験した業界
- これまでの職位
- DX、M&A、業務改革、人事・組織、リスク管理などの専門性
- マネジメント経験
- プロジェクト推進や関係者調整の経験
たとえば、金融、製造、IT、ヘルスケアなどの業界知見がある人は、応募領域との相性によって評価される可能性があります。また、特定領域の専門性やプロジェクトをリードした経験がある場合、入社時の職位や年収に影響することもあるでしょう。
単に前職の年収が高いかどうかではなく、EYSCのどの領域で再現性を発揮できるかが重要です。中途入社時の年収を判断する際は、提示された金額だけでなく、入社後に担当する領域、期待される役割、昇格の見通しまで確認しておくとよいでしょう。
EYSCへの転職難易度
EYSCは、知名度や年収水準の高さから転職先として検討されやすい一方、選考難易度は高い傾向があります。
以下で、中途採用の難易度や選考で見られるポイント、応募前に確認すべきユニット選びについて解説します。
EYSCの中途採用は難易度が高い
EYSCの中途採用は、難易度が高い傾向があります。
EYSCは、Big4の一角であるEYグループに属し、戦略、M&A、テクノロジー、人事・組織、リスクなど幅広い領域を扱うコンサルティングファームです。知名度や扱う案件の幅、グローバルネットワークを活かせる点から、転職先として検討する人も多いと考えられます。
一方で、中途採用では、応募領域に関連する専門性やプロジェクト経験が求められやすくなります。未経験から転職できる可能性もありますが、前職で培った経験をコンサルティング業務にどう活かせるかを示す準備が必要です。
そのため、EYSCへの転職では、会社名やブランドへの興味だけでなく、自分の経験と応募ポジションの接点を明確にすることが重要です。選考前には、志望ユニットで求められるスキルや経験を把握し、職務経歴書や面接で一貫して伝えられる状態にしておきましょう。
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選考では専門性とコンサル適性の両方が見られる
EYSCの選考では、専門性とコンサル適性の両方が見られます。
中途採用で見られやすいポイントは、以下のとおりです。
- 前職での職務経験
- 業界知見やプロジェクト経験
- DX、M&A、業務改革、人事・組織、リスク管理などの専門性
- 論理的思考力や課題解決力
- コミュニケーション力や関係者を巻き込む力
- 志望動機やユニット理解
専門性では、応募領域に関連する経験や知識が評価対象になりやすいでしょう。たとえば、金融、製造、IT、ヘルスケアなどの業界知見や、DX、M&A、業務改革などの経験は、応募ユニットによって強みになる可能性があります。
一方で、コンサル適性では、物事を構造的に捉える力や、相手にわかりやすく伝える力も重要です。専門性と適性のどちらか一方ではなく、両面から総合的に判断される点を理解しておきましょう。
応募前に自分に合うユニットを見極める
EYSCへ応募する際は、自分に合うユニットを見極めることが重要です。
EYSCは支援領域が広いため、どのユニットに応募するかによって、求められる経験や志望動機、入社後のキャリアパスが変わります。
応募前に確認したいポイントは、以下のとおりです。
- 自分の経験が活かせる領域か
- 志望ユニットのテーマに関心を持てるか
- 入社後に伸ばしたい専門性と合っているか
- 想定される案件や働き方に納得できるか
- 将来的なキャリアパスを描きやすいか
また、EYSCには、各ユニットに配属された後もチーム間の異動が可能なキャリアチェンジ制度があります。ただし、応募時点では自分の経験や志向に合うユニットを選び、志望動機やキャリアイメージに一貫性を持たせることが大切です。
参考:EY Japan「研修・育成」
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EYSCに向いている人・向いていない人
EYSCへの転職を検討する際は、年収や知名度だけでなく、自分の志向や働き方に合うかを確認することが大切です。
EYSCに向いている人・向いていない人の特徴を見てみましょう。
EYSCに向いている人
EYSCに向いているのは、幅広いテーマに関わりながら、企業変革を支援したい人です。
具体的には、以下のような人が向いていると考えられます。
- 大規模な企業変革に関わりたい人
- グローバル案件や海外メンバーとの協働に関心がある人
- 戦略立案だけでなく、実行支援まで関わりたい人
- 業界知見や専門性を掛け合わせて課題解決に取り組みたい人
- 変化の大きい環境を前向きに楽しめる人
- 多様な関係者を巻き込みながら仕事を進めたい人
EYSCは、戦略、M&A、テクノロジー、人事・組織、リスクなど幅広い領域を扱っています。そのため、ひとつの業務だけを深めるよりも、複数のテーマに関わりながら経験を広げたい人に合いやすいでしょう。
また、部門や国をまたいだ協働も多いため、周囲と連携しながら成果を出す姿勢も重要です。変化の大きい環境で新しい知識を吸収し、自分の専門性を広げていきたい人に向いています。
EYSCに向いていない人
EYSCに向いていない可能性があるのは、業務範囲や働き方を限定したい人です。
具体的には、以下のような人はミスマッチを感じる可能性があります。
- 担当する業務範囲をできるだけ限定したい人
- 変化の少ない環境で働きたい人
- 部門横断の調整や関係者対応に抵抗がある人
- 成果へのプレッシャーをできるだけ避けたい人
- 決まった手順やルーティンワークを好む人
- グローバル案件や多様な価値観のなかで働くことに負担を感じる人
EYSCは、扱うテーマが広く、プロジェクトによって求められる役割も変わります。そのため、決められた業務を安定的に進めたい人や、担当領域を明確に固定したい人は、働き方にギャップを感じるかもしれません。
また、コンサルティング業務では、クライアントや社内外の関係者を巻き込みながら成果を出す姿勢が求められます。調整業務や成果責任に負担を感じやすい場合は、入社後の働き方を具体的に確認しておくことが大切です。
