マーケティングとコンサルの違いとは?マーケティングコンサルの仕事内容・選び方・転職方法も解説
2026年07月17日更新
マーケティングとコンサルは、どちらも企業の成長に関わる仕事です。しかし、担当する役割や向き合う相手、求められるスキルには明確な違いがあります。
とくにマーケティングコンサルは、マーケティングの専門性とコンサルティングの課題解決力を掛け合わせて、クライアント企業の成長を支援する職種です。マーケターや一般的なコンサルとの違いを理解しておくことで、自分に合うキャリアを判断しやすくなります。
本記事では、マーケティングとコンサル、マーケティングコンサルの違いを、仕事内容や適性、キャリアの選び方から解説します。マーケティング経験を活かして転職を検討している人や、マーケターとコンサルのどちらを目指すべきか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
著者

岡﨑 健斗
Okazaki Kento
株式会社MyVision代表取締役
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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目次
マーケティングコンサルタントの求人情報
戦略ソリューションプランナー(エンタープライズ担当)
想定年収
600~900万円
勤務地
東京都港区
業務内容
●課題の構造化と仮説立案 ┗ エンタープライズ企業の複雑な事業構造を紐解き、マーケティングにおける本質的なボトルネックを特定 ┗ データサイエンティストと連携し、統計的根拠に基づいた解決シナリオを策定 ●戦略的ソリューションデザイン ┗ 顧客の既存アセット(データ、組織、ツール)を考慮し、中長期的な統合評価基盤の構築やPDCAモデルを設計する ┗ ABM(Account Based Marketing)戦略の論理的裏付けとなるターゲット分析およびシナリオ設計を行う ●ハイレベルな提案支援(ナレッジリード) ┗ セールス担当とペアを組み、顧客の経営層や意思決定者に対し、論理的整合性と事業インパクトを両立させた戦略提案書を作成・プレゼンテーションを実施 ┗ 提案内容の再現性を高めるためのフレームワーク化や、社内ナレッジの体系化を推進する 【ミッション】 データサイエンスとコンサルティングサービスを武器に、エンタープライズ企業のマーケティング課題を「構造化」し、事業成長に向けた「解くべき問い」を定義すること 。 単なる手法の提供ではなく、顧客の経営層に対し、データに基づいた客観的かつ論理的な意思決定プロセスを設計・支援し、当社のコンサルティングビジネスにおける「勝てるロジック」を構築する役割を担う 。
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コンサルティングリード
想定年収
1,100~2,000万円
勤務地
東京都港区
業務内容
【概要】 データサイエンスおよびAIを駆使したマーケティング戦略コンサルティングにおいて、クライアントの事業成長を牽引する戦略的パートナーとして、最上流の提案から課題解決のデリバリーまでを一貫してリードしていただきます。 単なる手法の提供に留まらず、経営課題の本質を深く洞察。 サイカの持つデータサイエンスのポテンシャルを最大限に引き出し、最適なソリューションの設計・導入を具現化する、プロジェクトの「総責任者」としての役割を担っていただきます。 【具体的な業務内容】 ●クライアントの変革を牽引する戦略的パートナーシップ 経営課題への伴走と成果創出: アカウントマネージャーと密に連携し、クライアントの経営アジェンダに深く入り込みます。 単なるデリバリーを超え、組織の変革や実利としての成果創出を最優先に考えた支援を実行します。 本質的課題の洞察とソリューション設計: 顧客の表面的な要望に留まらず、その背後にある課題構造を深く理解。 データサイエンスを軸とした、サイカにしかできない最適なソリューションをグランドデザインします。 ●ソリューションの統合的活用と戦略ディレクション アセット・インテグレーション: 自社保有のデータサイエンス技術、AI、知見を統合的に活用。 顧客が直面する困難な課題に対し、多角的なアプローチでブレイクスルーを生み出します。 変革を起点としたリーダーシップ: 課題を構造化し、解決の道筋を示すことで、クライアント組織内での意思決定を強力にプッシュ。 戦略的ディレクションを通じて、顧客成功への最短距離を指し示します。 ●複数プロジェクトの統括管理とクオリティ・ガバナンス ポートフォリオ・マネジメント: 複数の大型案件や複雑なステークホルダーが絡む状況を俯瞰的に把握。 リソースの最適化を図りながら、組織全体のデリバリー品質を管理します。 先制的リスクマネジメント: 潜在的なプロジェクトリスクを先読みし、問題が顕在化する前に先手を打つ対処を実行。 常に安定した高いパフォーマンスを維持します。 品質基準の確立と継続的改善: 成果物の品質基準を高く設定し、チーム全体のデリバリーレベルを底上げするためのナレッジ共有やプロセス改善を主導します。 ●顧客起点での新ソリューション構築 コンサルティング現場で得られたクライアントのフィードバックを事業企画・開発部門へダイレクトにフィードバックし、プロダクトへの反映や新機能開発をリードする。 既存の当社アセットを再定義・統合し、クライアントの経営課題解決に直結する新たなサービスラインナップを構築・展開する。
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DXコンサルタント/データ活用コンサルタント(シニアアソシエイト・アソシエイトマネージャー)
想定年収
650~999万円
勤務地
東京都千代田区
業務内容
