EYコンサルティング(EYストラテジー・アンド・コンサルティング)の年収は?役職別の給与も解説
2026年08月28日更新
EYコンサルティング(EYストラテジー・アンド・コンサルティング)への転職を検討している人のなかには、「実際の年収はいくらなのか」「マネージャーやシニアマネージャーになると、どこまで上がるのか」と気になっている人もいるでしょう。平均年収だけを見ても、自分が入社した場合の収入や、BIG4のなかで高い水準なのかまでは判断しにくいものです。
本記事では、EYコンサルティングの平均年収や年齢別・役職別の年収目安をはじめ、他社との比較、基本給・賞与などの給与制度、中途入社時の年収まで解説します。EYへの転職で年収アップを狙う際に確認したいポイントも紹介するので、収入面から自分に合う転職先か判断したい人は参考にしてください。
著者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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監修者

山口 翔平
Yamaguchi Shohei
株式会社MyVision代表取締役
早稲田大学を卒業後、JTB、オリックス生命を経てコンサルティング転職に特化した人材紹介会社へ入社。 長年のエージェント経験を基に、より多くの求職者様に対して質の高い転職支援サービスを提供するため、株式会社MyVisionを設立。
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目次
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)の求人情報
【TC-Digital Engineering】ServiceNowコンサルタント
想定年収
800~1,800万円
勤務地
東京都
業務内容
デジタルエンジニアリングユニットは、先端テクノロジーを活用した新たな価値創出や、クライアントビジネス価値の向上、よりよい社会の実現を目指し、大手企業を中心に最適なDXの方向性を見極め、経営課題を解決するコンサルティングサービスを提供しています。 当ユニットの「ServiceNowコンサルタント」として、ServiceNowソリューションの専門性を発揮し、デジタル化プロジェクトやソリューションの導入における、戦略や計画策定フェーズのアセスメントや技術的アドバイザリーから、アーキテクチャデザイン、クライアント環境への導入に関する要求確認、ソリューションのFit&Gap分析、要件定義、設計、PoCでのプロトタイプ開発~導入、ユーザー教育まで、ライフサイクル全体のコンサルティングに従事いただきます。 ・ITサービスマネジメント、ITポートフォリオ、資産管理の高度化支援 ・バックオフィス業務(会計/人事等)の効率化・自動化支援 ・リスク/セキュリティマネジメントの高度化支援 ・SCM領域の効率化・自動化支援
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【TC‐TXD】EPMテクノロジーコンサルタント
想定年収
600~2,000万円
勤務地
東京都
業務内容
●ミッション 企業の経営高度化に伴い、EPM導入は単なるシステム刷新ではなく、経営意思決定の高度化・迅速化を実現する変革テーマとなっています。 TXDでは、構想から実装までを分断せずに統合的に推進することで、プロジェクトの失敗やクライアントの負担を最小化しながら、CFO/経営層が活用できる経営管理基盤を実現することや、単なるEPMツール導入やPMO支援に留まらず、クライアントの競争力強化に直結する成果を創出することをミッションとして掲げています。 ●職務内容(EPM案件における役割) TXDコンサルタントとして、以下のようなプロジェクトに従事いただきます。 1.経営管理構想・EPM戦略策定 ・経営管理/FP&A改革の構想策定(予算・見通し・KPI管理など) ・EPM導入に向けたロードマップ策定 ・EPM/DWH/ERPを含めた全体アーキテクチャ設計 ・Tagetik等のソリューション選定支援 2.案件化・プリセールス支援 ・変革テーマの実現性評価(スコープ・コスト・リスク) ・提案活動・論点整理・ストーリー構築 ・ソリューション選定、RFP作成支援 3.EPM導入・変革実行(End-to-End) ・プロジェクト計画策定(スコープ、スケジュール、体制、コスト、品質管理) ・内部/外部ステークホルダー(業務部門、IT部門、ベンダー)との調整・折衝 ・業務要件定義/システム要件定義 ※DBモデルやデータ、IF、インフラ領域含む ・PM/BA/SAとしてのプロジェクト推進および契約、品質、コスト、スケジュール、要員管理 ・開発/設計/テスト/移行/定着化フェーズのプロジェクト推進および品質レビュー ・ベンダー/開発チームのマネジメント ・経営管理データモデル設計 ・非財務データ含むデータ活用基盤設計 ・BI/分析基盤との統合 4.