EYSCへの転職を成功させるポイント
EYSCへの転職を目指す場合は、企業理解だけでなく、選考で伝える内容の準備も重要です。
以下で、EYSCへの転職を成功させるために押さえておきたいポイントを解説します。
EYSCで活かせる経験を言語化する
EYSCへの転職では、現職の経験をEYSCで活かせる形に言語化することが重要です。
コンサル未経験の場合でも、これまでの経験を分解すると、EYSCの業務に接続できる要素が見つかる可能性があります。たとえば、以下のような観点で経験を整理するとよいでしょう。
- 業界知見:金融、製造、IT、ヘルスケアなど特定業界への理解
- 業務改善:業務プロセスの見直し、効率化、コスト削減の経験
- プロジェクト推進:関係者調整、進行管理、課題管理の経験
- データ活用:データ分析、KPI管理、意思決定支援の経験
- M&A:事業再編、PMI、財務分析、デューデリジェンスに関わる経験
- IT導入:システム企画、DX推進、要件定義、導入支援の経験
担当業務を職種名や業務名だけで捉えると、活かせる経験を見落とす可能性があります。どの業界で、どのような課題に向き合い、どの役割を担ってきたのかを分けて考えることで、自分の経験を客観的に把握しやすくなります。
志望ユニットに合わせて選考対策をおこなう
EYSCへの転職では、志望ユニットに合わせて選考対策をおこなうことが重要です。
EYSCは支援領域が広いため、「EYSCに入りたい」という理由だけでは志望動機として十分とはいえません。どのユニットで、どのような課題解決に関わりたいのかを明確にする必要があります。
選考前には、志望ユニットで扱うテーマやプロジェクトの特徴を把握しておきましょう。職務経歴書や面接では、志望ユニットに合わせて、強調する実績や志望動機、入社後に挑戦したいテーマを調整することが大切です。
また、志望動機、転職理由、入社後のキャリアイメージに一貫性を持たせることも欠かせません。ユニット理解が深まるほど、面接でも具体性のある回答をしやすくなります。
【MyVision編集部の見解】 EYSCの選考で失敗しやすいのは、Big4だから応募したい、グローバル案件に関わりたいといった抽象的な理由のまま選考に進むケースです。EYSCは扱う領域が広い分、応募先ユニットによって評価される経験や志望動機の見せ方が変わります。
対策が浅いままだと、「なぜEYSCなのか」「なぜそのユニットなのか」という質問に対して、具体性のある回答ができない可能性があります。入社後にどの領域で価値を発揮できるのかまで伝えられなければ、志望度や再現性を十分に示しにくくなるでしょう。
不安がある場合は、選考前に第三者の視点で応募書類や回答内容を確認しておくのがおすすめです。
EYSCに関するFAQ
EYSCについて理解を深めるうえで、よくある疑問をまとめました。
Q1.EYSCのパートナー一覧は公開されていますか?
EYSCのパートナーは、採用ページやプロジェクト紹介、インタビュー記事などで一部確認可能です。ただし、全パートナーを網羅した一覧としての公開はありません。
パートナーの情報を確認したい場合は、関心のある領域やサービス、プロジェクト紹介に関連するページを確認するとよいでしょう。
Q2.EYSCの採用大学はどのような傾向がありますか?
EYSCの採用大学としては、慶應義塾大学、東京大学、早稲田大学、京都大学、一橋大学などが挙げられます。難関大学出身者が見られる傾向はありますが、採用大学だけで合否が決まるわけではありません。
とくに中途採用では、出身大学よりも前職での実績や専門性、プロジェクト経験、コンサルタントとしての適性が重視されやすいでしょう。学歴に不安がある場合でも、応募ユニットで活かせる経験や成果の再現性を具体的に伝えることが大切です。
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Q3.EYSCは激務ですか?
EYSCの働き方は、担当する案件やプロジェクトのフェーズによって変わります。提案前、資料提出前、システム導入前、経営会議前などは業務量が増えやすく、一定の残業が発生する可能性があります。
一方で、常に同じ稼働が続くわけではなく、案件や時期によって働き方に差があります。転職前には平均的な残業時間だけで判断せず、志望ユニットの案件特性や繁忙期の傾向まで確認しておくことが大切です。
Q4.EYSCへの中途転職は未経験でも可能ですか?
EYSCへの中途転職は、コンサル未経験でも可能性があります。ただし、未経験の場合は、前職で培った業界知見や業務改善、プロジェクト推進、IT導入、データ活用などの経験を、コンサルティング業務にどう活かせるかを示す必要があります。
完全に未経験の状態で応募するよりも、応募ユニットと自分の経験の接点を明確にしておきましょう。過去の業務内容だけでなく、課題をどう捉え、どのように成果につなげたのかを具体的に伝えるよう意識してください。
まとめ
EYSCは、EYグループの一員として、戦略、M&A、テクノロジー、人事・組織、リスクなど幅広い領域を支援するコンサルティングファームです。業界軸のセクターと専門領域別のユニットを掛け合わせながら、企業の経営課題に対応している点が特徴です。
年収は役職や評価、専門性によって差が出やすく、中途採用では前職での経験や応募ユニットとの相性も見られます。EYSCへの転職を検討する際は、知名度や年収だけで判断せず、自分の経験を活かせる領域や入社後に伸ばしたい専門性まで確認することが大切です。
EYSCは支援領域が広い分、「どのユニットを選ぶべきか」「自分の経験がどの領域で評価されるのか」で迷いやすい企業です。MyVisionでは、コンサル転職に精通したエージェントが、応募先の見極めから職務経歴書・面接対策までサポートしています。EYSCへの転職可能性を具体的に知りたい人は、まずはMyVisionにご相談ください。