大手企業(製造・消費財・通信等)のマーケティング部門・新規事業部門・経営企画部門を対象に、AI・データ活用、デジタルマーケティング戦略、SEO/GEO(生成AI検索最適化)などのDX推進プロジェクトを、企画から実行・運用まで一貫して支援します。クライアント企業の役員・部長層から現場担当者まで幅広いステークホルダーと関わりながら、複数プロジェクトを同時に推進するポジションです。 現在、大手クライアントの取引規模が拡大しているため、プロジェクトを推進できるメンバーを強化しています。またコンサルワークだけでなく、新規クライアント開拓時の提案書作成・提案活動を主体的に推進できる人材も求めています。 ※シニアアソシエイト・アソシエイトマネージャークラスが想定イメージ 具体的な業務内容 1. AI・データ活用の企画立案 ・クライアント企業向けのAIマーケティング変革提案(データ整備・データパートナー選定・アーキテクチャ設計) ・Snowflake等のデータウェアハウス活用を前提としたPoC提案・資料作成 ・非技術者向けに分かりやすい形でのAI活用ワークショップ企画・実施 2. デジタルマーケティング戦略支援 ・エージェンシー構造分析・ベンダーマッピングを含む組織戦略プロジェクトの推進 ・短期的な効率化提案と中長期のAIによるマーケティング活動の自動化構想の整理・提示 3. マーケティングの個別テーマ領域の推進 ・GEO/SEO戦略の推進 -生成AI検索(GEO)時代のKPI設計(AI生成トラフィック、引用ソース分析等) -サイト構造改善のロードマップ策定、構造化データ・セマンティックHTML対応の推進 ・マーケティング基盤移行・システム導入プロジェクトの推進 -CRM等のマーケティングツール移行における要件定義・テスト計画・進行管理 -課題管理(進捗遅延、命名不整合、情報連携不備、テストデータ設計など)の特定と改善策の実行 -本番切り替え計画・切り戻し計画の策定、判定会議の運営 -ベンダー(システムインテグレーター、開発会社等)との折衷交渉・体制強化調整 4. 新規事業開発・アライアンス構築支援 ・クライアントの事業課題整理から市場調査、事業戦略策定・ブランド戦略策定までの支援 ・新規デジタルチャネル・新規プロダクトの企画・開発・グロースを全方位的に支援(0→1フェーズ) ・複数社(クライアント社内の複数事業部・協業他社等)が関わるプロジェクトにおける、戦略〜開発〜運用まで一貫したPMO/伴走支援 ・新技術(AI,ブロックチェーン等)を活用した新規プロダクトのPoC推進、コンソーシアム組成・アライアンス先の開拓・交渉 ・海外含む複数ステークホルダーとの調整役(マーケットメイカーへのアプローチ、海外調査等を含む) 5. 組織・チームマネジメント(マネージャー職の場合) ・プロジェクトチームの育成、KPI設計、アカウントプランの整備 ・「確認お願いします」文化など組織課題の構造分析と改善施策の実行 プロジェクト例 ・大手企業調達部門向けデジタルマーケティング調達戦略プロジェクト(ベンダー分析・交渉支援) ・グローバル本社向けAIマーケティング変革提案(データ基盤整備・アーキテクチャ設計) ・SEO/GEO戦略プロジェクト(KPI体系構築・構造改善ロードマップ策定) ・大手消費財メーカーのメール・LINE配信基盤統合プロジェクト(要件定義〜本番稼働・安定運用支援) ・大手通信事業者向け新規事業立ち上げ支援(若年層向けデジタルチャネルの企画・開発・グロース、事業戦略/ブランド戦略策定から複数事業部・協業他社を含むPMOまで一貫支援。立ち上げ2年で3,000万PV・50万人以上の会員化を実現) ・新技術を活用した新規プロダクトのアライアンス構築支援(コンソーシアム組成によるPoC推進、複数社間のステークホルダー調整、海外含むアライアンス先開拓) 業務内容:会社の定める業務
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DXコンサルタント/データ活用コンサルタント(マネージャー・シニアマネージャー・ディレクター)
想定年収
1,100~1,700万円
勤務地
東京都千代田区
業務内容
仕事内容 大手企業(製造・消費財・通信等)のマーケティング部門・新規事業部門・経営企画部門を対象に、AI・データ活用、デジタルマーケティング戦略、SEO/GEO(生成AI検索最適化)などのDX推進プロジェクトを、企画から実行・運用まで一貫して支援します。クライアント企業の役員・部長層から現場担当者まで幅広いステークホルダーと関わりながら、複数プロジェクトを同時に推進するポジションです。 現在、大手クライアントの取引規模が拡大しているため、プロジェクトを推進できるメンバーを強化しています。またコンサルワークだけでなく、新規クライアント開拓時の提案書作成・提案活動を主体的に推進できる人材も求めています。 ※マネージャー・シニアマネージャー・ディレクタークラスが想定イメージ 具体的な業務内容 1. AI・データ活用の企画立案 ・クライアント企業向けのAIマーケティング変革提案(データ整備・データパートナー選定・アーキテクチャ設計) ・Snowflake等のデータウェアハウス活用を前提としたPoC提案・資料作成 ・非技術者向けに分かりやすい形でのAI活用ワークショップ企画・実施 2. デジタルマーケティング戦略支援 ・エージェンシー構造分析・ベンダーマッピングを含む組織戦略プロジェクトの推進 ・短期的な効率化提案と中長期のAIによるマーケティング活動の自動化構想の整理・提示 3. マーケティングの個別テーマ領域の推進 ・GEO/SEO戦略の推進 -生成AI検索(GEO)時代のKPI設計(AI生成トラフィック、引用ソース分析等) -サイト構造改善のロードマップ策定、構造化データ・セマンティックHTML対応の推進 ・マーケティング基盤移行・システム導入プロジェクトの推進 -CRM等のマーケティングツール移行における要件定義・テスト計画・進行管理 -課題管理(進捗遅延、命名不整合、情報連携不備、テストデータ設計など)の特定と改善策の実行 -本番切り替え計画・切り戻し計画の策定、判定会議の運営 -ベンダー(システムインテグレーター、開発会社等)との折衷交渉・体制強化調整 4. 新規事業開発・アライアンス構築支援 ・クライアントの事業課題整理から市場調査、事業戦略策定・ブランド戦略策定までの支援 ・新規デジタルチャネル・新規プロダクトの企画・開発・グロースを全方位的に支援(0→1フェーズ) ・複数社(クライアント社内の複数事業部・協業他社等)が関わるプロジェクトにおける、戦略〜開発〜運用まで一貫したPMO/伴走支援 ・新技術(AI,ブロックチェーン等)を活用した新規プロダクトのPoC推進、コンソーシアム組成・アライアンス先の開拓・交渉 ・海外含む複数ステークホルダーとの調整役(マーケットメイカーへのアプローチ、海外調査等を含む) 5. 組織・チームマネジメント(マネージャー職の場合) ・プロジェクトチームの育成、KPI設計、アカウントプランの整備 ・「確認お願いします」文化など組織課題の構造分析と改善施策の実行 プロジェクト例 ・大手企業調達部門向けデジタルマーケティング調達戦略プロジェクト(ベンダー分析・交渉支援) ・グローバル本社向けAIマーケティング変革提案(データ基盤整備・アーキテクチャ設計) ・SEO/GEO戦略プロジェクト(KPI体系構築・構造改善ロードマップ策定) ・大手消費財メーカーのメール・LINE配信基盤統合プロジェクト(要件定義〜本番稼働・安定運用支援) ・大手通信事業者向け新規事業立ち上げ支援(若年層向けデジタルチャネルの企画・開発・グロース、事業戦略/ブランド戦略策定から複数事業部・協業他社を含むPMOまで一貫支援。立ち上げ2年で3,000万PV・50万人以上の会員化を実現) ・新技術を活用した新規プロダクトのアライアンス構築支援(コンソーシアム組成によるPoC推進、複数社間のステークホルダー調整、海外含むアライアンス先開拓) 業務内容:会社の定める業務