アカウント推進 ・クライアント内の複数領域 (例:経理、人事、マーケティング、経営管理など)へ変革テーマ拡張 ・クライアントとの関係構築および中長期的な価値創出 5.オファリング開発・ケイパビリティ強化 ・業界×業種知見とテクノロジー知見を掛け合わせた新規オファリング/ケイパビリティの企画・整備 ●配属先(TXDユニット)の紹介 TXDは、企業の変革をテクノロジーの実行力で実現する専門チームです。 特定の製品・ソリューションに依存せず、クライアントの経営・業務課題を起点に、テクノロジーを活用した変革を構想から開発・定着化までEnd-to-Endで推進するチームです。 一般的な「構想中心のコンサルティング」や「特定製品の導入支援」とは異なり、TXDでは以下を強みとしています。 ・ビジネス課題を起点にした変革テーマの設計 ・テクノロジー適用の意思決定(製品選定を含む) ・開発フェーズまで含めたEnd-to-Endでの価値提供 また、EYのカルチャーであるコラボレーション・クロスファンクション連携を体現し、経営・業務・ITを横断した変革を推進し、TCでありながらビジネスクリエーションを実現していくユニットです。
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【TC-Digital Engineering】ソリューションアーキテクト
想定年収
-
勤務地
東京都
業務内容
デジタルエンジニアリングユニットは、先端テクノロジーを活用した新たな価値創出や、クライアントビジネス価値の向上、よりよい社会の実現を目指し、大手企業を中心に最適なDXの方向性を見極め、経営課題を解決するコンサルティングサービスを提供しています。 当ユニットの「ソリューションアーキテクト」として、特定ソリューションの専門性を発揮し、デジタル化プロジェクトやソリューションの導入における、戦略や計画策定フェーズのアセスメントや技術的アドバイザリーから、アーキテクチャデザイン、クライアント環境への導入に関する要求確認、ソリューションのFit&Gap分析、要件定義、設計、PoCでのプロトタイプ開発~導入、ユーザー教育まで、ライフサイクル全体のコンサルティングに従事いただきます。 ◆DXプラットフォームの導入支援 ・ServiceNowやMicrosoft等のプラットフォームを活用した全社DXのシステム化構想 ・エンタープライズアーキテクチャ(EA)を活用した全社アーキテクチャデザイン ◆ハイパーオートメーション ・ノーコード・ローコードソリューションを活用したオペレーションの自動化 ・M365 Copilotの利活用促進、高度化 ◆インフラモダナイズ ・ITインフラ更改 ・ITインフラ新規構築
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【Sector_PE】Financial DD Professionals
想定年収
500~2,000万円
勤務地
東京都
業務内容
PEチームは、投資銀行・証券会社・コンサルティングファーム出身者や PEファンド投資先における重要ポジション経験者等がおり、投資戦略策定・実行支援・各種 DD・Value Creation などの経験豊富なメンバーを中心に組成された、PE ファンド専門チームです。 当チームは、ワンファームで全てのサービスを提供できるサービスラインナップを整えております。 また、グローバル連携の垣根が低く、ALL EY としてクライアントサービス提供ができる点が弊社の PE セクターの強みとなります。 そのため、クライアントのニーズに応じ、EY の他のサービス・ライン及び EY の海外オフィスとチームを組成し、付加価値の高いアドバイザリー・サービスを提供します。 近年ますます日本国内での投資意欲の高い PE ファンドの意思決定と改革推進をサポートしています。 ●海外・国内の大手・中堅の幅広い PE ファンドがクライアントとなり、以下のサービスを主に提供しております。 ・クライアントの投資検討時のカーブアウト DD、ITDD、ESGDD、BDD 等の各種 DD 業務 ・クライアントの投資先企業のバリューアップ施策(最適オペレーションの構築) ・クライアントの投資後のモニタリング体制構築支援
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【FSO-TCF】金融機関向けFA・財務DD(Financial Services Organization - Transactions & Corporate Finance)