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【AMBL株式会社】DX(UXD・INT1) / Webディレクター
想定年収
450~1,200万円
勤務地
東京都港区
業務内容
●デジタル戦略の策定と実行 WebサイトリニューアルやSNS活用に留まらず、クライアントの事業目標達成に向けた包括的なデジタルマーケティング戦略を立案し、実行をリードします ●PMO機能 顧客へのヒアリングから要件定義、UX設計、デザインコンセプト策定まで、上流工程を主導し、社内外のデザイナーやエンジニアを含むプロジェクトチーム全体のパフォーマンスを最大化します ●優れたユーザー体験の設計 ユーザーリサーチ、ジャーニーマップ、サイト構造、ワイヤーフレームの設計を通じて、データに基づいた最適なUI/UXを設計し、ビジネス成果へと繋げます ●品質・工程・収益管理 デザインと技術実装の品質を担保しつつ、プロジェクト全体のスケジュールと収益性を管理します。 ●クライアントとの共創関係構築 クライアントの担当者と深く連携し、時に新任担当者の教育も行いながら、信頼に基づく長期的なパートナーシップを築きます。 ●チームと組織の成長への貢献 マネージャー候補として、チームメンバーの育成、1on1などを通じた成長支援、および事業部全体の業務改善を推進します クライアントの事業に深く貢献すること。それは、机上の空論だけでは決して成し遂げられません。私たちは、現場の最前線で培われた確かな制作ディレクション経験こそが、全ての戦略の礎になると信じています。 ぜひ、あなたのその実践知と私たちのリソースを掛け合わせ、共にクライアントの未来を創造していきましょう。また、必ずしも常駐が必須ではありません。プロジェクトのジョインは適性や現在の状況などを踏まえ、個々に検討しています。 案件事例 ・大手時計メーカーのグローバルサイトのPMO支援及び改善 ・大手製粉メーカーの業務効率化を図ったアプリ構築 ・大手製造業のAIナレッジマネジメントシステムの構築・エンハンス開発 ・大手テーマパークのBIツール構築 ・大手保険業のウェブサイト運用及び改善 ※あくまでも一例のため、下記以外にも案件が多数ございます ・保険受付システムの新規構築〜運用・改善提案 業界大手の保険会社のデジタル化施策として、様々な保険商品の受付システムの構築やサービス紹介サイトの制作を担当。 リリース後は多様なプロモーション施策の結果を元にした、UIの改善提案まで行う。 ・大手通信キャリアのクリエイティブ制作 法人向けサイトの制作、コンシューマー向けのパンフレットやムービーなどのクリエイティブ制作など様々なプロジェクトにおいて、要件を具体化する上流工程から実制作まで一連を担当。
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マーケティングコンサルタントとは
マーケティングコンサルタントとは、クライアント企業のマーケティング課題を特定し、売上拡大や顧客獲得、ブランド価値向上などを支援する職種です。
主に関わる領域は、以下のとおりです。
- 市場調査・顧客分析
- マーケティング戦略の立案
- 施策設計・実行支援
- 効果検証・改善提案
- ブランド戦略や顧客体験の改善
事業会社のマーケターが自社の商品・サービスを成長させる役割を担うのに対し、マーケティングコンサルタントは外部の立場からクライアント企業を支援します。経営課題や事業成長の方向性を踏まえて、マーケティング活動全体を支援する点が特徴です。
そのため、マーケティングの知識だけでなく、課題を構造化する力やクライアントに提案する力も求められます。マーケティングとコンサルの両方の要素を持つ職種といえるでしょう。
「マーケティングとコンサル」と「マーケティングコンサル」の違い
マーケティングとコンサル、マーケティングコンサルはいずれも企業の成長に関わる仕事です。ただし、マーケティングとコンサルがそれぞれ異なる役割を担う一方で、マーケティングコンサルは両方の要素を持つ職種です。
3つの違いを比較すると、以下のとおりです。
| 比較項目 | マーケティング | コンサル | マーケティングコンサル |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 自社商品・サービスの売上拡大や認知向上 | クライアント企業の経営課題の解決 | マーケティング領域からクライアント企業の成長を支援 |
| 主な成果物 | 販売促進施策、広告施策、KPI改善、顧客獲得施策 | 課題分析資料、提案書、改善計画、実行支援プラン | マーケティング戦略、顧客体験設計、施策改善案、実行支援プラン |
| 関わる相手 | 消費者、見込み顧客、社内関係者 | 経営層、事業責任者、部門責任者 | 経営層、CMO、マーケティング部門、営業部門 |
| 支援範囲 | 市場調査、商品企画、販促、広告宣伝、効果検証 | 課題特定、戦略立案、業務改善、実行支援 | 市場分析、戦略立案、施策設計、実行支援、効果検証 |
| 求められるスキル | 顧客理解、データ分析、施策改善力、企画力 | 論理的思考力、課題設定力、資料作成力、提案力 | マーケティング知識、論理的思考力、データ分析力、クライアント折衝力 |
このように、マーケティングコンサルはマーケティングとコンサルの要素を併せ持つ職種です。自社の商品・サービスに深く関わるマーケターとは異なり、外部の立場から複数企業のマーケティング課題を支援する点に特徴があります。
以下で、それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
担当する目的・成果物の違い
マーケティング、コンサル、マーケティングコンサルでは、担当する目的と成果物が異なります。
| 比較項目 | マーケティング | コンサル | マーケティングコンサル |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 自社商品・サービスの売上拡大や認知向上 | クライアント企業の経営課題の解決 | マーケティング領域からクライアント企業の成長を支援 |
| 主な成果物 | 販売促進施策、広告施策、KPI改善、顧客獲得施策 | 課題分析資料、提案書、改善計画、実行支援プラン | マーケティング戦略、顧客体験設計、施策改善案、効果検証レポート |
マーケティングは、自社の商品・サービスを成長させるために、売上や認知度、購買数などのKPI改善に向き合います。施策の成果が数字に表れやすいため、実行後の検証と改善を継続する力が求められます。
コンサルは、クライアント企業の経営課題に対して、解決策を提示することが主な役割です。単一の施策を実行するだけでなく、課題の背景を分析し、意思決定に必要な資料や改善計画を作成します。
マーケティングコンサルは、マーケティング領域に特化してクライアントの成長を支援します。売上拡大や顧客獲得に向けて、マーケティング戦略や顧客体験設計、施策改善案などを提案する点が特徴です。
関わる相手・支援範囲の違い
マーケティング、コンサル、マーケティングコンサルでは、関わる相手と支援範囲にも違いがあります。
| 比較項目 | マーケティング | コンサル | マーケティングコンサル |
|---|---|---|---|
| 関わる相手 | 消費者、見込み顧客、社内関係者 | 経営層、事業責任者、部門責任者 | 経営層、CMO、マーケティング部門、営業部門 |
| 支援範囲 | 市場調査、商品企画、販促、広告宣伝、効果検証 | 課題特定、戦略立案、業務改善、実行支援 | 市場分析、戦略立案、施策設計、実行支援、効果検証 |
マーケティングは、自社の商品・サービスを届ける相手の反応を見ながら、売れる仕組みを作る仕事です。消費者や見込み顧客の行動を捉えつつ、営業部門や商品開発部門、制作担当者などと連携して施策を進めます。
一方で、コンサルは企業の意思決定に近い立場で課題解決を支援します。経営層や事業責任者と向き合い、課題特定から戦略立案、業務改善、実行支援まで関わる点が特徴です。
マーケティングコンサルは、両者の要素を持つ職種です。CMO(最高マーケティング責任者)やマーケティング部門、営業部門と連携しながら、市場分析や施策設計を通じてクライアント企業の成長を支援します。
求められるスキル・思考法の違い
マーケティング、コンサル、マーケティングコンサルでは、求められるスキルや思考法にも違いがあります。
| 比較項目 | マーケティング | コンサル | マーケティングコンサル |
|---|---|---|---|
| 求められるスキル | 顧客理解、データ分析、施策改善力、企画力 | 論理的思考力、課題設定力、資料作成力、提案力 | マーケティング知識、論理的思考力、データ分析力、クライアント折衝力 |
| 重視される思考法 | 顧客起点で仮説検証を重ねる思考 | 課題を構造化し、解決策を導く思考 | 顧客理解と課題解決をつなげる思考 |
マーケティングでは、顧客が何を求めているかを理解し、施策の成果を見ながら改善を重ねる力が重要です。売上やアクセス数、広告のクリック率などのデータをもとに、次の打ち手を考える場面も多くあります。
一方で、コンサルでは複雑な課題を構造化し、解決すべき論点を見極める力が求められます。分析結果を資料に落とし込み、クライアントが意思決定しやすい形で提案する力も欠かせません。
マーケティングコンサルでは、顧客理解やデータ分析に加え、課題設定や提案力も必要です。マーケティング施策を考えるだけでなく、クライアントの事業課題に対して、再現性のある解決策として示す力が求められます。
キャリアパス・働き方の違い
マーケティング、コンサル、マーケティングコンサルでは、キャリアパスや働き方にも違いがあります。
| 比較項目 | マーケティング | コンサル | マーケティングコンサル |
|---|---|---|---|
| キャリアパス | 自社サービスに関わりながらマーケティング専門性を深める | 複数業界・複数テーマの課題解決経験を積む | マーケティング経験を軸に、上流支援や複数社支援へ広げる |
| 働き方 | 中長期で自社の商品・サービスに関わる | プロジェクト単位でクライアントを支援する | マーケティング領域のプロジェクトを通じてクライアントを支援する |
自社の商品・サービスに長く向き合いたい場合は、マーケターとして専門性を深めるキャリアが選択肢になります。ひとつのブランドや事業に継続的に関わるため、顧客理解や施策改善の精度を高めやすいでしょう。
幅広い業界や経営課題に触れたい場合は、コンサルとして経験を積む道があります。プロジェクトごとに異なるテーマへ向き合うため、課題解決力やプロジェクト推進力を短期間で高めやすい点が特徴です。
マーケティングコンサルは、マーケティング経験を活かしながら、より上流の戦略設計や複数企業の支援へキャリアを広げられる職種です。自社サービスに限らず、さまざまな企業の成長支援に関わりたい人に向いています。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の独自の見解では、マーケティング経験があるからマーケティングコンサルが最も近い、と考えるだけでは失敗しやすいです。その理由は、同じマーケティング領域でも、事業会社で成果改善を続ける仕事と、クライアントの課題を短期間で見立てて提案する仕事では、求められる動き方が異なるからです。
職種を選ぶ際は、過去の業務で成果を出せた場面だけでなく、仮説を立てる、関係者を動かす、提案に落とし込むといったプロセスにやりがいを感じられるかまで確認するとよいでしょう。
「マーケター」「コンサル」「マーケティングコンサル」の選び方
マーケター、コンサル、マーケティングコンサルのどれを選ぶべきかは、どの立場で企業成長に関わりたいかによって変わります。
自社の商品・サービスを長期的に育てたいのか、経営課題の解決に幅広く関わりたいのか、マーケティング経験を活かしてクライアント支援へ広げたいのかを考えることが重要です。
次に、それぞれのキャリアが向いている人の特徴を解説します。
自社サービスを深く育てたい人はマーケター
自社の商品・サービスに長期的に関わりたい場合は、事業会社のマーケターが選択肢になります。特定のブランドやサービスの成長に継続して携わり、顧客理解や施策改善の精度を高めていけるためです。
マーケターは、施策を一度実行して終わりではなく、顧客の反応や数値の変化を見ながら改善を重ねます。短期的な提案よりも、ひとつの事業に深く向き合いながら成果を積み上げたい人に適したキャリアです。
一方で、複数の企業や業界を横断して課題解決に関わりたい場合は、コンサルやマーケティングコンサルのほうが合う可能性があります。
経営に近い課題解決へ関わりたい人はコンサル
業界やテーマを横断し、経営に近い課題解決へ関わりたい人は、コンサルが向いています。特定の商品・サービスの成長だけでなく、企業が抱える課題そのものを捉え、解決策を考える仕事だからです。
コンサルは、経営層や事業責任者と向き合いながら、課題設定や戦略立案に関わります。担当するテーマは新規事業、業務改善、組織改革、DX推進など幅広く、プロジェクトごとに異なる課題へ向き合う機会があります。