想定年収
-
勤務地
EY東京オフィス ‐ 東京ミッドタウン日比谷
業務内容
<リードアドバイザリー業務 / Lead Advisory> ・国内外におけるM&A 実行サポート ・M&A 戦略の策定支援 ・M&A 戦略を実現するための候補先の選定支援 ・M&A プロセス管理および付随するアドバイス ・買収・売却価格、株式交換・移転比率の算定 サポート ・ディール・ストラクチャリングに関する総合的アドバイス ・各種条件交渉、ドキュメンテーション、クロージング等に関する各種助言・支援 ・M&A 遂行上の資金調達オプションに関する各種助言 <財務デュー・ディリジェンス業務 / Transaction Diligence> ・財務デュー・ディリジェンス(セルサイド・バイサイド) ・カーブアウト財務諸表作成支援 ・ディールストラクチャー構築支援 ・売買契約書作成及び契約交渉サポート <募集ポジション / POSITIONS> ・マネジャー / Manager ・シニア・コンサルタント / Senior Consultant ・コンサルタント / Consultant
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EYコンサルティングの平均年収
EYコンサルティング(EYストラテジー・アンド・コンサルティング)の平均年収は、約995万円が目安です。国内企業全体と比べても高い水準であり、職位が上がるにつれて年収1,000万円を超えるケースも珍しくありません。
ただし、平均年収は若手のコンサルタントからマネージャー、パートナーまでを含んだ数値です。実際の給与は、職位や評価、担当する業務、残業代や賞与の支給状況によって差が出ます。
そのため、EYコンサルティングへの転職を検討する際は、平均年収だけで判断せず、自分が想定される職位の年収レンジまで確認することが必要です。とくに中途採用では、どのポジションで入社するかによって初年度の年収が大きく変わります。
【MyVision編集部の見解】 平均年収約995万円という数字は、EYコンサルティング全体の報酬水準を把握するうえでは参考になります。ただし、中途転職ではこの平均値をそのまま自分の想定年収として受け取ると、入社後にギャップが生じる可能性があります。
実際の年収を左右するのは、入社時にどの職位で評価されるか、その職位でどの程度のレンジが設定されているか、次の昇格までにどれほど時間がかかるかといった要素です。平均年収は企業全体の水準を見る指標として使い、自身の経験に近い職位の年収と昇格余地まで確認することで、転職後の収入をより現実的に見積もれます。
EYコンサルティングの年齢別年収
EYコンサルティングの年収は、年齢が上がるにつれて高くなる傾向があります。年代別の年収目安は、以下のとおりです。
| 年代 | 年収目安 |
|---|---|
| 20代 | 約525万〜1,200万円 |
| 30代 | 約970万〜1,570万円 |
| 40代 | 約1,130万〜1,950万円 |
| 50代 | 約1,140万〜1,840万円 |
20代はコンサルタントやシニアコンサルタント、30代以降はマネージャー以上の職位に進む人が増えるため、年収レンジも上がりやすくなります。ただし、EYコンサルティングでは年齢だけで給与が決まるわけではありません。
同じ年代でも、職位や評価、これまでの経験によって年収には大きな差が出ます。とくに中途入社では、年齢よりもどの職位で採用されるかが年収を左右しやすいため、年代別の数値はあくまで目安として確認してください。
EYコンサルティングの役職別年収
EYコンサルティングでは、職位が上がるにつれて年収レンジも大きく上昇します。役職別の年収目安は、以下のとおりです。
| 役職 | 年収目安 |
|---|---|
| コンサルタント | 約550万〜800万円 |
| シニアコンサルタント | 約900万〜1,100万円 |
| マネージャー | 約1,200万〜1,500万円 |
| シニアマネージャー | 約1,400万〜1,800万円 |
| アソシエイトパートナー・ディレクター | 約2,000万〜3,000万円 |
| パートナー | 約5,000万〜1億円程度 |
役職ごとに求められる役割や責任範囲が異なるため、同じEYコンサルティングでも年収には大きな差があります。ここからは、各職位の年収目安と主な役割を紹介します。
コンサルタントの年収
EYコンサルティングのコンサルタントの年収は、約550万〜800万円が目安です。役職別では若手層にあたり、担当領域のリサーチやデータ分析、資料作成などを通じて、プロジェクトを支える役割を担います。