そのため、ひとつの事業に長く関わるよりも、複数の業界や経営テーマを経験したい人に適したキャリアです。論理的に課題を捉え、相手の意思決定を支援することにやりがいを感じる人は、コンサルを検討するとよいでしょう。
マーケティング経験を上流支援に活かしたい人はマーケティングコンサル
マーケティング実務を活かしながら、より上流の戦略設計や複数企業の課題解決に関わりたい人は、マーケティングコンサルが有力な選択肢です。事業会社で培った顧客理解や施策改善の経験を、クライアント支援に広げられるためです。
マーケティングコンサルでは、広告運用や販促施策などの個別業務だけでなく、市場分析や顧客戦略、売上拡大に向けた仕組みづくりまで関わる機会があります。自社内で成果を追うだけでなく、外部の立場から企業のマーケティング課題を支援する点が特徴です。
実務経験をもとにしながら、課題設定力や提案力を高めていきたい人は、マーケティングコンサルを検討するとよいでしょう。
マーケティングコンサルタントの仕事内容
マーケティングコンサルタントの仕事内容は幅広いものの、役割を理解するうえでは、代表的な業務を押さえることが重要です。
主な業務は、市場調査・顧客分析、マーケティング戦略の立案、施策設計・実行支援・効果検証の3つに分けられます。いずれも、クライアント企業のマーケティング課題を見極め、売上拡大や顧客獲得につなげるための支援です。
続いて、マーケティングコンサルタントの仕事内容について解説します。
市場調査・顧客分析
市場調査・顧客分析は、マーケティングコンサルタントが戦略を立てる前提となる業務です。クライアント企業の市場環境や競合状況、顧客ニーズを把握し、どのような課題があるのかを明らかにします。
主に分析する項目は、以下のとおりです。
- 市場規模や成長性
- 競合企業の動向
- 顧客属性や購買行動
- 既存施策の成果
- 顧客に選ばれている理由
- 十分にアプローチできていない顧客層
単に数値を確認するだけでなく、「なぜ顧客に選ばれているのか」「どの層に訴求できていないのか」といった背景まで読み解くことが重要です。
調査結果から課題の優先順位が見えてくると、打つべき施策も明確になります。マーケティングコンサルタントは、集めた情報を単なる分析結果で終わらせず、戦略立案や施策設計につなげていきます。
マーケティング戦略の立案
マーケティング戦略の立案は、市場調査や顧客分析で見えた課題をもとに、クライアント企業がどの方向へ注力すべきかを決める業務です。売上拡大や顧客獲得、ブランド認知の向上など、目的に応じて戦略の軸を設計します。
戦略立案で検討する主な内容は、以下のとおりです。
- 狙うべき顧客層
- 競合との差別化ポイント
- 商品・サービスの訴求軸
- 集客チャネルの優先順位
- 売上拡大に向けたKPI
- 中長期で強化すべきマーケティング施策
マーケティングコンサルタントは、単に施策を提案するだけでなく、クライアント企業の事業目標や市場環境を踏まえて、実行につながる戦略を設計します。たとえば、顧客層を広げるべきなのか、既存顧客との関係を深めるべきなのかによって、取るべき打ち手は変わります。
戦略の方向性が定まることで、次の施策設計や実行支援に進みやすくなります。
施策設計・実行支援・効果検証
施策設計・実行支援・効果検証は、立案したマーケティング戦略を実際の成果につなげるための業務です。戦略で定めた方向性をもとに、具体的な施策へ落とし込み、実行後の結果まで確認します。
設計・支援する施策の例は、以下のとおりです。
- 広告施策
- SEO施策
- SNS施策
- CRM施策
- ウェビナーやイベント施策
- LPやサイト改善
- 営業部門と連携したリード獲得施策
マーケティングコンサルタントは、施策を提案して終わりではなく、実行時の課題や改善点にも関わります。たとえば、広告の反応が想定より低い場合は、ターゲット設定や訴求内容、導線設計を見直し、成果につながる形へ調整します。
実行後は、問い合わせ数や成約率、顧客獲得単価などの指標をもとに効果を検証します。施策の結果を次の改善につなげることで、クライアント企業のマーケティング活動を継続的に支援する点が特徴です。
マーケティングコンサルタントの年収
マーケティングコンサルタントの年収は、所属するファームやポジション、担当領域によって大きく異なります。目安としては、未経験者や若手層で500万〜700万円程度、経験者では800万〜1,300万円台を狙えるケースがあります。
年収が上がりやすいのは、マーケティング戦略やデジタル領域の専門性に加え、クライアント対応力やプロジェクト推進力を備えている人です。さらに、チームマネジメントや提案活動を担えるようになると、より高い年収レンジを目指しやすくなります。
ただし、年収だけで転職先を判断すると、入社後の業務内容や働き方とのギャップが生じる可能性があります。年収を見る際は、担当できる案件の内容や裁量、身につくスキル、キャリアパスとのバランスもあわせて確認することが大切です。
▼マーケティングコンサルタントの年収について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

マーケティングコンサルタントの年収や仕事内容を解説!大手企業や役立つ資格も紹介
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大手マーケティングコンサルファーム・企業一覧
マーケティングコンサルタントへの転職を検討する際は、代表的なファームや企業の特徴を知っておくことも重要です。マーケティング領域に強みを持つ企業でも、戦略立案、デジタル活用、顧客体験設計、ブランディングなど、得意とする支援領域は異なります。
主な大手マーケティングコンサルファーム・企業は、以下のとおりです。
| 企業名 | 特徴 |
|---|---|
| アクセンチュア | 「顧客体験(CX)を起点に、クリエイティブ、テクノロジー、データを掛け合わせた事業成長支援に強みを持つ |
| 合同会社デロイト トーマツ | 経営戦略、デザイン、デジタル技術を組み合わせ、CRM導入やオムニチャネル戦略などを支援する |
| PwCコンサルティング | BXT(Business・eXperience・Technology)の考え方をもとに、マーケティング戦略から営業改革、カスタマーサービスまで幅広く支援する |
| 電通コンサルティング | 広告・マーケティング領域の知見を活かし、データ分析やDX推進、顧客接点の改善などを支援する |
| 博報堂コンサルティング | 生活者発想をもとに、ブランディングやパーパス策定、マーケティング戦略への落とし込みを支援する |