この職位は、上位者の指示を受けながら業務を進める場面が多い一方、担当タスクを正確かつ期限内に完遂する力が求められるものです。案件によってはクライアントとの打ち合わせに参加し、論点の確認や情報収集を任されることもあります。
年収は評価や残業代、賞与などによって幅が出ます。中途入社の場合は、前職での業務経験や専門性によって同じコンサルタント職でも提示額が変わる可能性がある点は把握しておきましょう。
シニアコンサルタントの年収
EYコンサルティングのシニアコンサルタントの年収は、約900万〜1,100万円が目安です。コンサルタントより担当範囲が広がり、自身のタスク遂行に加えて、若手メンバーのフォローや成果物の品質確認を任される場面も増えます。
プロジェクト内では、特定テーマの分析やクライアントとの調整を主体的に進める役割が期待されます。実務面での安定感に加え、周囲を巻き込みながら案件を前に進める力が求められる段階です。
年収1,000万円前後が視野に入る職位ですが、実際の水準は評価や担当案件、賞与などによって変動します。中途入社では、前職での専門性やプロジェクト経験がどこまで評価されるかによって、提示年収にも差が出ます。
マネージャーの年収
EYコンサルティングのマネージャーの年収は、約1,200万〜1,500万円が目安です。プロジェクトの進行管理やクライアント対応を担い、チーム全体の成果に責任を持つ立場になります。
この職位では、業務を自ら遂行する力に加えて、メンバーへの指示やレビュー、課題発生時の判断力も求められます。案件によっては提案活動や追加受注に関わる機会も増え、プロジェクト運営と対外折衝の両面で役割が広がります。
年収1,000万円台前半から中盤が中心となるため、EYコンサルティングのなかでも報酬水準が一段上がる職位です。中途採用でマネージャーとして入社できるかどうかは、前職でのマネジメント経験や専門領域での実績が大きく影響します。
シニアマネージャーの年収
EYコンサルティングのシニアマネージャーの年収は、約1,400万〜1,800万円が目安です。マネージャーよりも広い範囲を統括し、複数の案件やチームを横断して成果を出す役割が求められます。
この職位になると、プロジェクト管理だけでなく、重要なクライアントとの関係構築や提案活動、人材育成にも深く関わります。個別案件を安定して進める力に加え、組織や売上への貢献も評価されやすくなる段階です。
年収は1,000万円台後半まで伸びる可能性がありますが、実際の水準は評価や担当領域、案件規模などによって異なります。中途採用では、複数チームを率いた経験や顧客折衝、事業開発に近い経験が評価材料になりやすいです。
アソシエイトパートナー・ディレクターの年収
EYコンサルティングのアソシエイトパートナー・ディレクターの年収は、約2,000万〜3,000万円が目安です。シニアマネージャーより上位の立場として、複数案件の統括に加え、クライアントとの中長期的な関係構築や新規案件の獲得にも関わります。
この層では、担当プロジェクトの成果だけでなく、売上への貢献や組織運営、人材育成まで含めた幅広い役割が求められます。特定業界やテーマにおける専門性を活かし、社内外でリーダーシップを発揮することも重要です。
年収は2,000万円を超える水準が視野に入りますが、実際の報酬は役割や評価、担当領域によって差が出ます。中途採用では、コンサル経験に加えて、営業・提案や組織マネジメントまで担ってきた実績が評価されやすい職位です。
パートナーの年収
EYコンサルティングのパートナーの年収は、約5,000万〜1億円程度が目安です。最上位クラスの職位として、大規模案件の獲得や重要クライアントとの関係構築、組織全体の成長に責任を持ちます。
パートナーになると、プロジェクトを遂行するだけでなく、売上拡大や新規サービスの開発、人材採用・育成など経営に近い役割を担います。自身の専門性やネットワークを活かし、ファーム全体の事業成長へ貢献することが求められる立場です。
報酬は担当する事業や業績、個人の貢献度によって大きく変動するため、役職別のなかでもとくに幅が出やすい職位です。約5,000万〜1億円という金額はあくまで目安として捉え、実際の年収は個別条件によって異なる点に注意してください。
EYコンサルティングの年収は低いのか他社と比較
EYコンサルティングの年収は、国内企業全体では高水準ですが、コンサル業界内では比較対象によって見え方が変わります。
ここでは、BIG4と総合系・戦略系コンサルファームの年収を比較し、EYコンサルティングがどの程度の水準にあるのか確認します。
BIG4の年収を比較
EYコンサルティングの平均年収は、BIG4のなかでもおおむね同程度の水準です。各社の平均年収を比較すると、以下のとおりです。
| ファーム | 平均年収 |
|---|---|
| EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 約995万円 |
| デロイト トーマツ | 約980万円 |
| KPMGコンサルティング | 約1,000万円 |
| PwCコンサルティング | 約1,060万円 |
4社とも平均年収は1,000万円前後となっており、EYコンサルティングだけが大きく低いわけではありません。PwCコンサルティングはEYを上回る一方、KPMGコンサルティングやデロイト トーマツとの差は比較的小さく、BIG4内では近い報酬水準にあります。
ただし、各社の平均年収は回答者の職位や年齢によって変動します。転職先を比較する際は、平均値のわずかな差よりも、自身がどの職位で採用される可能性があるか、その職位でどの程度の年収を狙えるかまで確認することが判断材料になります。
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総合系・戦略系コンサルファームの年収を比較
EYコンサルティングの平均年収は、総合系コンサルファームと比べると高い水準にあります。一方、戦略系ファームと比較すると差が見られます。
| ファーム | 平均年収 |
|---|---|
| EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 約995万円 |
| アクセンチュア | 約930万円 |
| ベイン・アンド・カンパニー | 約1,400万円 |
| マッキンゼー・アンド・カンパニー | 約1,530万円 |
| ボストン コンサルティング グループ | 約1,640万円 |
総合系のアクセンチュアと比べると、EYコンサルティングの平均年収はやや高い水準です。一方、ベインやマッキンゼー、BCGといった戦略系ファームは1,400万円を超えており、平均年収ではEYを上回ります。
ただし、平均年収だけで待遇の優劣を判断することはできません。転職先として比較する場合は、同じ職位でどの程度の報酬が見込めるかまで確認する必要があります。
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EYコンサルティングの給与制度
EYコンサルティングの年収は、基本給に残業代や賞与などが加わって構成されます。さらに、評価結果や昇格によって報酬水準が変わる点も特徴です。
以下で、給与の内訳と、評価・昇格が年収アップにどうつながるのかを解説します。
基本給・残業代・賞与の構成
EYコンサルティングの給与は、基本給をベースに、賞与や残業代などが加わって構成されます。ただし、基本給・残業代・賞与が年収に占める割合は、公表されていません。
給与を見る際に確認したい主な項目は、以下のとおりです。
| 項目 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 基本給 | 月例給与の基準となる金額 |
| 賞与 | 支給時期や評価結果との連動方法 |
| 残業代 | 固定残業代の有無や超過分の扱い |
| その他手当 | 職位や勤務条件に応じた手当の有無 |
中途採用では、応募するポジションや職位によって給与条件が異なります。そのため、提示された想定年収だけを見るのではなく、どこまでが基本給に含まれるのか、賞与や残業代が別途支給されるのかまで確認する必要があります。
とくに同じ想定年収でも、基本給と変動報酬の比率によって毎月の手取りや年収の安定性は変わるため、オファーを受けた際は、年収総額とあわせて内訳も確認しておきましょう。
※参考:EY Japan「Consulting(コンサルティング)におけるキャリア」
評価・昇格による年収アップの仕組み
EYコンサルティングでは、日々の成果や成長に対するフィードバックを受けながらキャリア形成を進める仕組みがあり、評価や昇格が年収アップにつながります。人材育成の取り組みとして導入されているのが「LEAD」です。
LEADの主な特徴は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フィードバック | 日常的に成果や課題についてフィードバックを受ける |
| キャリア対話 | 今後のキャリアや成長について継続的に対話する |
| 学習・成長 | 必要なスキルや経験を確認し、成長につなげる |
| 昇格との関係 | 次の職位で求められる役割を意識しながら経験を積む |
役職別年収を見ると、コンサルタントからシニアコンサルタント、マネージャーへ進むにつれて年収レンジも大きく上がります。そのため、EYコンサルティングで年収を伸ばすには、同一職位での昇給だけを見るのではなく、次の職位に求められる成果や役割を把握し、昇格につながる経験を積むことがポイントです。