| アビームコンサルティング | 日本発の総合ファームとして、マーケティングDXや業務変革を構想から定着まで支援する |
同じマーケティングコンサル領域でも、各社が重視するアプローチは異なります。たとえば、デジタルやテクノロジーを活かした変革に強い企業もあれば、ブランド戦略や顧客体験設計に強みを持つ企業もあります。
そのため、企業名だけで志望先を選ぶのではなく、自分の経験や今後伸ばしたい専門性と合うかを確認することが大切です。広告運用やCRM、データ分析、ブランド戦略など、これまでの経験をどの領域で活かしたいかを明確にすると、応募先を絞り込みやすくなります。
マーケティングコンサルへの転職では、企業ごとの支援領域や求められるスキルを理解したうえで対策する必要があります。自分に合うファームがわからない場合は、情報収集の段階でも転職エージェントに相談してみるとよいでしょう。
マーケティングコンサルタントに転職するには
マーケティングコンサルタントに転職するには、マーケティング経験の有無だけでなく、経験をどのように活かせるかを明確にすることが重要です。同じマーケティング領域でも、ファームによって支援領域や求めるスキルは異なります。
ここでは、マーケティングコンサルタントへの転職を目指す際に押さえておきたいポイントを解説します。
自身の経験が活かせる領域を見極める
マーケティングコンサルタントを目指す際は、まず自身の経験がどの支援領域に活かせるかを見極めることが重要です。マーケティングコンサルといっても、企業によって戦略立案、デジタルマーケティング、CRM、ブランディング、営業改革など、担当する領域は異なります。
たとえば、広告運用やSEO、SNS運用の経験がある人は、集客施策やデジタルマーケティング支援との相性を考えやすいでしょう。顧客データ分析やMAツールの運用経験がある人は、CRMや顧客体験改善の領域で経験を活かせる可能性があります。
また、商品企画や市場調査に関わってきた人は、マーケティング戦略やブランド戦略の支援に近い経験として整理できます。営業企画や販促企画の経験がある人は、営業部門と連携したリード獲得や売上拡大支援に結びつけやすいでしょう。
このように、自分の経験とマーケティングコンサルの支援領域を結びつけることで、応募先を選びやすくなります。職務経歴書や面接でも「なぜその領域に挑戦したいのか」を説明しやすくなるため、まずは自身の経験がどのタイプの支援に近いかを確認しましょう。
マーケティング経験をコンサル選考で評価される実績に変換する
マーケティング経験をコンサル選考で評価してもらうには、担当業務をそのまま伝えるのではなく、課題解決の実績として言語化することが重要です。コンサル選考では、施策を実行した事実だけでなく、どのように課題を見立て、成果につなげたかが見られます。
たとえば、以下のとおりです。
| 伝え方 | 内容 |
|---|---|
| 評価されにくい伝え方 | 広告運用を担当した |
| 評価されやすい伝え方 | 顧客獲得単価の高さを課題として特定し、CVR改善をKPIに設定。LP改善と広告クリエイティブの見直しをおこない、獲得効率の改善につなげた |
このように言い換えることで、単なる実務経験ではなく、課題設定力や仮説検証力、施策改善力を伝えられます。マーケティング経験をアピールする際は、「何を担当したか」だけでなく、「どの課題に対して、どのように考え、どのような成果を出したか」まで説明できるようにしておきましょう。
志望ファームごとの求める人物像に合わせて対策する
マーケティングコンサルタントの選考では、志望するファームの特徴に合わせて対策することが重要です。同じマーケティング領域でも、戦略系、総合系、広告代理店系、デジタル系では評価されやすい経験やスキルが異なります。
ファームタイプごとに評価されやすい経験の例は、以下のとおりです。
| ファームタイプ | 評価されやすい経験・スキル | 対策のポイント |
|---|---|---|
| 戦略系ファーム | 市場分析、事業戦略、ブランド戦略、経営視点での課題設定 | 施策単位ではなく、事業成長や競争優位性にどう関わったかを伝える |
| 総合系ファーム | マーケティング戦略、業務改善、DX、プロジェクト推進 | 関係者を巻き込み、実行まで進めた経験を具体的に示す |
| 広告代理店系ファーム | 広告運用、販促企画、クリエイティブ、顧客理解 | 生活者理解や施策改善を成果につなげた経験を伝える |
| デジタル系ファーム | データ分析、CRM、MA、SEO、SNS、Web広告 | データをもとに課題を見つけ、改善したプロセスを示す |
たとえば、戦略系ファームでは、個別施策の運用経験だけでなく、市場や競合を踏まえてどのように成長戦略を考えたかが重視されやすいです。一方で、デジタル系ファームでは、データを活用して課題を見つけ、施策改善につなげた経験が評価されやすい傾向があります。
総合系ファームでは、戦略立案だけでなく、業務改善やDX、実行支援まで関わった経験が強みになります。広告代理店系ファームを志望する場合は、顧客理解やクリエイティブ、販促施策を通じて成果を出した経験を伝えるとよいでしょう。
そのため、選考対策では「マーケティング経験があります」と広く伝えるのではなく、志望ファームが重視する領域に合わせてアピール内容を調整する必要があります。応募先ごとの支援領域や評価されるスキルを確認し、自分の経験をどの観点から伝えるべきかを考えておきましょう。
【MyVision編集部の見解】 MyVision編集部の独自の見解では、マーケティング経験者が選考で失敗しやすいのは、同じ実績をすべてのファームで同じように話してしまうケースです。たとえば広告改善の経験でも、戦略系では市場や競合を踏まえた課題設定、デジタル系ではデータ分析や改善プロセスが重視されやすくなります。
実績そのものではなく、志望先が評価する強みに変換して伝えることが重要です。
マーケティングコンサルタントの求人情報
マーケティングコンサルタントの求人は、企業のデジタルシフトにともない増加傾向にあります。
MyVisionでは、一般には公開されていない非公開求人や独占求人を多数保有しています。現在募集中の求人の一部を紹介しますので、市場価値の確認やキャリアの参考にしてください。
マーケティングコンサルティングの求人情報
戦略ソリューションプランナー(エンタープライズ担当)
想定年収
600~900万円
勤務地
東京都港区
業務内容