※参考:EY Japan「一人ひとりに合ったキャリア形成」
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EYSCとは?特徴・セクター構成・社風を解説
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EYコンサルティングへ中途転職した場合の年収
EYコンサルティングへ中途転職した場合の年収は、前職での経験や専門性、採用される職位によって異なります。平均年収がそのまま入社時の年収になるわけではありません。
続いて、経験者と未経験者それぞれの年収の考え方を解説します。
経験・スキルによって入社時の年収が決まる
EYコンサルティングへ中途入社する場合の年収は、前職での経験や専門性、マネジメント経験などを踏まえて決まります。年齢だけで決まるわけではなく、どの職位で採用されるかが大きなポイントです。
評価されやすい経験の例は、以下のとおりです。
| 経験・スキル | 評価につながりやすいポイント |
|---|---|
| コンサル経験 | プロジェクト推進やクライアント支援の実績 |
| 業界専門性 | 金融・製造・公共など特定業界への深い知見 |
| IT・デジタル | ERP、クラウド、AI、DXなどの実務経験 |
| 会計・M&A | 財務分析、デューデリジェンス、PMIなどの専門性 |
| マネジメント経験 | チームやプロジェクトを率いた経験 |
こうした経験が上位職位の要件と合致すれば、シニアコンサルタントやマネージャーなどで採用される可能性が高まり、入社時の年収も上がりやすくなります。
中途転職では、現年収だけを基準に希望額を考えるのではなく、自身の経験がEYでどの職位に相当するかを確認することが重要です。職位が変われば年収レンジも大きく変わるため、応募前に想定ポジションを把握しておくと、入社後の収入を見通しやすくなります。
未経験から転職した場合の年収目安
EYコンサルティングは、コンサル未経験でも事業会社やSIerなどで培った経験が評価されれば転職できる可能性があります。ただし、コンサル経験者と同じ上位職位からスタートできるとは限りません。
未経験者が評価されやすい経験の例は、以下のとおりです。
| 経験 | 評価につながりやすいポイント |
|---|---|
| 事業会社での業務改善 | 課題発見や業務プロセス改善の実績 |
| SIer・IT企業での経験 | システム導入やDXプロジェクトの経験 |
| 経営企画・事業企画 | 戦略立案や新規事業の推進経験 |
| 財務・会計 | 財務分析や管理会計、M&A関連の経験 |
| プロジェクト管理 | 複数の関係者を巻き込んだ推進経験 |
未経験から入社する場合は、コンサルタントやシニアコンサルタントなど、これまでの経験に応じた職位からはじまるケースが想定されます。そのため、初年度の年収だけを見ると、必ずしも大幅な年収アップになるとは限りません。
一方で、入社後に評価を積み重ねてマネージャー以上へ昇格すれば、年収1,000万円台も視野に入ります。未経験転職では、どの職位からスタートし、次の昇格までに何が求められるかまで確認しておくことが重要です。
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EYコンサルティングへの転職で年収アップを狙うポイント
EYコンサルティングへの転職で年収アップを狙うには、入社時の提示額だけで判断しないことが重要です。狙える職位や昇格余地、ほかファームとの条件差まで確認する必要があります。
年収アップにつながる3つのポイントを見ていきましょう。
EYで評価される経験から狙える職位を見極める
EYコンサルティングへの転職では、自分の経験がどの職位で評価される可能性があるかを事前に見極めることが重要です。中途採用では、年齢よりも専門性やプロジェクト経験、マネジメント実績などが採用職位に影響します。
確認したいポイントは、以下のとおりです。
| 経験 | 職位を判断する際のポイント |
|---|---|
| 業界知識 | 特定業界でどの程度の専門性を持っているか |
| 専門領域 | IT・会計・M&A・人事などの実務経験があるか |
| プロジェクト推進 | 関係者を巻き込みながら案件を前に進めた経験があるか |
| マネジメント | チームや複数メンバーを率いた経験があるか |
| クライアント対応 | 顧客折衝や提案活動を担った経験があるか |
たとえば、専門領域で高い実績があっても、チームマネジメントやクライアント折衝の経験が十分でなければ、マネージャーより下の職位で評価される可能性があります。反対に、専門性に加えて案件全体を主導した経験があれば、より上位の職位が検討されるケースもあります。