●課題の構造化と仮説立案 ┗ エンタープライズ企業の複雑な事業構造を紐解き、マーケティングにおける本質的なボトルネックを特定 ┗ データサイエンティストと連携し、統計的根拠に基づいた解決シナリオを策定 ●戦略的ソリューションデザイン ┗ 顧客の既存アセット(データ、組織、ツール)を考慮し、中長期的な統合評価基盤の構築やPDCAモデルを設計する ┗ ABM(Account Based Marketing)戦略の論理的裏付けとなるターゲット分析およびシナリオ設計を行う ●ハイレベルな提案支援(ナレッジリード) ┗ セールス担当とペアを組み、顧客の経営層や意思決定者に対し、論理的整合性と事業インパクトを両立させた戦略提案書を作成・プレゼンテーションを実施 ┗ 提案内容の再現性を高めるためのフレームワーク化や、社内ナレッジの体系化を推進する 【ミッション】 データサイエンスとコンサルティングサービスを武器に、エンタープライズ企業のマーケティング課題を「構造化」し、事業成長に向けた「解くべき問い」を定義すること 。 単なる手法の提供ではなく、顧客の経営層に対し、データに基づいた客観的かつ論理的な意思決定プロセスを設計・支援し、当社のコンサルティングビジネスにおける「勝てるロジック」を構築する役割を担う 。
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コンサルティングリード
想定年収
1,100~2,000万円
勤務地
東京都港区
業務内容
【概要】 データサイエンスおよびAIを駆使したマーケティング戦略コンサルティングにおいて、クライアントの事業成長を牽引する戦略的パートナーとして、最上流の提案から課題解決のデリバリーまでを一貫してリードしていただきます。 単なる手法の提供に留まらず、経営課題の本質を深く洞察。 サイカの持つデータサイエンスのポテンシャルを最大限に引き出し、最適なソリューションの設計・導入を具現化する、プロジェクトの「総責任者」としての役割を担っていただきます。 【具体的な業務内容】 ●クライアントの変革を牽引する戦略的パートナーシップ 経営課題への伴走と成果創出: アカウントマネージャーと密に連携し、クライアントの経営アジェンダに深く入り込みます。 単なるデリバリーを超え、組織の変革や実利としての成果創出を最優先に考えた支援を実行します。 本質的課題の洞察とソリューション設計: 顧客の表面的な要望に留まらず、その背後にある課題構造を深く理解。 データサイエンスを軸とした、サイカにしかできない最適なソリューションをグランドデザインします。 ●ソリューションの統合的活用と戦略ディレクション アセット・インテグレーション: 自社保有のデータサイエンス技術、AI、知見を統合的に活用。 顧客が直面する困難な課題に対し、多角的なアプローチでブレイクスルーを生み出します。 変革を起点としたリーダーシップ: 課題を構造化し、解決の道筋を示すことで、クライアント組織内での意思決定を強力にプッシュ。 戦略的ディレクションを通じて、顧客成功への最短距離を指し示します。 ●複数プロジェクトの統括管理とクオリティ・ガバナンス ポートフォリオ・マネジメント: 複数の大型案件や複雑なステークホルダーが絡む状況を俯瞰的に把握。 リソースの最適化を図りながら、組織全体のデリバリー品質を管理します。 先制的リスクマネジメント: 潜在的なプロジェクトリスクを先読みし、問題が顕在化する前に先手を打つ対処を実行。 常に安定した高いパフォーマンスを維持します。 品質基準の確立と継続的改善: 成果物の品質基準を高く設定し、チーム全体のデリバリーレベルを底上げするためのナレッジ共有やプロセス改善を主導します。 ●顧客起点での新ソリューション構築 コンサルティング現場で得られたクライアントのフィードバックを事業企画・開発部門へダイレクトにフィードバックし、プロダクトへの反映や新機能開発をリードする。 既存の当社アセットを再定義・統合し、クライアントの経営課題解決に直結する新たなサービスラインナップを構築・展開する。
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事業企画<KANAMEL株式会社 戦略推進本部>
想定年収
-
勤務地
東京都品川区
業務内容
KANAMELグループ(旧AOI TYOグループ)は2023年よりグループ内にFIELD MANAGEMENTブランドを発足し統一し新たな事業展開を開始しました。 コンサルティングとクリエイティブの両軸のアプローチにて、企業の課題解決にこれまで以上の提案/実行力で応えていくことを目指す中期経営計画の実現に向けた体制構築のため、新たな求人を展開します。 本ポジションは、KANAMEL株式会社(旧AOI TYO Holdings)の経営企画職の募集となります。 まずは本部長や既存メンバーとともに、企業課題の棚卸し・実行支援、重要プロジェクトの推進などを担当いただきます。 会社のビジョンを経営陣と同じ目線で考え、各事業部と連携して実現・実行していく役割を担っています。 KANAMELグループ全体が保有するアセットや強みを活用しさらに新たなビジネス戦略と戦術の設計およびアイディアを生み出すことで、ユニークかつ価値が最大化できる新規事業開発・推進をしていきたいと考えております。 <具体的な業務内容> ●事業戦略策定及び、具体施策の実行推進(M&A検討など含む) ●新規事業開発
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【AMBL株式会社】DX(UXD・INT1) / Webディレクター
想定年収
450~1,200万円
勤務地
東京都港区
業務内容
●デジタル戦略の策定と実行 WebサイトリニューアルやSNS活用に留まらず、クライアントの事業目標達成に向けた包括的なデジタルマーケティング戦略を立案し、実行をリードします ●PMO機能 顧客へのヒアリングから要件定義、UX設計、デザインコンセプト策定まで、上流工程を主導し、社内外のデザイナーやエンジニアを含むプロジェクトチーム全体のパフォーマンスを最大化します ●優れたユーザー体験の設計 ユーザーリサーチ、ジャーニーマップ、サイト構造、ワイヤーフレームの設計を通じて、データに基づいた最適なUI/UXを設計し、ビジネス成果へと繋げます ●品質・工程・収益管理 デザインと技術実装の品質を担保しつつ、プロジェクト全体のスケジュールと収益性を管理します。 ●クライアントとの共創関係構築 クライアントの担当者と深く連携し、時に新任担当者の教育も行いながら、信頼に基づく長期的なパートナーシップを築きます。 ●チームと組織の成長への貢献 マネージャー候補として、チームメンバーの育成、1on1などを通じた成長支援、および事業部全体の業務改善を推進します クライアントの事業に深く貢献すること。それは、机上の空論だけでは決して成し遂げられません。私たちは、現場の最前線で培われた確かな制作ディレクション経験こそが、全ての戦略の礎になると信じています。 ぜひ、あなたのその実践知と私たちのリソースを掛け合わせ、共にクライアントの未来を創造していきましょう。また、必ずしも常駐が必須ではありません。プロジェクトのジョインは適性や現在の状況などを踏まえ、個々に検討しています。 案件事例 ・大手時計メーカーのグローバルサイトのPMO支援及び改善 ・大手製粉メーカーの業務効率化を図ったアプリ構築 ・大手製造業のAIナレッジマネジメントシステムの構築・エンハンス開発 ・大手テーマパークのBIツール構築 ・大手保険業のウェブサイト運用及び改善 ※あくまでも一例のため、下記以外にも案件が多数ございます ・保険受付システムの新規構築〜運用・改善提案 業界大手の保険会社のデジタル化施策として、様々な保険商品の受付システムの構築やサービス紹介サイトの制作を担当。 リリース後は多様なプロモーション施策の結果を元にした、UIの改善提案まで行う。 ・大手通信キャリアのクリエイティブ制作 法人向けサイトの制作、コンシューマー向けのパンフレットやムービーなどのクリエイティブ制作など様々なプロジェクトにおいて、要件を具体化する上流工程から実制作まで一連を担当。
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【人事責任者候補/1人目人事】115兆円のAI×マーケ市場で、事業と組織の両軸を動かす(正社員)
想定年収
480~750万円
勤務地
東京都千代田区
業務内容
・事業戦略に連動した採用戦略の設計・推進(中途・新卒・国内外) ・評価制度や報酬制度の設計と運用 ・組織カルチャーを浸透させるための施策の企画と実行 ・事業部HRBP(CS・営業・データ・エンジニア等の責任者と並走した組織課題の発見〜解決) ・経営陣やマネージャーとの連携によるチーム組成と最適化 ・採用広報やオンボーディング施策の企画 ・1人目人事として必要なオペレーション・仕組みの設計・運用 ●このポジションの特異性 求めているのは、制度を整える「管理人事」ではありません。 事業を理解し、経営・現場と並走しながら、攻めの採用と組織づくりを推進できる「事業と組織の両軸を回せる人事」です。 ・1人目人事として、人事機能をゼロから設計できる希少な機会 ・経営層(CEO・COO)や事業責任者と日常的に議論しながら、事業に直接インパクトを出せる ・採用・評価・カルチャー・HRBPまでを一気通貫で経験できる ・急成長AIスタートアップで、自分の意思決定がそのまま組織の未来をつくる ●AIを前提に働く環境 私たちはAIを前提に働くチームです。単にツールを使うのではなく、AI時代における勝ち方そのものを現場で学べる環境です。 ・自社プロダクト:ENSOR ・社内活用AIツール:Claude / Gemini / GPT / Antigravity / Cursor / GitHub / Notion / Slack / BigQuery / Canva / Figma / Notta
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マーケティングコンサルタントへの転職はMyVisionにご相談ください
マーケティングコンサルタントへの転職を検討している人は、MyVisionにご相談ください。マーケティングコンサルは、戦略系・総合系・広告代理店系・デジタル系など、ファームによって求められる経験や選考で見られるポイントが異なります。
MyVisionは、コンサル転職に精通したキャリアアドバイザーが、これまでのマーケティング経験や志向性をもとに、相性のよいファームやポジションを提案可能です。職務経歴書の添削や面接対策、ケース面接対策まで支援するため、マーケティング経験をどのように伝えれば評価されるか悩んでいる人にも適しています。
マーケターからコンサルへ転職する場合、自分では強みだと思っていなかった経験が評価されることもあります。まずは情報収集の段階でも問題ありませんので、マーケティングコンサルタントへの転職可能性を知りたい人は、MyVisionにご相談ください。
まとめ
マーケティング、コンサル、マーケティングコンサルは、いずれも企業の成長に関わる仕事ですが、担当する目的や関わる相手、求められるスキルには違いがあります。自社の商品・サービスを長期的に育てたい場合はマーケター、経営に近い課題解決へ関わりたい場合はコンサル、マーケティング経験を活かして複数企業の支援に広げたい場合はマーケティングコンサルが選択肢になります。
マーケティングコンサルタントを目指す際は、自身の経験がどの支援領域に活かせるかを見極めることが重要です。広告運用やデータ分析、商品企画、営業企画などの経験は、伝え方次第でコンサル選考でも評価される可能性があります。担当業務をそのまま伝えるのではなく、課題設定やKPI設計、施策改善のプロセスとして言語化することが大切です。
マーケティングコンサルタントへの転職を検討している人は、MyVisionにご相談ください。MyVisionでは、コンサル転職に精通したキャリアアドバイザーが、経験の棚卸しから応募先選び、職務経歴書の添削、面接対策まで一貫して支援します。情報収集の段階でも相談できるため、自分の経験がマーケティングコンサルでどう評価されるか知りたい人にもおすすめです。
マーケティングコンサルに関するFAQ
マーケティングコンサルに関する質問に回答します。
Q1.マーケティングコンサルタントは未経験から転職できますか?
マーケティングコンサルタントは、未経験から転職できる可能性があります。ただし、完全未経験よりも、マーケティング、営業企画、事業企画、データ分析、広告運用など、親和性のある経験を持つ人のほうが評価されやすい傾向です。
選考では、マーケティングの知識だけでなく、課題を見つける力や数値をもとに改善した経験、関係者を巻き込んで成果につなげた経験が見られます。未経験から目指す場合は、これまでの経験をコンサル選考で評価される形に言い換えることが重要です。
Q2.マーケティングコンサル会社のランキングはありますか?
マーケティングコンサル会社を比較するランキングはありますが、順位だけで優劣を判断するのはおすすめできません。企業によって、戦略立案、デジタルマーケティング、CX、ブランド戦略、実行支援など、得意とする領域が異なるためです。
転職先を選ぶ際は、知名度やランキングだけでなく、自分の経験や今後伸ばしたい専門性と合うかを確認しましょう。たとえば、データ分析やCRMを活かしたい人と、ブランド戦略に関わりたい人では、適したファームが変わります。
Q3.マーケティングコンサルの費用相場はどのくらいですか?
マーケティングコンサルの費用相場は、依頼する支援内容や契約期間、コンサル会社の規模によって大きく異なります。市場調査や戦略立案のみを依頼する場合と、施策実行や効果検証まで伴走してもらう場合では、必要な費用も変わります。