役職別に年収レンジが大きく異なるEYでは、応募前に自分の経験がどの職位に接続するかを確認しておくことで、現実的な年収アップの幅を見通しやすいです。
入社時の職位と昇格ペースをセットで確認する
EYコンサルティングへの転職では、初年度のオファー年収とあわせて、3〜5年後にどの職位を目指せるかまで確認することが重要です。入社時の年収が高くても、昇格までに時間がかかれば、中長期の伸びは緩やかになる可能性があります。
一方、初年度の提示額が想定より高くなくても、早期にシニアコンサルタントやマネージャーへ昇格できれば、数年後の年収は大きく変わります。EYでは職位ごとに年収レンジの差が大きいため、目先の金額だけで転職条件を判断しないことがポイントです。
確認しておきたいのは、入社時に想定される職位、次の昇格までに求められる成果、昇格後の年収レンジです。オファー面談では、初年度の条件と将来のキャリアパスをセットで確認すると、中長期でどの程度の年収アップが見込めるか判断しやすくなります。
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BIG4やほかファームのオファー条件と比較する
EYコンサルティングへの転職で年収アップを狙う場合は、EYだけで条件を判断せず、PwC・デロイト・KPMGなどのBIG4や、ほかの総合系ファームのオファー内容も比較することが有効です。同じ年収帯でも、提示される職位や昇格余地によって、中長期の収入は変わります。
比較する際は、以下の項目を確認してください。
| 比較項目 | 確認したいポイント |
|---|---|
| 入社時の職位 | どのランクからキャリアをはじめるか |
| オファー年収 | 基本給・賞与などを含めた初年度の条件 |
| 昇格余地 | 次の職位までに求められる成果や期間 |
| 昇格後の年収 | 数年後にどの程度の報酬を目指せるか |
平均年収が高いファームでも、自分に提示される職位が低ければ、必ずしもEYより好条件とは限りません。反対に、初年度年収が近くても、より上位職への昇格を狙いやすい環境であれば、数年後の収入で差がつく可能性があります。複数社を比較するときは、オファー額だけでなく、職位とその後のキャリアまで含めて判断する必要があります。
【MyVision編集部の見解】 初年度の提示年収だけで転職先を決めると、中長期では想定していたほど年収が伸びないケースがあります。たとえば、EYにシニアコンサルタントとして入社し、数年以内にマネージャーへ昇格できるケースと、ほかファームで初年度年収が高くても同一職位に長くとどまるケースでは、3〜5年後の収入が逆転する可能性があります。
比較すべきなのは最初の年収だけではありません。入社時の職位、次の昇格条件、その先の年収レンジまで見たうえで、自分の経験を最も伸ばしやすいオファーを選ぶことが、中長期の年収アップにつながります。
よくある質問
EYコンサルティングの初任給・新卒年収はいくらですか?
EYコンサルティングの新卒初任給は、採用区分や年度によって異なります。新卒1年目の年収は、基本給に賞与や残業代などを加えた金額となるため、最新の募集要項で確認するのが確実です。
EYコンサルティングでは何年でマネージャーになれますか?
マネージャー昇格までの年数は一律ではなく、評価や担当案件、入社時の職位によって異なります。コンサルタントやシニアコンサルタントとして経験を積み、成果が認められることで昇格を目指します。
EYコンサルティングは年収が高い分、激務ですか?
高年収だから常に激務とは限りませんが、プロジェクトの繁忙期や担当案件によって業務負荷が高まることはあります。働き方は職位やチームによって差があるため、転職前に残業時間や勤務制度まで確認しておくことが重要です。
まとめ
EYコンサルティングの平均年収は約995万円が目安で、コンサルタントからパートナーまで職位が上がるにつれて年収レンジも大きく上昇します。BIG4内ではおおむね同程度の水準にあり、戦略系ファームと比べると平均年収は下回るものの、総合系コンサルファームとしては高い報酬水準です。
中途転職では、平均年収そのものよりも、どの職位で入社できるかが年収を左右します。初年度のオファー額に加えて、次の昇格までに求められる成果や、その先の年収レンジまで確認すると、中長期でどの程度の年収アップが見込めるか判断しやすくなります。
MyVisionでは、EYコンサルティングを含むBIG4への転職支援に対応しています。自分の経歴ならどの職位が狙えるのか、提示年収が市場水準と比べて妥当か判断しにくい場合は、コンサル転職に詳しいエージェントへ相談することで、応募前から条件面を具体的に検討できます。

